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貪欲にはんなりを(三重県亀山市→京都府京都市)

お腹が減ったので道草食ってる志水です。


三重県をかすめ、とうとう西の都『京都』においでませいたしました。

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山を越えた途端に、道路がぐっと太くなり、でっかい神社が見えたと思えばどこからともなく線香の香りが。
あ、京都に入ったなと五感で感じます。

 


そんな初日の夜は色々な旅人から行けるなら行ってこいと紹介を受け、
京都大学学生寮である『吉田寮』に泊まってきました。

 


学生寮でしょ?とお思いだと思いますが、なんと一般の人も飛び込みで泊まれるのです。

 

 

 


しかも、1泊200円で。

 


しかも、京都市内中心部のアクセスのしやすい場所。

 


しかも、シャワーが使えますし、洗濯もさせてくれます。

 

 

 


どんだけ親切なんだと。

 


さすが天下の京大だなと。

 

 

 


寮に着いてやっと謎が解けました。
いえ、さらに深まりました。


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噂には聞いていましたがここまでとは。

 


外から強い力で押されると倒壊しそうです。


メイとサツキの家なんて新しい方です。

 


玄関と呼ぶには謎すぎる間に入ると、いきなりくつろぎスペースがあり、
置かれた?捨てられた?ソファに寝ている人がいます。

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中はもうカオス。

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そこにいた学生さんにお金を払い、寝床を案内してもらいました。共同間に寝袋持参の雑魚寝スタイル。

 


「ここら辺に寝ていいんで。あと、あそこら辺は誰かの物があるんで気をつけてください。そしてあそこら辺も物が散らばってて…いやあれ物じゃない、人か。」

 


人がいました。

 

 

 


私が生活スペースに浸入しているにもかかわらず誰も何にもいいません。
私が見えないのでしょうか。京大生vs.プレデターです。

 


片手に歯ブラシ片手にビールの人がいたり
ファッションではなく、本物の民族衣装に身にまとう人がいたり
ゲーム部屋からはピコピコドッカーンの爆音が聞こえたり
麻雀部屋からのジャラジャラ音が聞こえたり


その横でピアノを弾く人がいたり、
倉庫かなと思うところに人が寝ていたり
買い物から帰ると今日寝る部屋が映画館になっていたり。

 


Awesome.

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学生さん達と話していると、ここの寮費は光熱水費込みでなんと3万円だそうです。

 


中心部でこれは安すぎます。

 

 

 

 

 

 

 

 


ちなみに月3万ではなく年3万。

 

 

 


もはや金銭感覚の時代が違う。

 

 

 


なんだか文章だと汚くマイナスのイメージがしてしまいますが、泊まってみて思ったことは、皆が"自由で楽しそう"ということ。

 


京大の理念「自由」

 


生きる廃墟は見るところ満載で本当に面白かった。もう一泊したかったです。最高。

 

 

 

 

 


身体を綺麗にしたところで、チャリダーであることを忘れ、街を散策。

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京都には高校の修学旅行で来たことがありますが、
その時は寺なんてそっちのけで下ネタでゲラゲラ笑って帰っただけの思い出があります。

 


アラサーになった現在は、体力も落ち始めているので、清水寺金閣寺銀閣寺という超メジャーどころを避けるのはもちろん、下ネタも控え、まぁまぁのメジャーどころを少しゆっくり見ようと決めていました。

 


高桐院
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大徳寺内にある寺院。


緑の道がすごくいい感じです。


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中の庭には座ってゆっくりできる縁側があるので、心を鎮めたり、抹茶飲みながらだらだらしたり、大きめの鼻くそと時間をかけて戦うことができます。

 

 

南禅寺

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禅宗の総本山。


方丈前の石の庭や、
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趣深い水路橋がいい味出してます。
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しかしそれよりよかったのは寺から山の方に進む道を行った先にあった小さな祠。

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木々の中に苔に覆われた灯篭や祠が。
滝もあって、マイナスイオンだかジャスコイオンだかに包まれます。

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人がいなくて鬱蒼としていて。

森の声が聞こえませんが聞こえそうです。

 

 

 


伏見稲荷神社

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ここは超メジャーですがどんなもんじゃいと行きました。


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確かにすごい。


鳥居で囲われた道がずーっとずーっと続き、最後は結構な山の頂上まで続いています。
鳥居パレード。
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ちなみにこの鳥居は個人や会社が買って、神社に立てることができます。
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鳥居の裏に買った人の名前が書いてあります。

 


記者 : 最近買って良かったものは何ですか?


