野犬に追いかけられて本気でヤメろと叫んでしまった志水です。
タイトルの答えから言ってしまうと、あの細長いところには愛しさと切なさがありました。心強さはないのかって?それはあなたの中にあります。
早速ゾッとさせてしまい申し訳ありません。
黒松内町から現在函館までやってきました。
父の知り合いとはいえ大雪山で1度お話ししただけにも関わらず、快く泊めていただいた辻野さん、本当にありがとうございました。また山で会いましょう。
気持ち良く長万部町、八雲町、森町を抜けて函館へ。
駒ヶ岳が近づいてきます。
道中はカモメのしわざか勤勉なホタテ落としのしわざかわかりませんが、ホタテの貝殻が道路沿いにやたら落ちていました。
これで水着を作って沖縄へ持って行けとの暗示かと思いましたが、どこからかホタテをナメるなよと言われそうなのでやめました。
そんなことはどうでもよくて、国道から少し外れると急に田舎道になり、きれいな自然がありました。
自転車だと気軽に降りれるので大変良いです。
函館は中学校の修学旅行以来なので着いたときは「着いたぞ!おおー懐かしい!海の香りがする!風が気持ちいいなあ!」なんて言葉が出でるかと思っていましたが、予想に反し「寒っ」というわずか2文字で済ませてしまいました。
しかし、しっかりと良いものは良い、きれいなものはきれいと言える感覚は持ち続けていこうと思います。
そう例えば、あれは黒松内町を出発した日のこと。
その日は雲ひとつない晴天だった。
8時に出発し、車通りのない山間の道を進んでいく。人はもちろん風も音もなく、ところどころ春の土の匂いがして。
ゆっくりとペダルを踏みながら、林の中を進む。下り坂に差し掛かり、緑の道を下っているとなんだか身体が少しずつ自然に溶けていくようだった。
スーッと緑青の世界に入っていく。
冷たくも暖かい風が気持ちが良い。これだよなと、ついニヤけてしまった。
なんて。
作家さんみたいに書くのが夢だったんです。
追伸。
でも本当にこんな感じでした。
天気が悪いので、回復するまで土方歳三になりきって函館にはびこる闇を悪即斬したいと思います。
次回「漁港のハチマキ親父10選」
それではみなさん歯の間のゴミをしっかり取ってから寝てください。
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