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隣のお山へご訪問 (筑波山・高尾山)

座右の銘は「おっととっと夏だぜ」志水です。

 

 

地元の夏山シーズン開幕と共になんだかうずうずしています。

 

 

自分で書いておいてなんですが「うずうず」とはどのような状態なのでしょう。

言い換えると気軽な武者震いでしょうか、それとも飼い主から待てを受けているポメラニアンの震えでしょうか、それとも上司に飲みながら熱弁されているにも関わらず途中でおしっこがしたい時の体の揺れでしょうか。

そして私がうずうずしているのは他の方からわかるのでしょうか。うずうずが見透かされるのであれば恥ずかしすぎます。日本語に詳しい方、このシャイボーイのために一肌うずうずしていただけますでしょうか。

 

 

とにかくうずうずなので、自転車ではないですが東京近郊の山2つに登ってきました。

 

 

以下のとおりレビューします。

 

 

 

 

筑波山

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【西の富士、東の筑波】と言われるほどの山であり、日本100名山にもなっている山。

 

アクセスは『つくばエクスプレス』を使えば都心からつくばまでは40分ほど。

県境がどこにあるかなんて全くわかりません。

 

自転車では辛かった道のりがあっという間、窓を見つめながら虚しくなりました。トンネルでパッと窓に自分の顔が映り、朝から見るに耐えず、吐き気を催し、瞳を閉じて君を思っていると立ったまま寝てしまいました。

 

案の定電車を乗り過ごし、待ち合わせに遅れ、どう言い訳しようかと考えましたが1番いい方法は嘘をつかないこと。よって仙道と同じセリフを放ちました。

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ストーリーと同じくやはり堂々と言うと怒られませんでした。ゆとり世代はこれだから困りますね。

 


筑波山は1人ではなく地元のこの方に案内してもらいました。

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茨城といえばもうこの方、シゲ兄です。

kokorozashimizu.hatenablog.jp

仕事がクッソ忙しいにも関わらず休みを取ってきてくれました、ありがたい限りです。

 


筑波山百名山にもなっているため、高い山かと思いきや標高870mほどしかない山です。 

コースも色々あり、その高度の中でもケーブルカーやロープウェイでも登ることができちゃいます。

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ご覧の通り筑波山には「筑波山」という山はありません、男体山と女体山という2つの山を総称しています。

男体山より女体山の方がわずかに高いです、家庭内と一緒ですね。


私が山感の強いコースを求めたため、今回は往路は御幸ヶ原コース(紫色)復路は白雲橋コース(水色)で両山頂を目指すコースで。

 

 

それにしても当日私は、東京の生活にようやく慣れ、肩の力が抜けてしまったのか、風邪をひいているところでした。

最初は体調がすこぶる悪く、シゲさんに顔を見られ、大丈夫かと心配されました。顔のつくりの方かと一瞬ムッとしてしまったのは体調のせいでしょう。

 

 

筑波山神社の登山口よりスタート。

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山の中に飛び込み、緑の中に入っていくと共にわけがわからないほどの体調回復。

ただの都会アレルギーだったみたいです。おーこわ。



筑波山神社には神を祀る祠がありません、奥にあたる筑波山自体に神が宿っているんだとか。スピリチュアリズムを感じます。

そんなスピリットは序盤で忘れ、2人でへらへらくだらない話しをしながらゆっくり登っていきます。

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天気も良く気持ちがいいです。

 


しかししばらくすると現地ガイドシゲさんはこの通り。

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画像タバコの吸い過ぎでしょうか、元自転車乗りの面影もなくこの様子です。

 

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休憩をはさみながらそんなこんなでゲラゲラ笑いながら男体山頂前広場に。

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そうするとなんということでしょう。頂上付近に飯屋が並んでいるではありませんか。

ここは山の頂上ですか。地下から登って1Fに出ただけなのですか。
さすが都会の山。


筑波山名物らしき筑波UDONなるものを食べました。

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家庭感ある美味しいやつで、テーブルで食べているからでしょうか、山の上感は全くありません。

 


もう一方の女体山にもあっという間に。こちらの頂上はしっかり高度感もあって良。

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カッコよく撮れてしまいました。いやいや、カッコよかったんです。