志水 : んー、鳥居かな。

 

 

こんなこと情熱大陸で言いたいです。

 


とにかく朝早く行ってよかった、10時過ぎには人がごちゃごちゃ。普通の話ですが鳥居よりも人が多い。

 


夕方の鴨川

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日が暮れそうになったときに鴨川沿いにはちらちらと人が川沿いで休んでいます。
今日はどこ周ってどこがよかったとか、次は何食べるとか、私は木村クン派、私は森クン派などを話してします。
犬の散歩をする人、昼寝をする人、音楽を聞く人。


思い思いに夕涼みしている雰囲気がとてもいいです。


川沿いの食べ物屋にも灯りがともり、テラスのように伸びた席から品のいい飯の匂いがします。

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あー今日もいい日だなと思ってしまいました。

 

 


京都タワー

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東京タワーやスカイツリーのような派手さは決してないですが、"そこにある"といったような存在感が好きです。


夜の京都駅もすごく良いです。反射を利用したりしてタワーが、逆を向いても見えたりする仕組みがカッコいい。

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そして室内と屋外の境目がない構造。造った人天才。
屋上はカップルで溢れていました。
夜景と男女を見ていると雨が。

 


私の涙でした。

 

 

 

 


大人の京都は大変良かったです。
まだまだたくさん神社や寺があるので、また来た時にゆっくり少しずつ見て回ろうと思います。


この旅では、欲張りが故、全部見たいと急ぎがちですが、その土地土地で宿題を残していくというのもいい気がします。
また行けばいいですからね。

 


明日は奈良を通って、人情とエゴと粉物が入り乱れている大阪へ突入します。

 


次回「NEW WORLD 」


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食い倒れるなら前のめり (岐阜県岐阜市→愛知県名古屋市→三重県亀山市)

好きなハーモニーはりんごとハチミツ、志水です。

 

先日愛知県名古屋市に入り、だらっと街を楽しんでいました。

 


名古屋は見たいものは名古屋城ぐらいでしたが、現地の人に見るべきものを聞いても名古屋城ぐらいでした。

 


それよりも名古屋に来た理由は名古屋メシの真髄を確かめるためです。

 


到着し、まずはこれでしょうとひつまぶしを。
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ご存知のとおり、うな重を最初に4当分にし、最初の1杯はそのまま、2杯目は薬味と共に、3杯目はお茶漬けにして、4杯目はお好きなようにという食べ方です。


カリッと焼かれたうなぎが美味。わさびをつけるとスッキリ美味。茶をかけるとチャッカリ美味。うなぎである以上美味。


ひつまぶしの影響なのか、お茶漬けで締めるという食べ方はなぜだか豪華に感じます。

もうなんでもお茶漬けにしちゃえばいいと思います。米もパンも後輩もお茶漬けで締めると豪華です。


ちなみに小さい頃は永谷園のお茶漬けのカリカリは木だと思っていました。

 

 


そんな名古屋での第一夜は山小屋で一緒に働いていたカナさんに飲みに連れてってもらいました。
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彼女はスペインの巡礼の旅をしていたり、料理が好きだったり、お酒が好きだったりと幅が広い人です。

巡礼で心を、アルコールで胃を消毒しています。
要はドランカーです、飲んべえです。


山小屋でもある日の朝はハングオーバーで小1時間かけてたくわんを並べていました。飲んのべえです。

 


そんなカナべえさんとサラリーマンで混雑する地元の居酒屋に。


土手煮とおでんを。
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味噌で煮込んだ牛すじは柔らかいけど歯ごたえあり、おでんも味噌で味がしっかり。 1串70円。
これにビール。そしてビール。たまに味噌。


ちょうど居合わせた居酒屋の時空が歪む事案が発生し、残念ながら後半は何を話したか覚えていませんが大変いい時間でした。


次の日はなぜだかふらふらでした、こんなになるまで黙ってるなんて私の肝臓はコミュ障なのでしょうか。

 


カナさんありがとうございました、今度は京都か広島か札幌で山の先輩達をハングオーバーさせましょう!

 

 


名古屋飯の第二夜はフィリピン留学の時にルームメイトだったカケルと。

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彼とは同じ部屋で勉強した仲ですが、若さゆえだったのか、ヤンチャでToo noisyだったため、部屋を変えるか、彼の口をまつり縫いするかのどちらかだろうと考えていました。


しかし男は単純。
なぜだか最後には仲良くなり、国内でまた会おうと約束するまでになったのです。


そんな坊主頭にポニーテールという確実にマトモではない見た目のカケルと名古屋城に。


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ドーンと構えたその城の上にはチョコーンと金のシャチホコが。


天守の中はどうなっているんだろうと入ってみると、なんでしょうこれは。(前のタモリもどきは無視してください)
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エレベーター。

間違ってPARCOにでも入ってしまったのでしょうか。それとも徳川家はその時代からシンドラー社と契約していたのでしょうか。なんにせよ感謝して使いました。


天守の中は博物館となっており、昔の文化を学べる作りに。

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私も珍しく真面目に勉強してきました。
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その後も彼の案内で熱田神宮やら白鳥庭園やらに。
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庭園で面白い顔系男子2人がゆったりしているのには違和感がありましたが、2人ともゆったりした自然が好きというのもあって大変よかったです。面白い顔なのにネイチャー系、世の中ギャップで勝負です。
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途中には名物のきしめんも食えました。うどんとは違うむっちり食感、美味し。
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あまりにスムーズなプランに違和感を感じて彼に聞いてみると、なんと前から観光プランニングしていてくれたらしいのです。


