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湖畔のお供(インレー)

スタバの店員さんぐらい自信のある顔がしたい志水です。

 


注文を悩むお客さんを寛容な目で待っていたいです。

 

カップに俳句とか書いて渡したいです。

 

 

 


さて、遺跡だらけのバガンから、高地にあるインレー湖まで来ました。

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チェンマイで事故を起こして以来、観光のスピードがぐっと落ち、インレーでもだらだらしています。

 

 

そもそもなぜそんなにせかせか観光していたのかと。


休暇っぽくないじゃないかと。

 

 

その日の予定はその日に決めるぐらいの柔軟さが欲しいじゃないかと。

 

 

これじゃ子持ちサラリーマンの休日ぐらい忙しいじゃないかと。

 

 

子どもに引っ張られる休日だっていいじゃないかと。

 

 

 

 

そこでインレーではいかに贅沢な休暇にできるかをテーマとすることにしました。

 

 

観光地でだらだら、気が向いたら観光。

 

 

 

朝はだらっと起きて朝食を食べ、ぷらっと散歩してローカルな茶屋で本でも読んで、夕方から酒を飲む。

 

 

これほどの休暇があるでしょうか、あるはずありません。もしあるという方は手を挙げて続きを読んでください。

 

 


基本暇なので現地語も勉強したりします。
少しでもその国の言葉を覚えるとこちらも相手もにこにこです。

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日本で海外の人にシャチョサンシャチョサンと呼ばれると笑ってしまう感覚なのでしょう。

 

 


WiFiがいい宿とかだと水曜どうでしょうとか見ます。
くだらねえフフフと笑い終わったあとに顔を上げると自分も旅行先にいることにハッとして外の空気がよりうまいです。

 

 

夕方から飲むビールは言うまでもなくですが、ミャンマービールは安くて飲みやすいです。
ただインレーの夕方以降は寒いのでがぶ飲みできず、犬のようにペロペロと偉そうに嗜んでいました。

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つまみは大体びっくり注文方式です。よくわからないメニューを指さしそれをつまみにします。

ビーフン2人前の時はすこし辛かったです。そんな中1番よかったのは豆。豆。
ナッツはいつどこでもナッツだからいいです。いつまでも変わらないナッツとの友情は未来永劫です。

 

 

こようにあまりにも時間に余裕がある様を見て現地の人は私を日本の貴族と勘違いしたに違いありません。

 

日本の貴族は一番安いビールしか飲まないと思われてしまったに違いありません。

 

 

 

 

肝心のインレー湖は良しでした。


気が向いたのでそこらへんのボードの兄ちゃんと交渉をして夕焼けの湖へ。夕焼けツアー600円ぐらい。

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汚ねえ湖だなあと出発しましたが、進むに連れて水草がハッキリ見えるほど澄んだ水に。

 


とっぷりと流れのない湖面に夕日が反射して、なんだか手でなぞれそうなくらい滑らかでした。

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その綺麗さといったら日本のクリスマスイルミネーションのおよそ100倍です。僻みです。

 

湖の上は乾いた良い風が吹いていて、贅沢だなあと。

 

 

小さな魚を捕る漁師のシルエットも絵になります。

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城之内くんの切り札"伝説のフィッシャーマン"を思い出しました。

 

インセクター羽蛾ならカードをこの水面にばらまくのでしょうね。

 

 

 

別のフィッシャーマンへカメラを構えるとボリショイ顔負けのバランスを披露。

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演技点を高めに入れてあげました、明日のフリーにも期待できそうです。

 

 

 

 

なんだかあれです、旅行はやはりせかせかしないのがいいかもしれません。

 

 

 

 

あと数日ミャンマーをだらだらした後、帰りの飛行機へ向けてだらだらします。
そんなだらだらの私にもサンタさんは来てくれるでしょうか。

サンタさん、欲しいものは無くした記憶です。

 


次回「だらけ王決定戦 〜ベッドから起き上がる者から敗者〜」