明けましておめでとうございます。今年も志水です。
近所のショッピングモールで年末年始の福袋の売り手が足りないという急募の求人を見て、これはオレが立ち上がるしかないだろう!(稼ぎたいだけ)と意気揚々に応募したら、面接で落ちました。
原因はやはり顔でしょうか。整形外科でリアル福笑いを考え始めた次第です。
そんなこんなで年末年始暇人となってしまった私は、狂ったように映画を見ることに決めました。
しかし、外に出るにも車を売ってしまい、大雪原に取り残されている私はiTunesで映画をレンタルすることに。
そう、なんと私が二輪車にまたがっていた間にTSUTAYAやGEOに行かずにネット上で映画をレンタルする時代になっていたのです。
最新作や人気作、期間限定で100円で借りられる作品、スタッフのおすすめなどズラリと並んでいます。
正月にふさわしい映画はどれだろうかと予告編を見ながら吟味していると2時間ぐらい経っていました。知らぬ間に時をかけてしまったもしくはデロリアンに乗っていたのだと思います。
そんなこんなで正月休みに見たい個人的にオススメな映画を10作品紹介します。というより正月や映画に限らずこういう記事を書いてみたかっただけです。気分は有村崑です。
iTunesだけではなく、amazonプライムで見ることのできる作品もあるので、会員の人は無料で見れるかもしれません。(私は気づいたらプライム会員でした)
1. LIFE
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『生きている間に生まれ変わろう』というキャッチコピーがまずぐっと来る作品。
さえない主人公が長年働いたデスクを飛び出して勇気ある行動へ出るというベタな流れですが、途中途中の妄想ユーモアと背景の迫力で飽きなくスラスラ物語が進んでいきます。
スラスラ過ぎて映画通の人には少し物足りないかもしれません。
しかし、思い切った人生を送りたいと思いながらも、そうできなかった主人公が変貌していく様は新年早々1歩踏み込む勇気をくれそうです。
頭の固い上司に新年のあいさつとともにプレゼントしたい一作です。
個人的には社会から本当に飛び出すこともかっこいいですが、疑問を持ちながらもしっかり社会に従事している人もかっこいいと思います。
2. きっとうまくいく
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至極のインド映画。
あらすじを説明できないほどコメディ・ドラマ・ミステリー・ミュージカルなどすべての要素を1つにまとめたような作品。
3時間ぐらいあるので途中疲れる人も多いかもしれませんが、どんどん新たな展開へとつながっていき、退屈せずに見ちゃいます。ところどころの伏線回収も見事です。背景のラダック地方と思われる景色が綺麗で吸い込まれそうになります。
インド映画見たことないという人には1本目として特にオススメですし、見たことがあるという人もインド人のエネルギーで新年から元気が出ること間違いなしです。All is well!
ちなみにダンス要素はないですが"めぐり逢わせのお弁当"というインド映画はカレーが美味そうでオススメです。
ちなみにちなみに細かすぎて伝わらないモノマネ第20回大会の弾丸ジャッキーのネタもオススメです。キマカレチョマカレ
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真田丸で話題の堺雅人主演のゆるくあったかーい雰囲気の作品。個人的に一番好きな邦画です。
南極での男達の共同生活の物語なのですが、男子が群がれば年がいくつになってもアホな様子には無意識にフフッと笑わされてしまいます。
そして原作本もそうですが、美味そうな飯がバンバン出てきます。ご飯を作ってもらう幸せも感じられるので、そこの好感度上げたい系女子はご飯前に彼氏にこの作品を見せると必ずや評価が上がるでしょう。
最後にどんでん返しが待っているとかそういう映画ではないですが、妙な満足感があります。今年もお腹が鳴るなり法隆寺。
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聞いたことがない人がいないぐらいの超有名作品。
悪魔のような上司にこき使われながらも成長していく女性のサクセスストーリー。この手の映画はたくさんありますが、全てこれを参考にしている気がする程。なによりアン・ハサウェイが超絶美人、サイコウ。
知らない世界で働くということ、仕事を理解してきた時の楽しみと挫折、上司同僚との関係性、プライベートとの両立、、、仕事をするということを考えさせられますし、仕事をする楽しみを思い出させてくれます。