思わず「フィリピン出会った人と同じ人ですか?」と聞いてしまいました。


ハタチの彼に、「おっちゃんやかましい」と一蹴されました。
いつの間にかToo noisyになっていたのは私みたいですね。

 


夜は味噌カツを。
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これがまぁ美味かった。サクサクなカツにあっさり味噌をドバドバかけて。
サクサクすぎて口の中がグアムの道のようになってしまいました。

 


だいぶ年下でヤンチャな印象の彼でしたが、 日本で再開すると、なんだか大人になり、同い年のように話ができました。

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オーストラリアの大学行っても頑張れよ、たまには日本食食いに帰ってきてな。北海道で待ってるわ。

 

 


名古屋飯の真髄をまとめると、"誰かと食べるご飯が1番美味い"です。

 


そこで志水と一緒にご飯を食べてくれる広末涼子を募集します。
該当の方は私までマジで恋してダイレクトメールしてください。

 

 


名古屋を出てからは、


愛知県の先っぽ南知多のゲストハウス"ほどほど"
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三重県亀山市の旅人宿"石垣屋"
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の2件で人々の優しさと皮膚に触れながら雨と台風をやり過ごしました。


昌幸さん、奈々さん、タクヤさん
ありがとうございました、皆さんのおかげで雨をゆったりやり過ごさせました。
また今度電動チャリで行きます。

 


明日からは野宿をお休みして京都、奈良、大阪の関西ベッタベタ観光編(1人)に突入です。

 


次回「お願い、一回でいいからおいでやすって言ってみて」

 


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「イボの名は。」 (石川県金沢市→岐阜県岐阜市)

首の内部にイボなのか、しこりなのか、できものなのか、スカラベなのかができている志水です。

 

 

そういえば前前前世からあった気もしますが、 痛いし気になってイボの名を調べて見ました。

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"長時間同じ体勢をとっていたりすることが原因" と続けて書いており、チャリ上でずっとスリラーみたいな体勢をとっていますので、これだ!と安心しました。

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エヴァンゲリオンだかなんだかいうイボじゃなくて良かったです。

 

 

さて、現在石川県の金沢市から福井県滋賀県岐阜県とぐっと南に下ってきており、愛知県名古屋市を目指して起きる間も惜しんで頑張って寝ています。

 

 

福井県では自殺の名所で有名な東尋坊に。

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五角形や六角形の岩がにょきにょきと突き出て崖を作っています。

 

しかし自殺の名所の割に観光地でしたし、何よりポケモンの名所になってるらしく、 若い人だけではなく、おじさんもおばさんも皆ポケモンマスターを目指していました。カツラもたくさんいました。

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全員が携帯を見ているその光景はなんだか気持ちが悪かったです。

他殺になってしまいますが、はかいこうせんを放ちたかったです。しかし次のターン動けなくなるのが怖くてやめたことは言うまでもありません。

 

 

 

 

そして琵琶湖で有名な滋賀県に。

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琵琶湖は海だと思ってしまうほどでかかったです。でもすみません、正直それだけです。

 

 

彦根城にも。

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天守がしっかりとしていて良。ひこにゃんと写真が撮りたかった、正直それだけです。撮れませんでした。歴史の説明もしてくれる良い城です。

 

 

 

近江の方では、3年間にカンボジアで知り合ったヨージ君のところに泊まらせてもらえることに。

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彼は大学時代に世界一周をした後、ものづくりで食べていこうと決め、現在皮製品をメインにイベントでの料理販売などもしています。

 

年は下ですが、この年代でものづくりをしているなんてカッコ良すぎます。

そして1つの仕事に固執して先を見すぎると大変になるから興味のあることをどんどんやって食っていこうという考え方が素晴らしい。

 

アトリエも見せてもらいました、ネットでなまらカッコいいなあとは思っていましたが、

実際見せてもらって、これ作れんの?すご!と改めて声に出てしまいました。

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家ではなんだか自分の家のようにゆっくり休めたし、さっくりざっくりもっちりうまみ自家製パンまで食わしてもらって、本当に最高でした。

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ヨージ君ありがとう!財布オーダーできるようになるまでちょいと待ってて!

 

みなさんも良ければ彼のサイトを見てみてください。オーダーメイドなのに気軽に自分の使うものが買えるなんて最高です。

そして広い家のシェアメイトも募集しているそうです。興味のある方はぜひ。安さ安心、居心地最高。

http://www.kitaurayouji.com/kitaura-handmade-leather

 

 

 

 

 

 

 

そんな滋賀県では今旅初めて自転車を盗まれかけました。

 

 

 

 

 

いつも通り昼飯やらの買い物にスーパーに行って、

 

入り口前の駐輪場に自転車を立てかけ、

 

安いパンと惣菜を購入し、

 

昼飯にうきうきしつつ、いつも通り自転車のサイドバックに入れ、

 

思い出したようにトイレにも行っておこうとすぐそこのトイレでうきうきオシッコをしたわけです。

 

 

うきうき戻ってくると、あるべきはずの私のうきうき自転車がありません。

 

 

 

 

人間は不思議なもので、別の場所に停めたんだっけな?と自分を疑い、キョロキョロ周りを見ます。

そして数秒後にようやくハッとするのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、盗まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

落胆と怒りと後悔の感情がどしどし押し寄せます。

 

 

 

ちゃちな鍵だったからなあ。

 

普通荷物ごっそりついたチャリ盗るか?

