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さて行きますよ、悟空、沙悟浄、猪八戒、そして三蔵法師(ジャイサルメール)

こちらでは十中八九ネパール人と間違われます志水です。

 


ブージから砂漠の都であるジャイサルメールという街にやってきました。

 

 

南インドからガンガン北に登ってきていたため、こちらの夜は寒く、移動の夜行バスは地獄でした。


インドのバスには暖房なるものはもちろんなく、隙間風というには強すぎるT.M.Revolutionも驚きの風量がバス内を包んでいました。
それにしても妖精たちが夏を刺激するとはどういうことなのでしょうか。

 

そんなこんなで極寒の北海道から来た私ですが、見事に風邪をひいてしまったのです。

 

ジャイサルメールに着くなり、ホテルにチェックインするなり、コロ助なり。
ベッドに突っ伏してブサイクがカワイイ子を捕まえる方法に思いを巡らせながら回復を待っているとなんと3日も経っていました。

 

この世で最も恐ろしいのは先生でも雷親父でもなく時間です。

 


完調にはまだ程遠いものの4日目からようやくこのかっこいい街ジャイサルメールを歩くことができました。

 


砂漠地帯の中にポツリとある都市。
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真ん中の丘に城があり、それを取り囲むように城壁が。そして石で細やかに作られた城下町が広がっています。
少し観光地という感じもしますが、ゆっくりしていて現地人もそこまで擦れていなくいい感じです。

 

街を眺めているだけで、カッケェなあと声が出てしまいます。

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気分はアラバスタです。カラカラのおっさんみたいなジジイはそこらへんにたくさん転がっています。

それにしてもあの時のMr.4vsウソップ戦が1番好きだガネ。

 

 

贅沢にパキスタン側の砂漠にも行ってきました。


ラクダちゃんに乗ってえっこらえっこら歩きます。

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アフリカとかに比べればクソみたいな砂漠らしいですが、砂漠バージンの私は少しの規模でもおおっ!と声をあげてしまいました。

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何でも幸せのハードルが低い方が人生幸せな気がします。風邪が治り、健康なだけで幸せを感じています。健康第一世田谷食品

 

砂漠の砂は本当に細かくて液体のように動いていきます。水分がないのに水のようです。何を言っているのでしょうか。
兎にも角にもさらさらと触っているだけでなんだか癒されてしまいます。

 

出張で来ている砂漠の踊り子の舞は全く理解できませんでしたが、ついでにその日は満月で砂漠のキレイな夜も楽しめましたガネ。

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城壁もカッコよくて、夕日もキレイ、ラッシーやフルーツジュース屋も充実。ローカル食堂とWATAMIがもう少したくさんあれば最高の街でした。

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今度はここに誰がと、いや、ミスバレンタインデーと来たいです。

 

 

次回「デリーケート」

塩がちょ(カッチ)

好きな飲み物はチャイとカツゲン、志水です。

 


インドのチャイで一服する文化が大好きです。
どの売店でもチャイが10〜20円で売っていて、少し寄って小さなコップでちびちびのんでまた歩き出す感じ。無理とはわかっていても日本にも欲しいです。

 

そもそもチャイって響きがいいですよね、女の子が好きなわけです。フラペチーノやマカロンが流行るのも響きがいいからでしょう。
しかし個人的には響きよりも本質を重視したいです。

 

 

 

そんなこんなでインドの最も西のバルタン星人のハサミのごとく飛び出ているカッチ地方にやってきました。

 


ここに来た理由は真っ白な塩原が広がる地域があると聞いたためです。


塩原というと、ボリビアのウユニ塩湖がメジャーですが、このカッチは私の大好きな言葉である"マイナー"な場所とか"玄人"向けと聞いて一つの目的地にしていました。

 

やっぱり玄人はかっこいいですよね、負けん気の強い越野だったり上手さがある高砂だったり。

 

 

拠点であるブージという町に着くなり英語が通じづらくなっていて、田舎に来たなあと感じます。

 

そこで、細かい会話はどうでも良くて、"インドで目的地の名前だけ連呼していればそこに着けるのか"という企画を緊急実施することにしました。

 

 


土地の名は。

『ホワイトラン』

 

 

