顔が焼けて力が出ない志水です。
2日半かけてやっとこさ札幌につきました。
初日は兄や職場の皆さんに送別されて無事出発しました。
タスキをつくってくれるなど私よりも盛り上がっている人もいました。
皆さん本当にありがとうございます。
華々しい出発ですが、現実的には見るものすべてが急にキラキラの世界に変わるなんてことはないです。
出発したからといっていきなり面白いことなんて起こりません、とにかくこぎまくるだけです。田舎道に入って鼻歌を大声で歌うだけです。
ただキレのある会話はところどころに出てきます。
例①
おじいさん「そんなに重いものつんでどこまでいくんだね?ニコニコ」
志水「本州の暖かい方へ行きます!」
おじいさん「どこ行ったって寒いわっ!怒 」チャリンコシャー
志水「オーマイガー」
例②
志水「泊めてくれてありがとう、良い家だね」
友人「嫁と飯作るのが楽しくてさ」
志水「なんか君たち夫婦に迷惑だから帰るかな」
友人「帰る家ねーだろ」
志水「オーマイガー」
例③
志水「家にあった外貨両替したいです」
銀行員「ご住所はどちらになりますか」
志水「旭川です」
銀行員「あ、今日帰るところもお聞きしていて」
志水「わかりません」
銀行員「オーマイガー」
いやーそれにしてもチャリンコは楽しいなあ。
この調子で無限の彼方へさぁ行k...
ガシャーン!
チャリンコの重さをコントロール出来ずに倒してしまいました。
あらー記念すべき1回目の転倒、転倒すら楽しいなあ。
...自転車チラッ
ん?荷台曲がってない? いや、カバンまでもう穴空いてない? なぜかハンドルのミラーもいつの間にか取れてない?
は、はは…
まぁ荷台は曲がったのを直せるだろうと手でグググ…
バキッ
オーマイガー。
カーボンが真っ二つ。
いつからこんなに力が入るようになったのでしょうか。疑ってはいましたがやはり前世はマイティソーだと思います。これを機に後日ファンタスティックフォーに履歴書送ってみようと思います。
そのショックの中、泊めてくれる友人宅に行き、カバンを自転車から外そうとすると穴空いてない方のカバンがベキッ
なると思ったよーマイガー
もう壊れすぎですわ。このもろさは西野カナの心かバズライトイヤー並です。僕もバービー人形みたいな美人の元に一時保護されたいです。
幸先は悪いですが、バックはスペアを家から送ってもらい、チャリは札幌の"サイクル小野"さんにピットインしてキャリアとスタンドを新調しました。
「ここがこうで...」とサイクル小野さんに相談するとすぐに「この場合はこうでこれはこうでここはこう」とパパッと判断して1時間で仕上げときます!と。点検費と工賃はいりません、良い旅をしてくださいと手を真っ黒にしながら言ってくれました。ここで買った自転車でもないのになんということでしょう、プロは本当にカッコいいです。
なんだか帰り道はペダルが軽く感じました。
そして自転車を丁寧に扱う大切さを思い出しました、女の子と一緒ですね。(女の子を扱ったことなどない)
ゲストハウス巡り1件目「やすべえ」にも行きました。(宿紹介は別でしっかり書こうと思います)
ここは友達が働いています。へらへらしてそうでしていない、でもやっぱりへらへらのバリ君です。
カフェだけの利用可です、美味いです。ヘルパーも募集しているそうです、宿なし駆け出し芸人がいたら紹介してあげてください。
そんなこんなで札幌を出てからが本番です、野営です。ヤエーイ。
札幌から支笏湖、洞爺湖を回って函館までだらだらと行こうと思います。テント泊が楽しみです。
テントで泊まるという行為は小さい頃から経験がありますが、説明できないわくわくがあります。短期間での非日常を体感し、いつも新鮮な朝を迎えられるところが本当に好きです。
非日常がこれからの私の日常だということは黙っておきます。
次回「足が痛い臭い短い」
それでは皆さん華の金曜日は羽を伸ばして翼を折ってエンジェルになってください。