 

そもそも油断していた自分がいたなあ。

 

 

 

 

思いを巡らせながらもとにかく急ぎ足で王蟲のようなチャリに乗った犯人を探しまくりました。

 

そうすると少し離れたところに鍵とチェーンがぐちゃぐちゃに絡まった王蟲が横たわっていたのです。

 

私は少しの不在だと伸びるタイプの簡単な下のような鍵をちょいとかけており、犯人はおそらく鍵がかかったまま走り出したはいいがビヨーンと伸び、チェーンと絡まり停止、落車したと思われます。

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絡まった鍵でチャリの細かい部分が破損するわ、絡まりがとれないわ、眠くなってきたわで小1間ほど使ってしまいました。

 

 

思い返してみると、私は買い物から1度自転車に戻り、トイレに行った数十秒の間を狙われました。

"持ち主がいつ戻るかわからないタイミング" ではなく、"いなくなったタイミング" を見計らっての犯行だと思われます。おー怖。

 

 

日本も危ないんだなあと意外と他人事のように感じていると共に、確実に監視カメラに映っているであろう場所で行ったことや、前科がついて今までの生活に戻れなくなるというリスクを顧みず犯行に及ぶとはすごく勇気のある方なんだなあと思いました。

 

 

もし私の正義感が強ければ、監視カメラを通して犯人を探し出し、チャリ部品の不調を訴え、示談という形で新たなチャリを買ってもらって人生で1回は言いたいシリーズの "そんなに欲しけりゃくれてやる" と、今のやつを犯人に差し上げていたところです。

もしくは毎週とんでもない量の自転車のチラシをその方の家に送ることでしょう。

 

そもそも怒りたいのではなく、犯人に会って言いたいのです。

 

 

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そしてこれだけじゃ嫌な1日で終わってしまうと思い、いつもと違うことをしようと映画を見てきました。

 

 

君の名は。

いい映画でした。

 

 

 

 

 

次回「私は志水と申します。」

 

 

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ザワザワカナザワザワ (石川県金沢市観光まとめ)

無性にヤンヤンつけボーが食べたい志水です。

 

 

先日まで北陸の都であり、東からも西からも観光客で溢れる金沢市に滞在していました。

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駅に着くや否や本当に観光客がたくさんで、なんだか1人でデッカい荷物載せて走っていると恥ずかしかったです。

 

 

観光地に1人でいるとなぜか、 隠れなきゃ! という衝動にかられます。

だって、もしこんなところクラスのみんなに見つかったら次の日の朝の会で蔑まれてしまいそうじゃないですか。

現代の学校は怖いですからね。

しかし隠れようと走っている途中に立ち止まって考えると私は学業にも仕事にも従事していなかったので心配ご無用でした。Not Employ Education or Training but I'm Always Exciting.

 

 

そんなことはどうでも良くて、人気の金沢の町をあえて一言で言うならば

「文化的な土地と芸術が混ざり合いながらもオシャレにまとまり、便利で観光しやすい街」と言うことができると思います。

 

 

もっとわかりやすい2文字で言うと「金沢」です。

 

 

 

そんな金沢の町は私の期待を裏切らず楽しませてくださいました。

 

 

普段は嫉妬してしまうので基本的にカップルには目を向けずにケツを出している私ですが、

今回は「金沢行きたい!」というオシャレ女子を彼女にもつ男子のために良かったところをいくつか書き綴ります。

 

「その前に彼女いないわ!」という人は私と "どこから浮気だと思うか" という現代に潜む境目をテーマにしてワンカップ大関にストロー2本さして呑んだくれましょう。

 

 

とにかく長くなってしまいましたので、僭越ながら。

 

 

 

金沢駅

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古風でありながらモダンな面持ち、思わず駅前で写真を撮ってしまいます。

この駅は世界で最も美しい駅の1つとしても選ばれているらしく、鼓門とドーム状の入り口は壮観。外観だけ見ていても時間が過ぎてしまいます。

 

門の中に入るとこれまたクール。

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新幹線乗り場では中田ヤスタカさんプロデュースの出発メロディが流れるんだとか。ピコピコクール。

かしゆか派の私もどんなメロディだか気になって気になって気になって気になって気になって繰り返すこのポリリズム

 

 

そんなオシャレな新幹線乗り場とは対照的にローカル線は未だ自動改札ではないあたりがお茶目でした。

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駅横には きんつばなどの品の良い和菓子達がずらり。お土産はここでしこたま買っていくといいでしょう。

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"I LOVE KANAZAWA"なんていうTシャツは置いてませんので欲しい方は残念です。

 

 

