美味しいパスタは家庭的ではないと思っている志水です。
福岡県を出て、大分県に入りました。
大分と言えば温泉でしょうと、湯布院温泉と別府温泉を目指してキコキコと。
峠を登った先の湯布院温泉は人が押し寄せる温泉付きの観光地。
地域一帯に小さくて豪華そうな温泉宿がポツポツ。
さすが、桃鉄で【日本旅館 1億 5%】なだけあります。
由布岳も一望できる良い場所で納得です。
立派な温泉宿は、日帰り温泉も料金が高いことが多いので、私は近所の人が使う共同浴場(200円)に行くことに。
無人で良い雰囲気のところがあったので、入り口の箱にお金を入れてガラッと扉を開けると、
いきなり風呂場の構造で、おばあさんが身体を洗っていました。
「ス、スミマセンッ!」
即座に扉を閉め、
改めて男湯入り口を探しましたが、やはり入り口はここしかありません。
…そもそもあれはおばあちゃんだったのだろうか。
おばあさんみたいなおじいさん、おじいさんみたいなおばあさん、よくある話ではないか。
再び意を決して入ると、やはりおばあさんで、
「入ればいいと。そこらで着替えて入るんよ」
と混浴の共同浴場の使い方を教えてくれました。
それからそのばあちゃんと、湯布院の街について聞いたり、チャリ旅行の話をしたり。
"混浴で鼻の下を伸ばしている輩を懲らしめる会を見守る会"の会員の私ですが、実は初めての混浴でした。
ドキドキするものかと思っていましたが、なんっとも思いませんでした。少し悲しいです。
湯は透明で熱め。
昼からこの値段で温泉。
極楽です。とんぼです。
疲れを癒したので、その足で再び峠を超えて別府へ。
その道がまぁ気持ちいい。
由布岳に向かいながら高原に広がる緑。
登り坂なのにテンション上がりっぱなしです、脳内リピート曲は"music for the people"でした。
峠の頂上は由布岳の登山口。
登山良いなー登山良いなーとボヤボヤ思っていると、気がつくと途中まで登っており、深刻な山不足になっていたことを身体で実感しました。
もう夕方だったので諦めましたが、禁断症状が出る前に九州のどこかで良い山あれば登ろうと思います。
そこからコクリコ坂を下った先には別府タウンが。
温泉の湧出量は全世界2位、街のそこら中から湯気が出ています。
さすが桃鉄で【温泉 5億 5%】なだけあります。
買うなら湯布院より別府ですかね、お金があって最寄の駅カードをお持ちの方、オススメです。
普通の道からもすごい勢いで噴出してます。
なんでも別府は温泉は10泉質あるうちの7泉質が湧いているのだとか。
そんなもはや捨てるほどある湯なので、温泉も100円とか無料のところがたくさんあります。
無料だったら誰が管理しているんだろうと見てみると、"別府市温泉課"の表記が。
行政までも温泉シフトとはスペシャルでグレイトです。
温泉天国、チャリンコの程よい疲れもあってか全身湯に浸かっているだけでこんなにも幸せとは。
通り沿いには足湯はもちろん、足蒸湯なるものもありました。
スネ毛がふわっと暖かくなり、幸福感が強くなった気がします。
一日中色んな温泉をまわっている中で砂湯もトライ。
温泉の蒸気で温められた砂を全身にかけてくれます。
湯けむり殺人がここであったのでしょうか。
砂の重みと暖かみで、温泉に抱かれているような感覚。
とにかくコナンの死人みたいな顔になってしまうほど気持ち良かったです。
有名な地獄巡りにも。
地獄なのに受付の人たちはニコニコ。
一周回って怖いです。
地獄巡るだけで2000円。それはニコニコなはずです。
私からすれば入り口から銭地獄でした。
そんな地獄で食う温泉卵は本当に普通のゆで卵の味ですが、温泉効果もあって板東英二地獄になることができました。
大分グルメと言えば"とり天"を。
とり天丼800円
鶏肉天ぷらにしただけでしょ?と思っていましたが、これがびっくりするぐらい美味かったです。
サクサクの衣に跳ね返すような弾力のある肉。
しかし、これはたまたま入った店が良かったように思います。
どこにあるか聞きたい方はハトに手紙を持たせて直接私のところへ持って来てください。
湯布院と別府で何時間も温泉に浸けていたおかげか、肌はスベスベ、手足はふにゃふにゃに、顔はくしゃくしゃになることができました。
このugly faceで阿蘇を突破できるか不安で不安で今日もぐっすり眠れそうですが、疲れを取ったので、阿蘇牛目指して牛歩戦術していこうと思います。
次回「寒い」
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