バスターミナルでそこら辺の人に連呼してみます。

ホワイトランホワイトランホワイトランホワイトランホワイトランホワイトラン

 


指であっちだとかこのバスに乗れとか沢山のヒントをもらえました。

 

その中で頷きながら「ジープ100ルピー」と連呼しているおじちゃんがいたので早速ホイホイついて行きました。

 

 


ジープは荒野に伸びるまっすぐな道を行きます。
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よくわからないところに降ろしてもらって、よくわからない朝の焚き火にあたりながら再度連呼します。
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それっぽいバスが来たので連呼しながら乗ると、それっぽい雰囲気になってきました。

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気づけばそれっぽいゲートに着いて、
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それっぽい道をとぼとぼ歩いていくと
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着きました。

 


インドは道を騙して料金上乗せしてぶんどる人が多いという印象でしたが、田舎では土地の名を連呼するだけで着くのです。
インド人最高。

 

 

それにしても真っ白な塩原がずーっと続いています。

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何がいいって他に人が数人しかいないこと。

さすが玄人向け。

 


しかし夕暮れ時になるとインド人がこぞって来てフェス状態に。

 


夕暮れ時は人がたくさんですし、塩原も白くないので、朝か昼がおすすめです。

 

 

 

土地の名を連呼してただけなので泊まるところの予定を決めずにきてしまっていたのだけは後悔でした。


ここはリゾート地として建設真っ只中らしく、1泊4000ルピーとかしてしまう始末。
またまたーと他に行っても同じ始末。

日が暮れていたのでとなり村にいって何とか2000ルピーで手を打ってもらいましたが、まあ高い高い。
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生まれ変わるならドバイ大富豪のイケイケ息子にしてくださーい!と叫んだのは言うまでもありません。

 

 

帰りもありがたいことにヒッチハイクですんなりと帰ってこれました。

トラックの運ちゃんとの言葉の通じない中での会話とか車内の雰囲気もなんだか田舎な感じで幸せでした。

 


塩原から帰ってきた総合的な感じだと、英語が通じづらい土地の方が人が優しいです。

親切すぎるぐらいです。


ぎゅうぎゅうのローカルバスに乗っていたら、急に止まって運転手に名指しで降りろと言われ、他の乗客もニヤニヤしていて、なんだこれ腹立つなと思っていたら、「お前はゲストだ、まぁチャイでも飲みなさい」と奢ってもらってしまう始末。乗客のみんなも公認だったのです。
なんて優しいのでしょう。

 

 

 

 

帰り際、連呼することをやめたからか、急に土地の名が思い出せず、涙と共に拳を開くと、

『すきだ』

と書かれてており、?となった次第です。

 

瀧くんごめんなさい。

 

 

 


次回「全全全部カレー」

テレビもねぇラジオもねぇカレーとウンコをぐーるぐる(ムンバイ)

トイレットペーパーの重要性を説きたい志水です。

 


用を足した後、左手でお尻じゃぶじゃぶして洗うのまではわかりました。

しかしそのベチャベチャのお尻はどうしたら良いのでしょうか。

 

どうしようもなく、えいっ!とパンツをあげてますが、その浸水具合はいかんせん厳しい状況です。

 

 


さて、夜行列車を使ってインドで最も大きな都市であるムンバイへ到着しました。

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その夜行列車がなんとまぁカオスだったのです。

 


指定席がいっぱいで、ジェネラルシートという自由席を買って電車を待っていると現地の大学生達が話しかけてくれました。

 

「どこから来たの?」
「日本はどんなところ?」

地震は大丈夫だった?」
「インドはこんなのが有名でこれが美味いよ!」
「日本人で1番綺麗な女性は誰?インド女性はどう?」

 

お互い英語がちぐはぐなのであまり深い話はできませんでしたが、それでも嘘のない笑顔で話してくれて、いい時間だなあとしみじみ。


しばらく話しているとリーダー格の青年が「チャイでも飲もうよ」と誘ってくれ、

なんだかここはオレが出したいなあとお金を出すと、

「いらないいらない、その代わり日本に行ったら奢ってよ?ニヤリ」

と逆に奢ってもらってしまうハッピーエンディング。

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幸せすぎて何故かハゲています。

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日本では影と呼ばれている私もインドでは色白に見えます、本当にダンニャバード。

 

 

 


チャイでホッと一息ついたのもつかの間で、電車がトウチャク。


すると強力磁石に引き寄せられるように、ホームにいた人全員が列車入り口へ突っ込み、揉みくちゃに。
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大学生達と共に戦いましたが、もちろん座れず、連結部分の隙間に投げ出されました。

 

 

 

しょうがないかと諦め、そこに座って寝ていると、肩に違和感が。

 


目を開けるとなんと肩に人が座っています。

 

 


みなさんは起きたら肩に人が乗っていたことがありますか?