そんなクールな駅にはヤカンがめり込んでしまうのもわかりますね。

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兼六園金沢城

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日本三大庭園と呼ばれている兼六園

 

正直日本三大とか言われても庭園自体ヴァージンな私であったので、「結局デッカい庭でしょ?」なんて斜に構えていましたが、実際はデッカい庭でした。

 

 

しかし、サクッサクッと細かな砂利の上を歩きながら、いったいどのぐらい前から生きているのかわからない松達に目をやっていると、無意識にふ~んすごいなあと言いそうになります。

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とても広いので別のことを考えたりしながらゆったり歩くと良いでしょう。

誰かと来た人はいつものどうでもいい話でもしながら歩くと幸せな空気感です。

 

お茶屋で和菓子と抹茶のセットを頼んでゆっくりするのもいいでしょう。

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兼六園の隣にある金沢城天守がどーんとあるわけではないですが、広ーい公園という感じでゆったり。

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皇居かなと思うような綺麗な庭も。ここに坂上田村麻呂がいても違和感がないです。

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思ったより長くいてしまいました。

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モンゴル顔の私も日本の心を少しはリカイデキタキガシマス。

 

 

 

 

 

金沢21世紀美術館

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金沢と言えばというぐらいに知名度のある現代アートの美術館。

 

しかし知名度とは裏腹に無料ゾーンもありますし建物自体が面白いです。

 

企画展も各360円と高くないので、貧乏チャリダーでもアートに触れることができます。

 

 

 

 

中に入ると色々な展示が。

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真っ白な空間にいるだけで高揚するような安堵するような。

その空間で作品を見ると重みがありますしスッと見れます。

 

 

そんなこと言ってますが芸術は全然詳しくありません。

 

何を表現してるのかなんてわからないですし、なんだこれ?ってのが大半ですが、その雰囲気だけでなんとなく良いなあと思ったり、その作品や作者の人生を見て読んでジッと見てみるとなんか深いです。

 

どこが良いとかは説明はできませんがなんか良いんです。

それでは見た作品の写真を何点か。

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アートの幅が広すぎて、壁に開いた穴が何の作品なんだろうとじっと見ていると、それはただの穴でした。

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なんか良いなと思った方は美術館に行ってみましょう。穴があります。

 

 

 

 

 

 

 

尾山神社

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 珍しい和漢洋がまじった建築物なんだとか。

 

私が行った時は結婚式を挙げていました。こーゆーところでやるのもイイですね。

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カメラマンの情熱も見ることができました。 

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ひがし茶屋街

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時間がゆっくり流れます、小京都と呼ばれているだけあります。

 

そんな古民家を利用してカフェや店舗がずらり。

浴衣女子もずらりでしたので、じろりでした。

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メインの通りは人でごった返していますので、ちょっと外れた小路をいつもの半分のスピードで歩いたりすると良いんではないでしょうか。

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そこで好きな歌を口パクすればあっという間にミュージックビデオの主人公になれてしまうのでオススメです。

ちなみに私は情緒深く『ぶっ生き返す』を口ずさんでみました。

 

 

脳味噌 常に震わせて

荒々と 運命にそむく   です。

 

 

 

 

近江市場

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金沢は北陸の台所でもあります、海産物が非常に有名でこの近江市場にさかな君達が集結します。

 

威勢の良い「らっしゃいらっしゃーい!!」という声が飛び交い、魚が飛び交い、銭が飛びます飛びます。

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この市場のオススメなところは昼過ぎまでガンガン営業しているところ、お寝坊さんには嬉しいですね。

惣菜も多く、食べ歩きをしやすいところ、通りの達人には嬉しいですね。

 

しかしあくまで観光の市場というイメージでした。

私は輪島の朝市の方が活気といい港町の雰囲気といいおばちゃん達の笑顔といい胸を張ってオススメできます。

 

 

 

飲み屋街

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私が旅行先で夜に飲み屋街をぶらぶら歩くのが好きなだけです。

 

暗い空に明る店々の灯り。油の匂いや炭焼きの匂い。そして楽しそうな笑い声。

 

規模や雰囲気が違えどどの街も良いです。もちろん金沢も。

ここが美味しそうだなとかこの会社の飲み会はつまらなそうだなとかどーでもいいことに思いを募らせ歩きます。

 

そんな思いが功を奏し、なんと地酒 ひやおろし 試飲会にたどり着きました。

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今日がひやおろし解禁日だったらしいです。奇跡です。

 

ひやおろしとは各酒蔵が秋に出す日本酒のことで地元の人たちは予約をして買いに行くんだそう。

 

試飲会にもかかわらず25種類の酒全部飲み放題。

そして一杯あたりおちょこ一杯分もついでくれるもんだから、あれがオススメだこっちの蔵はこうだ酒の飲み方はこうだなんて大学の輩たちのようなセリフを聞いているうちに注がれるわ注がれるわ。こんなに注がれたのは大学の時以来です。

仕舞いには酒の味がわかってない人が言う台詞の代名詞である「飲みやすい」を口にして気分良く会場を跡にしました。

東北もそうでしたが、北陸の酒も美味かったです。

 

