自分の寝起きの口の臭いに驚いて起きる志水です。
臭いから推測すると、誰かが私の口の中で犬を飼っています。困っています。
ついでに言うと、知らないおじさんが私の枕を勝手に使っていると思われます。勘弁してください。全部自分の臭いかもしれません。本当に勘弁してください。
よくわからないですが、メキシコに行ってきました。
本当によくわかってません。
自分の宿の冬囲いが終わったと思ったらメキシコにいました。
そもそもメキシコは、ずーっと行きたかったところでもないですし、事前にるるぶで調べ倒してテンション上げていたわけでもないのです。
タコス食べたいなあという理由のみ。
そして怖いのがタコス食べたいなあと今まで思ったことすらないということ。
その前に「タコスって何?」です。ドリトスのタコス味で充分なタコス人生でした。
しかし結論から言うと、
タコス美味かったです。
好みの肉選んで、トマトとか玉ねぎとかサボテンとかと一緒にトルティーヤ(トウモロコシ生地)に乗せてライムを絞ってがっつきます。
トウモロコシの匂いが強めですが、肉も負けじとパンチがあって美味い。
1つ10〜30円なので何個も食べてしまいます。
よくわからないですが、肉が美味い。
ついでに言うと隣で売っているハンバーガーも美味い。
よくわからない肉が美味い。
一緒に入っているチーズも美味い。
どこもかしこもトウモロコシばっかだけど美味い。
おばちゃんもトウモロコシに自信あり。すしざんまいポーズ。
ちなみに魚介も美味いです。
ある日は柄にもなくオシャレなシーフードカクテルなる代物を注文。オシャレな生ガキにあたって2日間天井を見ていました。
食あたりは"二日酔い"、"男"に次いでつらいよ。
全ての食べ物がパンチが利いていて、とっても美味かったです。
しかし、チリがギャグだろという辛さのものもあり、私のおしりがデモを起こすこともしばしば。
その暴動はとてもひとりで止められるものではなく、ただひたすらに国会でうなだれているしかなかったのでした。令和
ともあれ日本食とは違う食文化があって、良し。
目的がタコスだけでは本当にタコ野郎になってしまうということで、ちょうど同じ期間にやっていた"死者の日"に参加してきました。
日本でいうお盆にあたるお祭りで、あの世とこの世をつなげて先祖さまを明るくお迎えしようというもの。
故人を楽しく迎えるために、どの通りもお祭りムードでした。
これで死後も麦わらの帽子のきーみがです。
歴史的なテーマがしっかりとあると、やっぱり見応えがあります。
外から文化を入れるのも大事ですが、そこにあるものを活かしながら付け足していくのが地域づくりにはやっぱり大事だなあと誰かが言ってました。
生身の人間もここぞとばかりにガイコツメイクでインスタ映え。
私もモバゲーのアバターはこれに決めました。
祭りのメインはパレード。
通りを覗いたり、隊列についていったり。
同部屋のオーストラリア人はパレードにずーーっとついていって、行きつく先のないまま3時になっても歩き終わらないので、パレードが嫌いになったそうです。
気晴らしにディズニーランドにでも連れて行ってやりたくなったりならなかったり。
私もパリピになりきれなかったので、メキシコの山に登ってきました。
眺望よく、簡単すぎず難しすぎない良い山がたくさんあるらしいのですが、登山口までのアクセスの情報はまるでなし。
RPGのごとく住民に聞きまくります。
しかし、日本はおろか英語も伝わらない始末。
ワンツースリーが伝わらなかったときには膝から崩れ落ちてそのまま寝ました。
そんな中でもタクシーをチャーター。
タクシーがたまっているところで、日本語で山に行きたいと連呼。
伝わらないのでジェスチャー。口約束どころではなく、身振り約束です。
ドキドキしながら翌朝待ち合わせ場所に行くと、予定通りディエゴは来ました。ディエゴはディエゴでもディエゴのパパ。
身振り約束をするとその人の父が来る仕組みがあるのかもしれません。おーこわ
山は5,000mほどのものが多いですが、比較的高い登山口までタクシーで行けちゃうので楽。しかし急な高度に息が早くなります。(そもそも首都のメキシコシティで2,000mほどある)
乾いた空気の中、ずーっと伸びている道を進むのは最高でした。
トルーカ山
イスタシワトル峰
ごつごつの岩肌に枯草。
メキシコに来たなあと思ったときでした。グラシアス
メキシコは意外と都会で、
通りには音楽があふれていて、
チュロスも美味くて、
サボテンがボーボーで、
言葉は通じなかったけど、人が良くて、
とても良い国でした。今度はキューバとセットで来たいです。
とんで日本は4月。
新入社員の皆さん、社会はよくわからないことがたくさんあると思います。
でもこの先もよくわからないことだらけです。
もっと言うと私は社員になったことがないのでさっぱりわかりません。
とにかく私の車検は平成32年までです。令和をぶち抜けるのでしょうか。楽しみです。
次回「疲れた時に読みたい万葉集フレーズ100選」