うどん3玉が1食分、志水です。
石巻市から松島町を通り、仙台に3日滞在していました。
日本三景の一つである松島は人がたくさんでしたが、ゆったりきれいでした。
個人的には混んだ遊覧船で海から見るよりも雄島とかの島に入って散歩がオススメです。20分もあればゆっくり見れる範囲ですし。
「松島や、あああ松島や、松島や」
字余りにするだけで叫びが聞こえてきますね。
そしてあっさり仙台へ。
仙台と言えばあの伊達政宗です。仙台の街並みを見下ろすように馬乗りしてます、かっけえです。
独眼竜。片目と言えば私は豊玉戦の流川しか思い浮かびませんでしたが、政宗君もでした。
仙台グルメはベタですが下の２つを。
ずんだ餅がそのまま入ったたい焼きなるものが売ってたのでつい。枝豆のあんは変に豆っぽくなく、ズッシリとしていて甘さがしっかり、餅との相性最高。名物だからとかではなく普通に美味でした。
ちなみに私は幼稚園の頃しりとりで「ず」のときはどこから仕入れてきたのかずんだ餅と言っていたそうです。
牛タン
仙台には牛タン屋さんがなまらあります、その様はススキノの風俗街そのもの。名物だからといって観光客向けではなく現地の人もたくさん利用していました。
店によって熟成の仕方や焼き方が違うそうです。ススキノの方はサービスが違うそうです。
厚さ、噛むほどの旨味、焼肉のそれとは全くの別物です。ネギたっぷりのテールスープと麦ご飯も一緒に。美味すぎて無くなるのが怖く箸を止めてしまったとき、舌で舌を味わうとはなんだか変態だなと考えてしまいました。
仙台の宿は泊まりたい宿の1つであるゲストハウス「梅鉢」さんにお世話になりました。
行った日からいま2階にバルコニーを作ってるところなんだけど、途中だけど外で飲まないかいと。
たくさんの地元の方々がちょっと寄ってお酒を飲んだりゆっくりしたり。
熱燗とウニ、鴨肉、酒盗クリームチーズ、ばくらい、その他もろもろをいただいてしまいました。どれもまぁ美味い。
それもそのはず、オーナーのマサキさんは元調理師だったそうです。とてもラフで話しやすく、先輩のよう。その時点で良い宿だと思いました。
「北海道は山がきれいでいいですよー」そんな話をしていると明日知り合いと山行くけど一緒に行く？と。
なんというありがたい言葉でしょう。
北海道ばかりで本州の山は登ったことがなかったので色んなところに登りたいと思っていて、チャリンコに山靴まで積んできていて、どれだけ使わずに荷物にしてきたか。そろそろ線路際に揃えて置いておこうか思っていましたがようやく出番が来ました。
その日泊まりに来ていたマサキさんの友達のニシナさんも偶然山靴持っていたとのことで一緒に行くことに。
次の日、マサキさんとニシナさん、そして山へ連れて行ってくれるというツヨシ君という若者と栗駒山へ。
次の日集合するとイケメンが。
この爽やかツヨシ君は自然大好き美容師でいずれゲストハウスを開きたいと。それも田舎で。もうもうもう気が合います。
とりあえず劣等感が前面に出てしまうので一緒に写真に映れないタイプだと思いました。
栗駒山は片道2時間ちょいで急な斜面もないです。晴れていて雲海も見え、景色は最高でした。久々の山歩きと雪渓にへらへらしっ放しでした。
しかし風がなまら強く、山頂付近では全員T.M.Revolution状態となりました。凍えそうになりながら、妖精たちが夏を刺激しており、カラダが夏になって山頂へ。
そして記念撮影。
私の髪型がガイルのようになっているのはスマホ見すぎ症候群による目の錯覚だと思うので気になさらずに。
その日会ってたまたまのメンバーで次の日山に行く。即席なのになぜか良いチームができあがる。そして同じ目標と趣味を持つ同志ができました。
ゲスト同士はもちろん、現地の人とゲストが一緒に飯食べ行ったり遊んだりするところがゲストハウスの本当にいいところだと思っています。
最後までマサキさんには良くしてもらいました、居心地がいいって中々出来ません、北海道でお待ちしてます。
そしてなんとツヨシ君の家にも一泊お邪魔してしまいました。その上、美容師として髪も切ってくれました。
本当にありがとう。
大雪山に遊びに来なよ、ヒグマは注意すればきっと大丈夫。
そして宿作りは焦るけどお互い踏ん張ろう。
ツヨシ君つながりでナリサワ君のカフェ、ハチヤ君の飲み屋にも。みんな年下だけど自分の好きなものに対する目標があって、いい目をしてました。そしてどこでもとても良くしてもらいました、何も返せなくて申し訳なくなりました、北海道でもてなすので絶対来て欲しいです。
仙台はとても好きな街になりました。会った人が良かったから。
次回「ロマンティック色黒が止まらない」
それではみなさん、だんだん飽きてきたと思いますが、懲りずに見てください。
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