心の底からスーパー銭湯に行きたい志水です。
かけ湯→洗体→高温湯→露天→サウナ→寝湯→イス→サウナ→低音湯→高温湯の順でいきたいです。
欲を言えば休憩所でビールと蕎麦をいきたいです。
銭湯に行く途中や帰り道のだらっと幸せな感覚もいいです。
日本大好きです。
そんな幻想はともかく、現実はエベレストトレッキングから下山して首都カトマンズで毎日砂埃と戦っています。
何度腕押ししても勢いを落とさない砂埃に困っています。
近くにサー・クロコダイルがいるのは明確です。
私が6歳にして初めて行った海外、ネパール。
そして滞在していた首都カトマンズ。
その時のイメージは、街はアスファルトではなく赤土で、野外の寺にお供えしてある色の付いた米をネズミ達が食べている。
同い年ぐらいのやつが見透かしたような目で見てくる。
トイレも食堂ももちろん清潔ではなくて飯はまずい。
怖いし慣れないし海外はどこもこうなのかと嫌な記憶が残りました。
あれから20年。
色々なことがありました。(なけりゃおかしい)
いつの間にか掛け算ができるようになって、
いつの間にかチャンジャが好きになって、
いつの間にか2度と行かないと思っていた海外に行くようになっていました。
果たしてあんだけ嫌な記憶を残してくれたネパールは本当に私に合わない国だったのか、ずっと気になっていました。
急ぎ足ではなく、ゆっくりと時間をとって検証したいと思っていたのでこんなに時が経ってしまっていたのです。
そしていざ、来てみるとどうでしょう。
なんと何も嫌なことがありません。
怖かったネパール人も素朴で優しい人ばかり。
残すことしかしなかったダルバート(ネパール定食)やモモ(ネパールギョウザ)もいま食べるとすごく美味くて。
あれ、こんな感じでいいんですか。と思うほどに。
ただ変わってしまって逆に少しガッカリだったのももちろんあります。
古い街並みがなくなり、キレイなのです。
時間が経っている以上当たり前なのですが、なんだか少し寂しいような気がしました。
しかしそんなのは自己都合で、「じゃあ20年前に時を戻すぞ」と言われれば、地元の星イオンモールがなくなって困るのでノーと言うのですが。
昔の思い出ばかりを語る旅人ではなく、時の流れに寛容になって色んな国を何度も楽しめる人になりたいものです。
達観しているようなこと言ってすまちぇん。
何はともあれこれで陵南戦並みのリベンジ成功です。
フクちゃんも震えて涙を流しているに違いありません。ちなみに顔だけ言えばフクちゃん似です。
嫌な記憶がぶっ飛び良い記憶に塗り替えられたネパール、きっとまた来るんだと思います。
だってここが私のアナザースカァァイ。
次回「乗り継ぎついでにマレェィシア」