よくわかりませんが、これを見ると自分が仕事できる人間になった気がするので不思議です。これを見てオシャレをして仕事始めに向かいましょう。きっと初っ端から上司に怒られます。
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全身麻痺の大富豪がスラム街出身の黒人を介護人として雇うことから始まる人間模様を描いたフランス映画。
アメリカ映画のように物語の1から10をドカーンと映すのではなく、2から7までをフワッと映すようなところがフランス映画の好きなところです。
両者孤独だけども2人そろえば最強、しかしやはりふと思い出す孤独、最後のほうはさらりとした涙が出そうでした。
これを見ると2017年は人に優しくできそうです。
話は変わりますが、フランスの黒人と聞くだけでジブリル・シセを思い出すのは私だけでしょうか。
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上記で書いたような、1から10までドカーンバカーンキャーと描くアメリカヒーロー映画。
スパイダーマンやファンタスティックフォーのように特殊能力で戦う系ではなく、凡人ヒーロー物語。
ヒットガールや挿入歌の可愛い感じでバッタバタ敵をなぎ倒していくのは見ていて爽快。正月休みくらい深いこと考えないで頭パーにしてスッキリしたい人にオススメです。
ちなみに私もいつ悪が現れてもいいようにベッドの近くには鈍器を隠してあります。
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名作中の名作。
映画が好きという方のほとんどは見たことがあると思います。
冤罪によりショーシャンク刑務所入りしてしまった有能な銀行員が、刑務所内での様々な葛藤と闘いながらも希望を捨てずに生きていく物語。
モーガン・フリーマンはなぜこんなにもいい味だせるのでしょうか。あのしわには味の素でもつまっているのでしょうか。かっこいいです。
終盤の展開はこれぞ映画な感じで最高。新年からこんなの見ちゃったら特殊能力”逆境〇”が付くことでしょう。
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酉年ということでアヒルと鴨。主題歌は昨年ノーベル文学賞受賞のボブ・ディラン。
伊坂幸太郎のミステリー小説が原作。原作のほうが面白いのは百も承知ですが、あれをこんなに上手く映画にできるものなのかと感動した作品です。
大学生の主人公がとなりに住んでいる男と本屋を襲うことになり、物語が進んでいきます。
え、なにこれどういうこと?ってかあれ誰?どうなっちゃうの?という疑問が後半に次々と晴れていき、明らかになったそこには切なすぎる物語があります。頭使う映画が好きという方にオススメです。
それにしても年を越しても鴨そばなんていいですね。
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ジムキャリー演じる頭が固い男が、拒まずに全てを受け入れたらどうなるのかという作品。
ちょっとあぶない宗教臭いのが出てきますが、受け入れることの大切さ、やっちゃえやっちゃえという勇気を改めて教えられます。バカだけどちょっとためになるような映画です。
さあ、あなたも今年はYesと言ってみましょう。
飯おごってくれる?
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トムハンクス主演のフォレストガンプという男の半生を描いたアメリカ映画。
キャッチコピーは『人生は食べてみなければわからない、チョコレートの箱と同じ』
幼いころの話、家族と恋人、紛争、生と死、人生とは、間の抜けたフォレストの人間臭いところが見ていて胸に刺さりますし、走るというところに一貫したロマンを感じます。
具体的にどんな映画かと言われれば上手い言葉がないのですが、見終わった後には自分も走り出したくなるような作品です。
酉年なので飛躍の方が合っているかもしれませんが、地に足をつけて新年も走り抜けましょう。
いかがだったでしょうか。
レンタルではなく、劇場でもいい作品がたくさんやっています。
私もこの間劇場で『君の名は。』を見に行きましたが、前の席のおばちゃんがウソのように要所でデカいゲップをするので集中できませんでした。
あとは、これも面白いよというオススメ映画があれば年賀状に書いて教えてください。
そんなことより正月休みなんて終わってもう仕事だよボケ!とお思いの方へ。
その仕事、私にくさだい。ワタシ、シゴトシタイ。
次回「こんなことやってる場合じゃない、インド行こう」