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黄金の阿蘇コ。(大分県別府市→熊本県阿蘇市)

昔のシングルCDの下半分の網々はなんなのか未だに気になっている志水です。

 


大分から熊本へ行く際には
山小屋で一緒に働いたカズマくんとユウコさんのところに遊びに行きました。

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彼らは大分の山近くで自給自足の生活を目指しており、現在は電気も水道も通ってない古民家に住みながら改装中でした。
ランプで明かりを灯したり、水は沢まで汲みに行ったり、火鉢で暖をとったりと、山小屋より山小屋で腰を抜かしてしまいました。

 

図々しくもご飯をしこたまご馳走になった後は、来期使う畑と田んぼ、そして近くの小川を散歩。
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ゆったり生活、すごく羨ましかったです。

 

1番印象的だったのは「いずれは文明の届かないところで暮らしたい」と言っていたこと。もう笑うしかありませんでした。

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ご飯までありがとう!また遊びに行きます!北海道にも遊びに来て!

 

 

そんなこんなでまた坂を越えて熊本県へトツニュウ、阿蘇へ。
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"坂を越えて"と簡単に書いておりますが、
そこには結構な時間と私の臭い水酸化ナトリウムの結晶が詰まっているので、坂を越えての部分だけは、涙と共にぜひ音読でお楽しみください。

 


そんな阿蘇ですが、よく聞く地名にも関わらず、どんなところかは知りませんでした。

地形を見るとキレイなカルデラ地形で衝撃的。
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周りを同じ高さの山?が取り囲み、くぼ地に平野が広がっています。
そしてカルデラの中心には阿蘇山がドンと腰を据えているのです。


まるでゲームの世界にいるかのよう。
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地震の影響で通行止めになっている道路がまだまだたくさんあり、念願の登山はこの辺ではできませんでしたが、そんな中でも阿蘇を楽しみ倒しました。

 

 

草千里
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阿蘇山の中腹部噴に広がる平原。
先日の噴火により、この先の噴火口までは行けませんでしたが、十二分の景色てした。
阿蘇山で一番高い山である烏帽子岳から自分のところまでずーっと緑が続いています。
そこに馬牛が放牧されており、人間もそこをだらだらと歩くこともできます。
私も放牧されてみましたが草食系ではなかったので、空気食べ放題だけをして来た次第です。

 

横では中岳がモクモクしています。

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平原と山と人のサイズとで遠近感が狂います。
九州はまだまだ秋、さいくぉーでーすでした。

 


米塚
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草千里に行く途中にあるポコンという音が似合うような小高い山。
なんだか神々しいなあと思っていると、それもそのはず、なんでも神様が米を積み上げて山になり、頂上の欠けた部分は生きるのに困った人のために分けた部分なんだとか。
神様、私にも米をください、できれば無洗米で。

 


大観峰

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急坂を駆け上がった先のカルデラの縁にある展望台。
遠くから根子岳烏帽子岳を望むことができます、その山々の姿が大仏様が寝ているように見えるので"寝釈迦"と呼ばれているそうです。
お釈迦様は寝ていても神々しいですが、人間は寝ているとだらしないです。Please wake me upです。

 

1人で写真を撮っていると、よく「撮りましょうか?」と周りの方々に声をかけていただきます。
その時は別にどうでもよくても、ではお願いしますと言うようにし、できるだけおばさんっぽいポーズで撮るようにしています。
大観峰ではなかなかのおばさん具合ができたのでなんの特別かはわかりませんが特別に載せます。
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ミルクロード
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阿蘇の平野を囲んでいるカルデラの縁を道路が走っています。
"ラピュタの道"なる道路は地震により封鎖中でしたが、普通にチャリンコこいでいるだけで、行ってみたいと思いませんかフフフーンです。
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高原に牧場が広がり、ススキが黄金色に輝いて。
トイレに飾ってある風景カレンダーの10月の写真になりそうな景色が無数にありました。

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WindowsXPの初期壁紙"草原"もここで撮ったものらしいです(嘘)

 


グルメとしては、そんな阿蘇の高原で放牧されている赤牛をどんぶりでいただきました。
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ここの店はとても有名らしく、オープン前から大行列。
行列の意味がわかる味、高級なんだけど庶民的です。
肉を噛みしめる度にオレが肉だよーという味が広がり、歯が痛みます。虫歯でしょうか。

 

店の壁にはこんな文字が。
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そうですね、人と人はタイミングと縁でつながっていますし、人間ですから成功もあれば失敗もします。いつもおおらかにありたいものです。

 

その隣にはこんな文字が。
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そ、そうですね、イケメンはUNIQLOでもしまむらでもかっこいいですから中身は見えづらいものです。
そしてコナン君的に言うと、これらを書いたのは女性であることがここで推測されます。

 

その隣の髪の毛のくだりで謎が解けてきます。
これを書いた女性はイケメンパーマの男性に何かされたのでしょう。
面白い顔の角刈りとの恋愛しかありませんね。

 

そもそも、髪を遊ばせているのではなく、遊んでしまっている人も遊び人なのでしょうか。
そう思われるのもなんだか悲しいので、帰ったら中村俊輔並みに縮毛矯正かけたいと思います。
髪の毛ピーン、背筋ピーン、メンタンピーン。
店も味も満貫でした。

 

 

阿蘇は景色も飯も素晴らしいところでした。

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平原の広がり具合は個人的に北海道に次ぐと思います。


しかし、やはり地震の跡が各所に残り、噴火の影響も出ているこの地域がこれから少しずつ自然と共存しながらより良くなっていけばと願うばかりです。
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それっぽいことを言ってしまい、なんだかすみません。

 

 

次回「くまのモンスター」

 

 

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