ハイボール缶をもった通りすがりの人に突然「ウェーイ!」と顔の前で言われ真顔で対応してしまった志水です。
東京は突然何が起こるかわかりません。
外に出る際は常にアゴとレバーを左腕で守っています。
現在、自転車日本縦断の旅を中断し、ゲストハウスに住み込みでお手伝いをさせていただいていますが、働いた後の飯がまぁ美味いこと、そしてゲストさん達と従業員と客という形ではなく知人友人になれるところがいいなあと思って働いております。
もちろん宿営業を自分でやるとなるにあたっての難しさ厳しさも感じています。自分自身の宿イメージも少しずつ固めているところです。
とりあえず自転車旅をしていることが遠い過去のよう。またタイムリープしてしまったのでしょうか。
タイムリープと言えばアニメ版の時をかける少女の背景が切ないぐらい綺麗で見入ってしまいますよね。空の青がパキッとしてるというか。
そんな話はぶっとばしますが、夜の街『新宿』に行ってきました。
今回新宿を案内していただいたのはゲストハウスで長期泊をしてくれていた矢野さんです。
はじめは髪型もあってやばい人なのかなと思いましたが、髪型に似合わずゆっくりと物事を冷静見ている柔軟で面白い人で、私からすると暗号でしかないコードを普通にいじりながらノマドで仕事をしている1031プログラマーでした。結果ヤバい人でした。
それではさっそく田舎者による田舎者のためのアド街ック紹介です。
新宿なんぞ既に知ってるわというクールな方々は鼻くそでもほじっててください。第二関節までいれれば今まで見たことない大物が取れるかもしれませんよ。
都庁
税金で運営されている建物とは言えない面持ち。上に行くほど偉い人がいるのでしょうか、それともお客様相談窓口が最上階にあって階段でしか来れないというような仕組みになったりしているのでしょうか。
何にせよ元同業者としてわかることは、大変なことがこの中の静かな事務所内で起こってるということであり、働いている方々への同情から職員の方々には一瞥をくれてやりました。
それにしてもこんな建物一体何人の人が働いているのでしょう。教えてteacher舛添。
また、社食は一般の人でも使うことができますし、45会の展望階へは無料で上がることができます。
そしてこの景色。
これはレゴでも作るのが大変そうな街並みです。もういっそビルの隙間を埋めて東京をもう一層高くしちゃえばと思ってしまいました。
ちなみに都庁の展望台は23時ぐらいまで登ることができるので、夜景もいけちゃうわけです。なのでどっかのタワーに有料で登るより全然お得ちゃんです。
思い出横丁
新宿駅南口からすぐの通りを入るとなんと急に狭い小路にカウンターのみの昔ながらの居酒屋がびっしり。
焼き鳥やもつ煮込みのいい匂い、そして線路の音がなんとも東京という感じがしました。
縁が汁でこびりついたでっかい鍋で煮込まれていたモツ串。やわらかくていい塩梅にモツのクセが残ってて。これはビールでも焼酎でもなんでもござれいでした。
どの飲み屋も隣の席の人との距離が近く、隣の席というよりはもはや一緒に飲みに来た距離です。そんな距離なら気軽に話してしまいますよね。隣のおじさんは常連なのか席に着くや否やビールと煮込みが出てきていました。
「ちょっと隣失礼」から始まるお客さん同士の会話、「今日は早いね」から始まる店と常連さんの会話、なんだか東京の人付き合いもありかななんて。
仕事後のなんだかやり残した夜にはこれがいいんだと思います、東京で働いていたら私もやっていたことでしょう。
歌舞伎町
新宿と言えばこのイメージでした。
龍が如くでやった街並みが本当にありました。新宿スワンも見ていたせいもあり、もはやロケのセットをあるいているかのよう。人も建物も大変ギラギラしています。
風俗街にホスト街、ビルの中ではそれ以外の何かもありそうな雰囲気でした、そして夜の街を煽るような下水の臭い。通る人も裏に毒素を持ちながら歩いているようでカオスとはこのことかと。
そして皆さん大好きな綺麗なお姉さんには、おっかない男性がセットになっていますのでお気をつけを。
歌舞伎町での飲みは高いイメージがありますが、ビール一杯150円なんて店があるということで私たちはここに入りました。
話によるとオープン当時はビール一杯30円だったそう。それから毎月10円ずつ値上げしていって150円で食いとどまっているんだとか。田舎では考えられない作戦です。
都会でも田舎でも良い店を知ってる人がいると心強いものです。ついこの間までは私は「良い店を知っている=モテる」と捉え、ホットペッパーを愛読書にしていました。良い店をただ知っているだけの男になっていることには触れないでください。
言わずも知れた性別第3種の方々の街。
見た目は普通でもソッチ側の人たちがたくさんいます、私も顔からよくゲイなんて言われていますが居心地は良くはなかったです。ぼくはぞうさんよりきりんさんがすきです、それより女の子の方がもーっとすきです。
それにしても面白い看板がところどころに。
ゲイに初心者上級者なんてくくりがあるのでしょうか。それもふくめて怖いです。
検査は大事です。
歌舞伎町の奥?横?には先ほどの「思い出横丁」とはまた違うレトロで面白い飲み屋がたくさん。
こんなにお店があって皆さんそれぞれ行きつけがそれぞれあるんでしょうか。
その中でも隠れ家で有名なお店に連れてってもらいました。
街並みの話、旅の話、ゲストハウスの話。とにもかくにもいい酒でした、矢野さんありがとうございます。
ルミネtheよしもと
別日にはお笑い好きとしてベタに行きたかった新宿ルミネにこの男と。
彼の名はトクダ。彼は前職の同僚であり、現在東京で勤めています。
彼との出会いは3年前、彼は入庁したばかりでビビりまくりの私の前まで肩を揺らしながらズカズカ歩いてきてそのまま綺麗なターンを決めオシッコに。その時のただならぬ雰囲気から悟ったのです。「こいつは首頭ではない」と。
それからは泥の90年組として硬い職場に風穴をあけるべく作戦会議を重ねる日々でした。実行に移す前に辞職してしまい申し訳ない、あとは適当にやってくれ。
そんな男の紹介はいいとして、ルミネは毎日すごく豪華な芸人さんがネタ見せしてます。
前売り2000円、当日2500円。
生の芸人を気軽に見れるなんてなんということでしょう。
スポーツでもそうですが、メディアを通して見るのと実際にその雰囲気を味わうのでは月とスッポンポンです。
柄にもなくシャハハハと笑ってしまいました。
「人間観察で想像力を高める会」の会員の私たちですが、東京ではあまりの人の数に頭痛が起こり、観察会を打ち切りました。その様をきっと別の会員が観察していたことでしょう。その人をまた観察する人。カオス。
というアド街ックな具合です。
新宿コレクションを撮りためていなかったことに気づき死んだ魚の目となっているところです。
東京に着いてから脳内ではよく『丸の内サディスティック』が流れています。
都会の混沌をきれいに表したようなイントロが最高です。
次回「いまさらここまでのチャリ旅まとめ」
それでは皆さん、明日は口角をいつもの2倍上げていきましょう。きっと幸福と不審な目があなたの元にやってくるでしょう。
下のバナーをクリックすると私のブログランキングなるものが変動し、全国的に梅雨明けが早まり、気づけば秋が来て、クリスマスが今年もやってきます。今年もあと半年とちょっとです。よろしくお願いします。
新品価格 |