特殊な蜘蛛に嚙まれてみたい志水です。
最近は短期アルバイトの傍ら、自宅警備員としてせっせと除雪をしています。
そもそも自宅警備員なのに「せっせと」やる必要があるのかやみくもに考えています。
何にせよやみくもに考えることがあるというのは幸せなことです。
さて、ようやく昨年行っていた自転車日本縦断を資金面と持ち物面でまとめてみようと思います。
この記事は「これから自転車で旅をするぜ!」という人へ向けた記事です。
海賊王や火影になりたいよという方々は下にスクロールしながら明日何着ていくかを考えるとよいでしょう。
資金面
結果から言ってしまうと、214日間でかかった費用はざっと60万円ちょい。
1日に換算すると約2,800円。少し高いですかね。
何にお金がかかったかというと、1番が宿泊費、2番が食費、3番が観光費です。というよりそれ以外お金がかかりません。
私の日本縦断はいろいろな宿を見てくるというテーマであったため、平均すると4日に1回ぐらいでゲストハウスに泊まることがあったので、宿泊費がかさんでしまいました。
通常チャリダーの方々にはテント泊のみという方もいるため、もっともっと安く済むかもしれません。しかし、ゲストハウスでたくさんのいい出会いがあると思いますのでたまに宿を使うこともオススメします。
なにより私は自転車旅の途中にぶっ飛びカードで台湾旅行に行っているので、そこで結構なお金がぶっとびカードでした。
東京でも結構贅沢に遊んだ記憶があります。記憶を消したいのですが、酔って私の苦手なクラブとやらに行った記憶が脳裏にこびりついています。あとで脳裏をちょちょいのジョイです。
それ以外の期間はしっかり節約していました。
食に関しては、ご当地グルメなどどうしても食べたいものがない日は1日500円かかっていなかったと思います。
前半は米を炊いてましたが、後半はめんどくさくなってパンと麺の往復ビンタでした。
中でも食パンは最強です。安いし日持ちするし腹いっぱいになるしジャムで変化自在だし明日が見えなくなっても食パンに穴を開けて覗くと輝く未来が見えてきます。
恥ずかしながらそんな貧乏生活していることが楽しかったのです。
もっと贅沢したかったとか、もっと節約すればよかったとかの後悔がないので、良い塩梅でできたのだと思います。
まとめると、これから自転車日本一周へ旅立つ方は旅のスタイルにもよりますが、50万円あれば全然行けちゃうと思います。
あとは走っていると知り合いが増えていって短期の季節労働なども紹介してくれたりしますのでそこで稼いじゃいましょう。知らない土地で働くことはものすごく面白いです。なにより働かざるもの食うべからず(道草を除く)。
持ち物
持って行ってよかったもの
・オルトリーブサイドバック
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私の自転車”グレートジャーニー”には荷物を入れるバッグ×4が最初から付いていました。しかし、これが全然グレートではなく、防水でないのは覚悟していましたが、作りが予想以上にもろい。
代わりにチャリダー界ではこれ一択のオルトリーブにしたところ、容量が少し劣るものの、防水で造りがガッチリ。バックを気にするストレスが減り、トリプルルッツを決めた次第です。
・リアライト
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短いトンネルや、夕方までもいかない少し暗い時間はオート点灯のリアライトでいきました。暗くなったら逆側につけた眩い光を放つ手動点灯リアライトも付けていきました。これできっとあなたの未来も照らしてくれ..以下略。
・パンク修理キット
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パンク修理の仕方がわかっていない状態で出発した私でしたが、人間困ったときは何とかするもので今となってはパンクはドンとこいです。嘘 そんな中で役に立ったのは安いですがこれです。
・モバイルバッテリー
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携帯電話・音楽機器なんでも充電しちゃいましょう。フェスやキャンプでも大活躍間違いなし。Ankerがコスパ最強です。
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もちろん毎日コンセントに出会うわけではないので、太陽からモバイルバッテリーに充電しちゃいましょう。晴れた日に1日荷物につけて走っていると寝るときには満タンでした。
・というより事前準備していたものほとんど
なんだかんだ全部と言っていいほど使いました。ぜひ見てください。
要らなかったもの
・たくさんの衣類
・たくさんの本
・たくさんの調理器具
・たくさんの髪の毛
・緊張感と羞恥心
日本を周る限り、どこにいたって最低限必要なものは買えますし、使わないものがあれば郵便で送り返せます。使うかも...と思ったものは大体いらないですし、重くなるので移動式ホームレスには致命傷です。
持ち物は最低限でいいというのと、お気に入りのものを使うと気分があがります。そうです、気持ちは女子でいきましょう。
私もそうでしたが、出発前はいろいろな人のブログを見て、持ち物を揃えました。しかし、それはやはり個人の感覚であり、自分が持っていきたいものが一番いいと思います。最悪気合い×10ぐらいあればなんとでもなるのです。
便利だったアプリ
・自転車NAVITIME
あるところから有料ですが、チャリンコ乗りに使ってほしいです。目的地をいれるとそこまでの距離と時間、そして何より高度グラフがでます。坂道がどんな感じかイメージして戦いに臨むことができます。しかしバッチリ正確なわけではないので、「何がこっから平坦だよ!登りじゃねーか!」となることもありますが慌てないことです。頼ったのはこっちです。「いつもお世話になっている中恐縮ですがひとつ敢えて苦言を呈させていただきます。」と冷静にいきましょう。
・Google map
言わずも知れたやつ。目的地や行った場所などに星をつけたり、Mymap機能ではカテゴリ別に場所をクリップできます。地図上で街からはずれた広めの公園を見つけましょう、そこが今日のホテルです。
・Clipbox
これはYoutubeなどの動画をダウンロードしてネット環境のないところでも見ることのできる優秀なやつです。ドラマや映画、ライブ映像をWifi環境時などにダウンロードしまくってテントの中でだらだらしましょう。おかげで私は"深夜食堂"というドラマを全部見ました。
ネットの使い過ぎは旅を薄いものにしてしまうことをわかっていて、こんなに使ってしまってなんだかなあです。反省です。皆さんは適度に使うことをオススメしますし、私も次回は携帯を4つ折りにして行きます。
資金と持ち物に関してはこんなものです。
心境に関しては以下の記事の感じです。
そんなこんなで、ようやくこれで自転車日本縦断編が完結です。
次回からはインド旅行編に入ります。ワンピースでいえばまだキャプテンクロのあたりということになるでしょう。
次回「噓でしょクラハドール」
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