 

ご当地グルメ

この部分が金沢は弱いと感じてしまいました、ハントンライス金沢カレー、魚介はあるものの、オムライス進化版だったり、濃いルーカレーだったり、北海道の方が美味かったりと。

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日本海側で捕れる魚のばくだん丼とかをリーズナブルに食べられれば最高なのにと思ってしまいました。

 

 

ゲストハウス

週末に訪れてしまったこともあり、どこの宿も混んでいました。

連泊で取ることも難しかったため、2つの宿を1泊ずつ。どちらも気のいい人たちと飲むことができる良い宿でした。

 

シャックビックハウス

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蕎麦屋?を改装して建てられています、カウンターの中に入って調理したりもできます。

オーナーさんは娘さんが産まれたばかりでデレデレでした。人がいいのがわかるいい宿です。

 

 

グッドネイバーズホステル

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オシャレがぎゅっと詰まったような宿、夜9時から梅酒がタダで飲めちゃいます。なのでみんなその時間にリビングに。そこから始まる会話、ブラジル人の陽気さが見てて楽しかったなあ。

 

学生さん達と話しているとジジイになってきたと感じますね。

 

 

 

ざっと書きなぐりましたが、そんなたくさんの見どころがある金沢は、周遊バスもたくさん出ていますし、何よりレンタサイクルが張り巡らされていますので楽々まわることができます。

 

便利で古風でアートな金沢、もう一度行きたいなと思えるところでした。

帰ったらアド街を見て金沢コレクションを復習しようと思います。

 

 

次回「喉元過ぎても外は熱い」

 

 

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iPhone使用料を月額7千円から2千円ちょいにする方法

ミスタードーナツって昔はもっとデカかったよな~が口ぐせの志水です。

 

現在北陸の都である金沢に到着し、キャッキャした女子に見つからないよう服部半蔵の如く観光しています。

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金沢の記事は後日ゆっくり書きます。

 

 

今回はチャリンコ旅自体ではなく、それにあたる経費削減方法について記載したいと思います。

ためになーる記事です。うそです。今回もどーでもいいやつです。

 

給料前でお金がないよという方や、目標があり節約志向の方、目標がないけどケチな方、貧乏の気持ちになってみたい富裕層の方、お金より愛の方、愛より顔の方、などなどへ勝手ながら発信いたします。

 


そしてまずはじめに裏がありそうなマーケット感があるタイトルですみません。

 

裏はないです、内容のわかりづらい勉強会やセミナーにも誘わないです、急に一緒にやらないかとかふっかけないです、質はいいからとかで説得しないです、美顔器とかも勧めないです。

ついおだってしまいました、申し訳ありません。

 

 


さて、私は楽観的なハッピー野郎ですが、なんにせよ無職ですので出費を1円でも抑えなければなりません。

国民年金、住民税、国民健康保険などなど、生きているだけでお金はかかります。

 

無職ついては新米ですので昨年の収入でそれらが計算されてしまうため、色々とまだ支払うべきものがあるのです。無職も下積みが辛いのですね。

 

 

そうこう支出面を考えていると、携帯電話料金にぶつかりました。

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そこで今回は私がチャリンコ旅出発前に実践した本当にオススメしたい携帯電話の料金節約方法をできるだけわかりやすく紹介したいと思います。

(知っている人もたくさんいるとは思いますが格安SIMへの変更方法です。)

 

 

 

 

 

私はiPhone5sをこよなく愛しており、毎月7,300円ほどSoftBankを通して孫さんへお支払いしていました。

現代語でいえば「年間87,600円を孫さんへ貢いじゃう系男子」というのでしょうか。

とにかく無職には辛すぎる出費です。

 

 

 

そこで昨今のケータイ戦国時代なら安くできるプランができているだろうと推測し、孫さんの手下が働くお店へ出向きました。

 

 

志水「手下さんすみません、もっと安いプランはないですか?」

 

孫手下「私はiPhoneマスターですので、お任せください。安くできるか迅速に調べます。」

 

志水「マスター手下でよかった〜」

 

孫手下「すみません下僕様、このプランとサービスで最安値です」

 

志水「オーマイガー」

 

 


詳しく言うと月3Gまで使用可能で電話し放題機種代金月々払い込みで計7,300円が最安だったのでした。

どうしてもと食い下がる下僕に対し、手下様はSoftBankの電波を使った月2.3千円で使えるY!Mobileを紹介してくれましたが、それではこよなく愛するiPhone5sが使えなくなってしまうので、なんとかならんもんかと色々調べてみました。

 

 


そしたらあるじゃないですか。MVNO(格安SIM)とやらが。

SIMってなんだ?とお思いの方も多いでしょう。携帯に入ってる大事そうなチップのことです。

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携帯の心臓ですね。

 

 

そもそも私達が使っている携帯電話というものは、例えばauの携帯であればauの身体(機種)にauの心臓(SIMカード)を入れることで使うことができていました。

 

