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ももの毛達だけ (鹿児島県鹿児島市→屋久島町)

女の涙と波の揺れに弱い志水です。

 


鹿児島から屋久島へ遊びに言って来ました。

 

しかし島へ行く船で事件は起きました。

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前記事で書いたとおり、
ゲストハウスで一緒だったツヨシさん、ショウヘイ君と鹿児島の居酒屋でバイカル湖ほどのいも焼酎を飲み、
その後学生気分がぶり返し、海辺でビールやらウイスキーを飲み飲みしていました。
後半は3人とも脳内に動画が残っておらず、大変残念です。


そして目覚めると人生トップ5に入るほどの二日酔い、そしてよくわからない寝不足。

 

そんな中での屋久島行きフェリー乗船。

 

フェリーは貨物船で人が乗るタイプのものではなく揺れる揺れる。

 

当日は波浪注意報が出るほどのシケ。

 

 

およそ半日かかる船旅は便器と共にしました。

もう出るわ出るわ。


何が出るかな♪と小堺一機のニコニコが頭をかすめます。


私の口から出たのは今日のあたり目だったのでしょうか。

 


あれだけ逃げ場のない苦しみは初めてです。

なぜ酔い止めを飲まなかったのでしょう。

 

海の神ポセイドンが近くにいればシャイニングウィザードをキメていた次第です。

 


ヘロヘロで屋久島へ到着。

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そして別便で来ていた先ほどのショウヘイ君と合流。
彼もヘロヘロだったので同じ状況であったことをすぐに理解できました。

 

 

平衡砂が爆発しているなか、一緒に縄文杉へ向けてトレッキングへ。
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ああ気持ちが良い。
それよりも地に足が着いているだけでこれだけ幸せを感じたことはありません。

 

それでは写真で天下の屋久島の景色を少し。

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苔のむす森の中を歩くのは本当にすがすがしく、太鼓岩からの景色もバッチリ、トロッコ道を歩くのも新鮮で良しでした。
しかしトロッコ道は牛の小腸ぐらい長く、飽きるので要注意要観察要チェックや。


そしてこのトロッコ道は現役で使われており、ザンギエフ並みの屈強な男達がインド列車のようにトロッコにたくさんしがみつき、山道を下りて行きました。

急いでいるようでしたが、少女と共に飛行石でも落ちてきたのでしょうか。

 

そして鬱蒼としながらも幻想的な森を歩いて歩いて。

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その先の大物縄文杉は遠めでしか見れないので大きさが直に伝わらず横目スルーしてしまう程でした。
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縄文杉ではなくとも、道沿いのアンドレ程大きな杉や、私の頭程ふかふかの苔はやはり他の地域に比べて独立した何かがある気がします。
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その後は山小屋で一泊。

一緒に泊まった人達は皆仲良くいも焼酎で乾杯をしていましたが我々2人は顔を見合わせて酒の入ったカップを乾杯後に静かに置いたのでした。

 


次の日に九州最高峰の宮之浦岳に登る予定でしたが、生憎の雨で断念。

 

しかし下山時は苔が雨でより緑々しく大変良かでした。
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いつ妖精やヴォルデモートが出て来ても違和感がないです。

 

 

小屋で一緒になった千夏チャンも仲間に加えて下山。

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ドラクエでしょうか、どんどん仲間が増えていきます。
あとは魔道士のムロツヨシかゲレゲレが仲間になれば完璧でしたが、現実は女の子好きな山おじいちゃんと合流しベチャベチャになりながらもゴール。

 

全員ヒザが満点大笑いしていますが、明日はこのパルプンテ4人組でムドーを倒しに行こうと思います。

 

 

屋久島は民宿が腐るほどありますが、その中でもオススメだという"ふれんど"に一泊。

島外からのリピーターが多く、10回以上来ている人や、オーナーと間違えてしまうほどの長期滞在のおじちゃんも。

皆親戚のような距離でした。

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いい宿でした。

 


短期間の屋久島滞在でしたが、この島にどハマりする人がいるのも納得でした。
今回はここ行ったから今度はこっちに行きたいなとなってしまいます。

そして山トレッキングの他にも沢登り、ダイビング、釣りなどアウトドアの楽しみは全てと言って良いほどできるのだそう。


また来たいですが、今度は飛行機で来ます。

 

 

この吐瀉物まみれの身体を清めるために、奄美大島まで身体を洗いに行ってこようと思います。

 

船で。

 

次回「ロマンティック波浪注意報が止まらない」

 

 

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