早速カレーに飽きた志水です。
まだインドに来て3日目なのですがこんな調子でいいのでしょうか。
インド第3の都市であるベンガルール空港に着いて外に出ると、
ホコリっぽいような、スパイスのような、よく言い表せない他国の匂いが。
「よっしゃ海外来たぞー!楽しむぞー!」というような気合いは全く湧き出てこなく、
「あーまたアジアに来てしまったなー」と思うだけで、ウキウキ度は60%ぐらいなものでした。
しかし、空港から駅に向かうバスで、料金徴収のおばちゃんに2000ルピー払うと、お釣りは1766ルピーなはずが1700ルピーしかくれなかったのです。
あとは「はいはい」みたいな感じであしらわれたのです。
なめられちゃアカン、冬はやっぱりサビーナの精神にのっとり、
「ちょ、ちょ待てよ!」とクールに物言いしていると、私の後ろに乗っている数人がうるさくておばちゃんの声が聞こえない始末。
振り返るとその数人は何やら私に呼びかけていたらしく、「おばちゃんは細かいお釣り持ってないんだ!細かいのができたら後でくれるから安心しろ!」とずっと大声で説明してくれていたのでした。
私が恥ずかしながらもダンニャバードで承知すると、「どっから来た?」「日本か、そうかそうか」「インドは広いぞ、ガハハ」と。
そもそもその数人も知り合い同士ではなさそうだった。
インドの"危ない"というイメージが吹っ飛び、
おかげでウキウキ度が120%へと上がったのでした。
街は賑やかという表現では収まらず、やかましい。
壁にはおじちゃん一覧のポスター。
市場はカラフル。
牛チャンはしっかり崇められてます。
そんなこんなで戸愚呂120%になったはいいものの、毎日カレーを食べ、だらだら歩くのみで、なんだか結構暇です。
"国を肌で感じる"ということ以外これといって目的を作ってこなかったことを後悔しています。
インド人にはなぜかジーパンがずり落ちてパンツではなく半ケツが見える人がたまにいます。
これも暇じゃなかったら気づかなかったことでしょう。めでたしめでたし。
南インドはみんな優しくてなんだかつまづかなそうです。
これから人間の樹海である北インドへ徐々に向かいます。
次回「昔幽遊白書のゲームハマったよね」