そして料金は契約した時から心臓使用料として月々支払っていたのです。

逆を言えば解約とは心臓使えなくするってことです。解約して心臓が使えなくなっても身体(機種本体)はデータ見たり音楽聞いたり使えますもんね。

 

 

心臓がない身体…心を亡くすと書いて忙。

忙しいと思ったときには既に心がこもっていないのである。

野口観光さん、CMに使ってください。

 

 


そんなことはどうでもよくて、現在ITの流れはすごいもんです。

携帯大手3社以外にも心臓を売る会社が続々と出てきたのです。しかも安く。(ocn,DMM,biglobe,イオンなどなど)

 


そしてその心臓を売る会社は基本的に大手の2社の身体に入り込み使えるようになっています。

会社毎にdocomoの身体対応とauの身体対応に別れています。(SoftBankは対応せず)

孫さんも仲間になりたそうにこっちを見ていますので後で配合用に仲間にしておくつもりです。

 

つまりdocomoとかauの機種さえあれば新たな心臓売りと契約することで安く使えるわけです。

なんだか闇取引的な表現でファウスト世みたいになってしまったことをお詫びします、ごめんよフランケンシュタイニー。

 

 


ここでやっと具体的に私がやった変更手続きのやり方に入ります。

文が長くてすみません。目が疲れた方は後でバルスをしてあげます。


では流れはこうです。

 

 

 

① SIMカード会社を選ぶ

まずは安く心臓を売っている会社を色々調べました。「SIMカード 格安」と検索すればたくさん出てくるでしょう。

私は色々悩みましたが『BIGLOBEにしました。

理由は同じ電話番号を引き継ぎ出来る上、月6Gまで使えて2,150円という安さです、まぁーとにかく安村。とにかく安村さん明るくいてほしいです。

BIGLOBE SIM:安心・快適な格安SIM

そしてBIGLOBEdocomo系のSIMを使っているためdocomoの機種探しとなったわけです。(ここではまだBIGLOBEと契約はしていません)

 

 

② docomoauの機種を買う (元々docomoauの人は買わなくていいです)

機種といえば、そう、iPhone5sですので、早速docomoの中古を買いました。

購入はここからしました。(当時は32Gで27,000円でした)

東京では5Sを2,4000円で売ってましたね。べらんめーです。

 

 

③ SoftbankからMNP番号(解約番号)をもらう。

そしてBIGLOBEと契約するにあたり、孫さんの会社と解約せねばなりません。(SoftBankのSIMを使用停止にする)

解約手続きというよりは孫さん会社から乗り換えるにあたっての電話番号引き継ぎ番号(MNP番号)をもらいます。(詳しくは対応の良い店に聞いてみましょう)

そしたら解約料がどうたらで残りいくら払ってもらう的な話になります。私の場合は新月でなかったので解約料1万円機種代金の残り支払い2万円ぐらいで計3万円ぐらいでした。

そしてMNP番号がメールで送られてきたらようやくBIGLOBEと契約です。

 

 

④ 格安SIM会社と契約する。

BIGLOBEのホームページから引き継ぎたい現在の電話番号とMNP番号、クレジットカード番号などを入れて申し込めば、3日ほどでSIMカードが届きます。

 

 

⑤ 切り替わるまで待つ

電話番号を引き継ぐ場合はBIGLOBESIMカードが届いてもすぐには使えません。

SIMカードが届いて2.3日すると、使っていた孫さんiPhoneが急に圏外になり、電話番号が使える携帯がSoftBankからBIGLOBEへ切り替わったことがわかります。

 

 

⑥ 電話番号が切り替わったことを確認する。

そうしたらBIGLOBESIMカードを中古docomoのiPhoneへ入れてAPN登録をすれば終わりです。(APN登録のやり方はSIMカードと一緒に付いてる説明書に書いてます。アプリダウンロードする感じでなまら簡単ですのでご安心を)

普段使っている電話番号へかけるとSoftbankの方ではなく、新たにBIGLOBE SIMを入れた方が鳴り、しっかり切り替わっていました。

 

 

⑦ 元データを同期させる

そしてiTunesでメモリを同期させればもはや前の携帯と全く同じですね。

会社が切り替わったことにより通信速度が遅くなることを心配をしていましたが、全然大丈夫です、チャラヘッチャラです。

最後にその携帯電話を揚げればコロッケだよ、キャベツはどうしたです。 

 

 

 

 

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最後の最後に料金と機能の比較をします。

 
SoftBankで契約したiPhoneをそのまま使った場合

・使ってる電波:SoftBank

・通信料:月々3Gまで

・電話料:なし(電話し放題プラン)

・使用料:月々7300円 1年使ったとしたら:87,600円

 
中古のdocomoiPhoneBIGLOBEのSIMを入れて使った場合
・使ってる電波:docomo
・通信料:月々6Gまで
・電話料:1分30円
・使用料:月々2,150円+電話料

1年使ったとしたら:25,800円+電話料初期費用:57000円(中古iPhone 27,000円、SoftBank解約料30,000円)