 

 

 

途中の駅でさらに大勢が乗り、人の上に人が重なり、ライブ最前列状態となっていたのです。
信じられないことにトイレの中にすら人がぎゅうぎゅう。

 

 

 

 

これで9時間は辛すぎると失神しかけていた時、目に入ったのは、次の駅で待つ大量の若い人々。

 

 

乗車率100%をゆうに超えている電車にこれ以上入れるのかと人の乗った肩を震わせていると、想像通り彼らは突入してきました。

 

それに加え、彼らはクリケット大会で優勝したらしく、トロフィーと副賞であろうスイカを大量に持ってきている始末です。


スイカが人の隙間に挟まって身動きすら取れません。

 

 


テトリスだったら完全にみんな消えている状況で1人の若者は言ったのです。

 

「スイカは美味しい、好きですか?」

 

スイカにこんなに怒ったのは初めてです。

 

 

 

人によしかかられ、よしかかりながらなんとか9時間過ごしました。
これからインドに行く方、自由席には自由はありませんのでメモしておいてください。

 

 

そんな中ですらみんな笑っていて、インド人っていいなあと思い、人を信じ切っていると、到着したムンバイでさっそく騙されそうになりました。

 


インドは難しいです。

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最後に。

この国では左手でケツを拭き、その手でカレーを作り、右手で食べます。
そして両手を合わせてナマステ。

 

カレー味のウンコがいいか、ウンコ味のカレーがいいかという愚問を投げかけてくる輩がいると聞きましたが、
本場では全部カレーで全部ウンコです。

 

 

次回「人のいないところなどない」

インドまで来てビーチかよ(ゴア)

ネパール人とよく間違われる志水です。

 


インドに来て1週間経ちましたが、未だに腹を壊していません。
このOPP人間がこんなことあるのでしょうか、奇跡です。
これはもう遺伝子を疑うレベルです、胃腸がインド寄りです。

 

 

さて、岩と神殿の世界遺産ハンピを早々に後にし、インドでビーチと言えばというゴアにやって参りました。

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正直ハンピにもうちょっといればよかったです。なぜ逃げるように出発したか全くの不明です。
何から逃げているのでしょうか、旅行に来ている場合ではないという現実でしょうか。

 

 

ゴアのあるビーチに着くや否や
「ニホンジン!コンニチハ!ハッパ?オンナ?ヤスイヤスイ!」

 

日本人がここで悪いことしているらしいことがすぐにわかりました。

 

パーティピープルの香りがしたので、速やかに日本人のいないようなビーチへ移動。

 


時はビーチのハイシーズン、そしてちょうど国民の休日を含む週の土曜日とあってどこの宿も満室。
空いていても安宿で一泊4000円とか言われてしまいます。(1000円以下が普通)


そんな感じで困ってビールを飲んでだらだらしていると、隣のお土産屋のおっちゃんが、「困ってんのか、オレんちなら2泊で1700円でいいぞ」と。

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人ん家は怖いと思いつつも、少し迷ってブルジャール(そのおっちゃん)にお願いすることに。

 

家に連れて行ってもらうと、インド式アパートらしく、ベッドルームの他に一室あって、あとはキッチントイレが付いている思ったよりもキレイで安心安心100人乗っても大丈夫そうでした。

 


ブルジャールの店が終わるまでビーチやらナイトマーケットやらをぶらぶらしているとなんだか涙が流れて来ました。
そう、君の名が思い出せないのです。

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本当の悲しみの理由はリゾート地に1人で来るもんじゃないと気づいたから。

よく考えると地獄です。

 


