ネパールからマレーシアに来る際の空港で鼻毛切りを没収されてしまった志水です。
志水「お願いします、これがないと僕ダメなんです」
検査員「無理」
志水「こんなちっちゃなハサミが危ないんですか?」
検査員「はい無理」
志水「こんなんで重傷になれるもんか、少し考えたらわかるだろ、お主は堅物であるか」
検査員「はいはい」
必死に説得しましたがダメでした。
私が侍の国ジパングからやってきているからでしょうか。
日本の者に刃物を持たせると天翔龍閃を放つとでも思っているのでしょうか。
以前も書きましたが、インドとネパールで私の鼻毛は硬度と鋭さを増しております。
そんな鼻毛、いや鼻針をボーボーに生やしている方が危険ではないのでしょうか。
もし誰かが私の鼻下に入って来ることがあればただ事では済まないのです。
みなさんはどう思いますか。
そうこう思いを馳せている間にマレーシアに着きました。
インド、ネパールと違い予習はゼロです。
空港を出るととにかく暑い。
そしてクアラルンプールの街に出て見るとあら都会。
その浮世離れした世界を前に落武者は鼻ほじって立ち尽くすしかありませんでした。
街にはモノレールが通り、デカデカとしたショッピングモールにブランド品が並んでます。
少し違和感があるのはマレーシア人の他に中国人とインド人がたくさんいること。
宗教もイスラム教と仏教、ヒンドゥー、キリストがごちゃ混ぜ。
もうよくわからないです。オールスター感謝祭みたいです。
なので、"チャイナタウン"と言われているもはや中国みたいな街や、"リトルインディア"と呼ばれているインド人街もあります。
チャイナタウン近くは栄えており、中華が美味いです。
土鍋炊き鶏ごはん(250円ぐらい)
謎の美味い麺(150円ぐらい)
まさかマレーシアでこんなに中華食うと思ってなかったです。安いです。最高です。
中国から来たおばちゃんもこのポーズでご満悦の様子。
このポーズはどこで習ったのでしょうか、私も身につけたいです。
海戦と海峡の古都マラッカにも。
マラッカは世界遺産ともあってバリバリの観光都市でした。
ここでも中華が美味かったです、私はマレーシアに来たんですよね?
海沿いのモスクもキレイ。
メルヘンおじさんがたくさんいました。
日本では変質者の括りに入ってしまうのではないでしょうか。心配です。
マレーシアは文化が一色ではないので退屈しませんし、物価も安いので楽しいかも知れません。
そして都会にもようやく目が慣れて来たので、明日は鼻腔を広げてシンガポールまで足と鼻毛を伸ばしてこようと思います。
わずか1日でどこまで楽しんでこれるかです。
次回「鼻針 vs マーライオンと愉快な仲間」