天気のせいもあり、気分上々↑↑のあげあげぴーぽーな私たちは無言で黙々と下りました。ぱーてぃぴーぽーだって疲れます。

 

下山したときにゲラゲラ笑っていたのはシゲさんではなくシゲさんの膝でした。それを見てゲラゲラでした。

 

楽しく風邪も治せた筑波山

 

また来るかはわからないけどタノシカッタ。シゲさんまたお世話になってしまってすいませんした。頂上のコーラはミラノ駅のカプチーノ並みに美味かったす!次は北海道で待ってますね。

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高尾山

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言わずもしれた山、高尾山。

都心から近く、標高が599mと気軽に登れるということで多くの観光客や登山者で賑わう山です。

 

筑波山登頂からしばらくたった頃、都会アレルギーが再発症し、ビル群にガンつけ始めていたことに気づいたので、山へ行くことにしました。

 


その日は寝坊をしてしまい、京王線高尾山口駅に着いたのが11時30分。

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低い山とはいえ、昼から山に登るなんて今までしたことがなく、焦りに焦っていましたが麓で持ってきたパンとコーヒーを飲みました。天気が良いのでゆっくりと。

 

12時30分。

 

これではヒゲ野郎がピクニックに来ただけです。登りましょう。

 


駅から登山口までは売店や飯屋の通りを歩いてすぐ。ケーブルカー乗り場より登れます。車を使わずに登山口までいけるなんてなんて親切なのでしょう。


高尾山も筑波山と同じくたくさんのルートがあり、ケーブルカーやリフトを使って途中まで行けるコースもあります。

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高尾山のベタなコースは1号路で、全面舗装路で、コンクリの坂を登るだけのコースらしいので圧倒的にパスし、稲荷山コースから登ることに。

 

厳しい登りもありますと書いてあったのでビクビク怯えながら、ゆっくりと登っていきます。

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日差しが入る森を歩くのは最高に気持ちいいです

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それにしても厳しい登りかあ、、ビクビク。

 

 

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ここまではお散歩程度の登り、ここから厳しい登りかなあ、、ビクビク。

 


広いところに出たぞ、頂上まではあとどれぐらいだ、、ビクビク。

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人で溢れているぞ、、ビクビク。

 


山頂標識があるぞ、、ビクビク。

 

 

ビールが売ってるぞ、、グビグビ。

 


うまい。

 

 

 


頂上はガヤガヤとした公園のようでした。

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近くではシティ大学生らしきイケイケの男女6人夏物語がジーンズで登頂したところらしく、女性陣は「靴汚れた〜最悪〜」と言っていました。
そのときに、「こ、こんなん山じゃないっ!」と涙を残し、逃げるように下山しました。


せっかくなので復路はベタな1号路から下ることに。

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やはり登山とは思えないコンクリ坂でした。


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環境を守りましょう。大事なことですね。

 

 

しかしそのすぐ下の中腹にはなんとビアガーデンが。

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なんということでしょう、環境を大切にしながらビアガーデンを山中に作ってしまうとはさすが東京。

 


途中に謎のサル園も。

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そしてあっという間に下山。

高尾山は登山とは程遠い観光地でしたが、里山ハイキングを楽しむにはいい山だと思います、午後からでも楽しめますし、ビールだって楽しめますし。

 

 

 

また、高尾山に行った際には『TAKAO 599 MUSEUM』に寄るといいでしょう。

おしゃれなビジターセンターがそこに。

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2つの山により都会アレルギーは解消できましたが、やはり東京近郊の山ではやはり満足できません。


もう少ししたら再度自転車旅を再開しますが、既に7月中旬から長野県北アルプスの山小屋でのアルバイトが決まっています。

チャリンコ旅がもはや薄まってきますが、今は北アルプスにうずうずしています。

3,000m級の山か、、ビクビク。

 


最後に地元北海道の山が懐かしくなったので、去年の山行をまとめた動画と共にお別れです。

youtu.be

あー御鉢平うろうろしたい、上ホロ周辺の稜線歩きたい。

 


次回「ゲストハウスに沈沈没」


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