変な嫌悪感を吹っ飛ばして日本人のパーティピープルのいる方にすればよかったです。

とりあえず海はキレイでも汚くもない感じで現地人がはしゃいでいました。
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いとしさと切なさとが混じりながら、とぼとぼブルジャール家に戻ると知らない男×2が。

一緒に働いているサリームと、店に布を卸しているアタームも泊まるとのこと。

 

 

そして晩飯はなんとチキンが食いたいという私のリクエストにも答えてくれてチキンカレーを作ってくれたのです。
感謝の味だからか、単純に料理が上手いのかはわかりませんが、レストランで食べるより美味かったです。産休産休。

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しかし、そんな感謝の中でも私は、

 

起きたら貴重品が無くなっているのではないか、最後にとんでもないお金を請求されるのではないか、全員に羽交い締めにされて犯されるのではないか、スリーメン30分とかやらされるのではないか。

 

という不安が常にありました。

 

 

 

しかし、別れ際まで特になにも起こらず、

むしろ「また来る時はぜひ連絡してくれ、おれも日本に行く時連絡するぞ」と言ってくれるのです。

 


その時ようやく疑っていた自分を恥じました。
なぜ親切にしてくれている人をそんな目でみてしまったのだろう。


がっちり握手をして、またねと。
インド人、やっぱりいい人ばかりです。
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次はゴアを離れて最も栄えているムンバイへ移動します。

 

 

次回「福神漬けが欲しい」

ギニューさん、ここはどこですか(ハンピ)

どこで聞いても宇多田ヒカルは様になるよね志水です。

 

 

邪道かもしれませんが個人的にはfinaldistanceのm-fro remixが好きです。

 


それにしても当時15歳の女の子が"最後のキスはタバコの香りがした"と書くとはどういう神経しているのでしょうか。
私が15歳の頃はシャーマンになろうと必死だったと言うのにどこで差がついたのやらです。

 


そんなこんなでインド第3の都市ベンガルールを後にし、世界遺産ハンピへ。


夜行列車を使ったのですが横になれるシートでその額なんと約400円。
そこの電車男、切符も女も買うなら今ですよ。


列車はなんと30分しか遅れず到着し、車内には南インドっぽい優しい空気が流れています。
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到着駅からハンピまで行く際、バス会社っぽい人に尋ねました。

 

志水「これはハンピ行きのバスですか?」

 

男A「そんなことよりこれ見てくれよ、ベルトが壊れてズボンがずり落ちちゃうんだ。ダッハッハ」

 

志水「相手にならんわ。すみません、これはハンピ行きですか」

 

男B「いやズボンやばいだろ、ヒャヒャハハ」

 

インド人を理解するには時間がかかりそうです。

 

 


ハンピへ着くと、そこは観光地。
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欧米のバックパッカーがゾロゾロリと解決しています。

 

 

それもそのはず、岩山と遺跡の往復ビンタ、すげえいいところです。
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岩岩岩。
どこまでも広がっている様はドラゴンボールの戦いのシーンっぽいです。

チャオズもここで自爆したと巷で有名です。嘘

 


インド人の観光客も多く、色んな人たちと仲良くなれました。
本当に写真好きの人種です。
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というよりインド人めっちゃいい人ばかりで最高です。
目が合うとニコってしてくれますし、移動や宿泊でも私のbe動詞レベルの英語を丁寧に聞き取ってくれて助けてくれます。
バス待ちでもチャイを飲んでてもニコニコ会話して握手してまたねです。

 

神龍様、どうか西インド、北インドもこの調子でお願いします。ギャルのパンティも欲しいです、お願いします。

 

 

次回「トランクスの登場シーンで今までなんだったんってなる」

喉元過ぎても辛いわボケ(バンガロール)

早速カレーに飽きた志水です。

 


まだインドに来て3日目なのですがこんな調子でいいのでしょうか。

 

 

インド第3の都市であるベンガルール空港に着いて外に出ると、


ホコリっぽいような、スパイスのような、よく言い表せない他国の匂いが。

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「よっしゃ海外来たぞー!楽しむぞー!」というような気合いは全く湧き出てこなく、
「あーまたアジアに来てしまったなー」と思うだけで、ウキウキ度は60%ぐらいなものでした。

 

 

