はいUNOって言ってなーい、志水です。
脳の力が90%しか出力できない中、ミャンマーのバガンにいます。
ミャンマーへはタイの東のメーソートから陸路で入国しました。
自分で歩いて国境を越えるのは楽しいです。入国審査もあっさり。
ただ国境を越えるとタイ語以上に文字感のないミャンマー語とロングスカートのようなものをはき、顔になんかを塗った人たちであふれています。
見た目以外の人柄は変わらないですし、街並みもそこまで変わりません。
インドネパール国境よりは違いが少ないのでお腹に優しいです。
従ってここをピルクル国境と名付けます。
ミャンマーの印象は、田舎。素朴。油。
整備された道路は少なく、観光地でも少し離れれば現地の生活がありました。
そんな田舎でも現地人は観光客相手にふっかけてきます。
「タクシー使わんか?」
「ウチの飯食わんか?」
「いやいいや」
「そっか。。」
優しすぎるぞ、ミャンマー人!
そしてまた会ったときに微笑むと微笑み返してくれます。
素朴すぎるぞミャンマー人!
インドだったらこのちょうど10倍きます。
これ買う?
なんで買わない?
日本人デショ⁉︎
ニホンゴワカンナイノ?
この✕✕✕✕✕!!
また会ったときなんて、ここで会ったが100年目の勢いで黒目を倍にしてヘイブラザーと肩を組まれます。
インドの話を出している時点でインドにハマっていることに気づきました。
今に見てろよインド人。謎
あとは油。
どんな食べ物にも油がたくさん。
男子高校生の皮脂とちょうど同じぐらい入ってます。
ミャンマーではカレーが有名ですが、私たちの言うスパイスを煮込むカレーではなく、油煮込みのようなもの。メインの具によって200~500円
まぁまぁ美味いですし、付け合わせが勝手に出てきたり飯食い放題ってことも良いです。
しかしまぁ油です。具入りアブラです。
コレステロールだとかそんな言葉はこの国には存在しません。
だれかこの国に速水もこみちさんを召喚してください。アブラカタブラ
シャンヌードルという朝飯に食べるあっさり麺は美味いです。
あっさり鶏スープに米の麺。上にのってる鶏の肉みそ?みたいなものを混ぜこぜしてかっくらう朝から元気出るやつ。50円ぐらい
駅前に立ち食いの店があったら年に一度は食いたい感じです。
そんなことは良くて、今回の旅のメインのバガンについて。
夜行バスでタイとの国境付近から長距離移動をし、バガンへ。
到着したのは4時。
降りるのは私だけ。
夜行バスがこの時間に着くのだから朝を待つ場所ぐらいあるだろうと思っていたのが間違いでした。
真っ暗でなんっにもありません。
わかりやすく言うと砂川パーキングエリアに午前4時というイメージです。
道産子中心の会話ですみません。
東南アジアあるあるですが、そこに図ったようにタクシーの運ちゃんが声をかけてくれます。
志「まずここはどこだ、よくわからないからなんかそれっぽいところへ連れてってくれ」
運「バガンと言えば朝焼けだ。ちょうどいい、見ていけ」
この漢と漢の会話のシンプルさが良いです。
着いた先の寺院によじ登る。
ゆっくりと空が明るくなり、地面から突き出したような無数の仏塔のシルエットが浮き上がってきます。
太陽の光も相まり、神々しい景色を前にありがたやありがたやと手を合わせたくなりました。
実際は鼻くそほじってへーとみてました。こういう時こそ鼻の奥から大物が出てきて神の存在を感じます。
気球も飛んでます。そらからの朝焼けはさぞ気持ちいいでしょうね。
後から聞くと乗るには4,5万円だとか。今旅行の全財産です。気球は来世に。
それにしても夜行バスから朝焼けなんて計画もしていないに世の中上手くできているものですね。
TPOによりますが知らない漢について行っていいこともあります。
バガン近くの "ポッパ山" にも行きました。
まず名前がチャーミングで良しです。
いくとなんだか山というより岩。
上にはすごそうな寺院が見えます。幼稚な表現で申し訳ありません。
登ってその姿を見ることができるということで、はだしで階段をぺたぺた上がっていきます。
長い階段はバスケ部時代のトレーニングを思い出して動悸息切れがします。求心
登っていくと良い景色も見れます。やっぱりバカと煙は高いところが好きなんでしょうか。
その先にはオシャレなお釈迦様。
なんとLED仕様です。神様だって時代とともに、ブン釈迦ラカ。
左にはテレビとか普通にあって、神とは意外に近い存在なのかもということを教えてもらいました。
バガン地区には数え切れない程の寺院と神がいますので、推し神を決めるのもいいかもしれません。
次はインレー湖まで移動し、カナヅチによる400m自由形でもかましてこようと思います。
次回「神セブン」