気分一新とひげを剃り、すっかりネパール人の中高生となってしまった志水です。
今年度は爽やかさでやってみようと思います。嘘
そんなこんなでもう4月。
北海道は雪が溶け、ようやく春の陽気を感じます。
本州の春と違い、北海道の春は特別な感じがします。
厳しい冬を乗り越えたからこそ来る幸福感がそこにあるのです。
(海外で逃冬をしたことはここでは触れません)
先日、2カ月少しという少し長い期間での海外放浪から帰国しました。
日本は便利で安心します。下痢も一瞬で治りました。
ただ、一人旅の後遺症なのか独り言が止まりません。常に独り落語状態です。おあとがよろしくありません。
あとは日本の風呂文化には万歳でございます。
サウナにもバブにも万歳。風呂場で独り万歳三唱してしまいました。怖
そんなことはどうでもよくて、今回も海外にふらっと行くことで
自分の生きる力を鍛えられた気がしますし、何より知らない土地に自分がいることが楽しくてしょうがなかったです。
ただなんとなく、なんとなく思ったことを少しだけ。
今回の旅行では、星野道夫さんの
『世界とは無限の広がりをもった抽象的な言葉だったのに、現実の感覚でとらえられてしまう不安』
という言葉がずっしりときました。
ヒンドゥーの聖地バラナシ、神の川ガンジス。
そして世界最高峰のエベレスト。
最もセレブなホテルであるマリーナベイサンズ。
インドやネパール、マレーシア、シンガポールの土地。
行きたいからと行ったものの、意外とスムーズに行けてしまったりしたからなのか、
「あら、来てしまったな」とあっさりで、なんだか気持ちがついていかなかったのです。
未知の世界が既知に変わっていく侘しさが少しありました。
これ以上想像でどんな土地であるかと思い広げることができなくなるのです。
そんなことならいっそ知らないままで、誰かの旅話を聞いて
「へぇいいなぁ、すごいなぁ。行ってみたい、どんなところかな」
と思っている方がよっぽど好奇心が強いのではないかと思ってしまいました。
実は "知っている" というよりも "知りたい" と思い続けている方が幸せなのかもしれません。
自分の中で無限に世界が広がっていくのですから。
でもやっぱり知りたいから行く。知ってしまう。
たかが一部分を見ただけなのですが、世界が自分の中で少しずつ小さくなっていっていく気がします。
でもそれはポジティブに言ってしまえば "世界が近くなっている" ということでもあるのではないかという結論に至りました。
その場所で人と関わることでその人と土地がセットになって、なんだかその国や土地に親しみを持つようにもなっているのもあります。
未知の広がりよりも、もっと世界を近く。
これを楽しみにまた隙を見て海外に行きたいです。
現在は隙しかないことは他言無用です。
帰国後はとりあえず身辺の整理をして、早速どこかで働きたいです。お金を稼ぎたいです。
あとは桃鉄やりたいです。ストファイもやりたいです。昼間から遊戯王でちびっ子と対戦したいです。
やりたいことはいっぱいです。
遊戯王と同時進行で、欲張らず奢らずにより一層意識を低く持って、ぼちぼちゲストハウス開業にむけてひとつずつやっていこうと思います。
それでは皆さん、デュエルスタンバイ。
次回「26歳、サーチする」