しかし、空港から駅に向かうバスで、料金徴収のおばちゃんに2000ルピー払うと、お釣りは1766ルピーなはずが1700ルピーしかくれなかったのです。

あとは「はいはい」みたいな感じであしらわれたのです。


なめられちゃアカン、冬はやっぱりサビーナの精神にのっとり、


「ちょ、ちょ待てよ!」とクールに物言いしていると、私の後ろに乗っている数人がうるさくておばちゃんの声が聞こえない始末。


振り返るとその数人は何やら私に呼びかけていたらしく、「おばちゃんは細かいお釣り持ってないんだ!細かいのができたら後でくれるから安心しろ!」とずっと大声で説明してくれていたのでした。


私が恥ずかしながらもダンニャバードで承知すると、「どっから来た?」「日本か、そうかそうか」「インドは広いぞ、ガハハ」と。
そもそもその数人も知り合い同士ではなさそうだった。

 

インドの"危ない"というイメージが吹っ飛び、
おかげでウキウキ度が120%へと上がったのでした。

 

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街は賑やかという表現では収まらず、やかましい。

 

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壁にはおじちゃん一覧のポスター。

 

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市場はカラフル。

 

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牛チャンはしっかり崇められてます。

 

 

 

 

そんなこんなで戸愚呂120%になったはいいものの、毎日カレーを食べ、だらだら歩くのみで、なんだか結構暇です。

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"国を肌で感じる"ということ以外これといって目的を作ってこなかったことを後悔しています。

 


インド人にはなぜかジーパンがずり落ちてパンツではなく半ケツが見える人がたまにいます。
これも暇じゃなかったら気づかなかったことでしょう。めでたしめでたし。

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南インドはみんな優しくてなんだかつまづかなそうです。

これから人間の樹海である北インドへ徐々に向かいます。

 


次回「昔幽遊白書のゲームハマったよね」

インドは黄色マスしかなさそう

洋楽好きな女の子は彼氏持ちだろうという偏見を持っている志水です。

 

 

だいたいは彼氏の影響でしょう。

 

そんな感じで音楽で女の子を勝手に分類するのが好きです。

 

歌が入っていないのを聞く女の子はオシャレ。

EDMが好きな女の子はとにかく乾杯がしたい。

ジャニーズ好きは文科系出身。

対してEXILE系が好きな女の子はスポーツ女子、おまけにすぐ泣きます。

椎名林檎が好きな女の子は泣きません、でも変なところで泣きます。

西野カナとかaikoを聞く女の子は男との別れ際はあえてクールに済ませたい派だと思っています。

そんな中で私はチャゲアスゲスの極みが好きな女の子が魅力がすごいですし、なにより寛容そうなのでオススメです。

 

あくまで個人の偏見です。気分を害した人がいたとしたら少し当たっているということでしょうか。何にせよ序盤から申し訳ありません。Say Yes

 

 

 

 

 

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そんなことで、明日から2か月ほどインドネパールへ行ってきます。

 

観光ビザ、親父のおさがりの地球の歩き方、多量のビオフェルミンしか準備したものはありません、ノープランもいいところです。

 

しかし、そんな不安な状況はわざと作ったといっても過言ではありません。

そのぐらいの方が生きる力が試されますし、盗まれるものも少ないしあっちでいろいろ買えるからです。

 

楽しみとともにビビっています。

昔のように地球の歩き方をしわくちゃにポケットに入れていこう。

 

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人間の森を言われているインド。木を避けては森を歩けないように、インドを歩くには人は避けては通れないんだとか。

いいないいな人間っていいなと思って帰ってくるか、人を信じるということができなくなって帰ってくるかの2択です。

 

帰ってきてしばらく更新がなかったら後者だと思ってください。

 

 

 

今回は凝り固まった日常の隙間に行くわけではないので、非日常に新鮮味が少ないかもしれませんが、

モットーのひとつである ”死ぬ以外のリスクは寛容に”(今考えた)にのっとって楽しんで来ようと思います。

 

とにかく帰ってきた直後に私と左手で握手しましょう。きっとクミンの香りがするはずなので。

 

 

 

明日は一日移動となるので、フィリピンに行った時のように慌てないようにしたいです。

kokorozashimizu.hatenablog.jp

 

したっけ行ってきます。

 

 

次回「ビートルズを聞いている人は自分の世界をもっている」