(今回は使用量2ヶ月分無料キャンペーン中だったのでもうちょい安いか)

 


トータルしたらそんなに変わらない印象ですが、長く使えば安いですし、電話も今はLINEとかで多くはまかなえるので今んところは良いと思ってます。

 

 

まとめると、電話をたくさんしない方は格安SIMにすることをお勧めします。

 


こんなに紹介して企業のまわし者なのか?そんないい話はない!とお思いでしょうが、ただ節約方法を記載しただけです。

 

無職のチャリダーもたまにはいいこと言いたいもんです。誰かの参考となれば嬉しいです。

 

 

質問があれば私へ弓矢で送りつけてください。自分では難しいという方もやはりアシタカ様などと短期契約をして弓矢にて送りつけてください。

もしくはYahoo知恵袋へ弓矢でどうぞ。

 

 

次回「筋繊維 壊して強く 夏終わる」

 

 

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お魚Heaven (石川県珠洲市→志賀町)

飛んで火に入る志水です。

 

能登半島も残りわずか、根元の方の志賀町までやってきました。


毎日のように道の駅やら公園やらキャンプ場やらに泊まり、テントを乾かし、仔犬の動画で心を潤わせ出発しています。

 


ここ最近は天気がいいです、そもそも凄まじく悪い天気に出発以降1度も当たっていません。非科学的な話で言う晴れ男というやつでしょうか。
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海も南国並みの色です。

 


半島あるあるのアップダウンのある道をストレスフルに寛容に上り下りしていると、登熟しきった田園地帯にカカシがたくさん。
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能登半島はカカシが有名でもあるそうです。

 


それではさっそくカカシコレクション。


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田んぼにはいないタイプのダンディズム


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腕が下がらず。黒い涙が辛い証拠


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普通の顔にボンキュッボン


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私のことをみてほの字になる子

 


旅中寂しい時もあるのでほの字の子だけ連れて行こうかと思いましたが、拉致になるのか窃盗になるのか考えていたらどうでもよくなっていたのでやめました。

 

 


輪島に行く途中には塩田がたくさんありました。シオタではなくエンデンです。

塩づくりで有名です。海水を撒いて乾かしてこい塩水を作って大きな銅なべで熱して水分を飛ばすんだとか。

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観光としても一役買ってそうでした。

 

 

そしてこれまた通り沿いに有名な千枚田が。
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田んぼは1つの区画を"何枚"と数えますが、千枚もあるということでしょうか。
一枚一枚数えているうちに生産性のない行動だと気付き、虚しくなってきたのでやめました。
収穫が非常に大変そうでしたが見る分にはキレーです。

 

 


そんなこんなで輪島にトゥチャーク。
ここも歴史が残っているのか趣深い街並みが。
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輪島塗の店もたくさんあります。 覗いてみると味噌汁を入れるようなおわんで5万円とかします。
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何かお探しですか?と聞かれて、自分です。と答えそうになって、気付くと逃げるように店を後にしていました。

 


そして輪島の無料キャンプ場に泊まろうとテントを広げていると、ヒッチハイクで旅をしている神奈川の学生2人と会いました。
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夕方に会った彼らはへとへとに見え、今日は長い道のりだったの?と聞くと、


「腹減って浜辺でカニ捕まえてたら疲れて寝落ちして1日終わっちゃいました笑」


と。

 


となりのテーブルにはまぁまぁ大きいカニが1匹無差別に転がっており笑ってしまいました。
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「カニに対する火がなかなかおこせなくて大変だったんです」


と。


近くにあった焦げた枝をみて、またまた笑いました。

 


カニを捕まえて終わる1日、無駄だけど無駄じゃない1日。
彼らはきっと忘れないだろうなあと。


なんだかいつも元気ですが、より元気がでました。

 

 

 


輪島市には日本三大朝市と呼ばれる朝市があります。
近くの船から買った魚を地元のおばちゃんおばあちゃんが商店街沿いにずらっと出店を出します。

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そして基本商品に値札はついてません、全て交渉で売り買いします。

 


私も参戦だと次の日の朝テントを出るとなかなかない土砂降り。
晴れ男説はどこへ行ってしまったのでしょう。


温帯低気圧とやらが上空を通っているらしく、大雨で出店はいつもの半分以下でお客さんも少なかったですが、朝市通りには雨音をかき消す元気な声が。
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「よっていかんけえ」


「にいちゃんみてってなあ」


「飯食ったんか?」


「ほれつまんでき」


おばあちゃん達が可愛くてどの店でも買ってしまいそうになります。

 


そして私は北陸に来てどうしても食べたい魚がありました。


"ノドグロ"
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錦織圭が日本に帰って食べたい魚と言って有名になった北陸で獲れる高級魚で、その味は最高級と言われています。


北海道民として、美味い魚を食べて来ており、現在個人的な焼き魚ランキングでは、1位ホッケ、2位ツボダイ、3位サンマと続いております。


ちなみに個人的な魚ミュージックランキングでは1位SAKANAMON、2位サカナクション、3位フィッシュマンズと続いております。

 


大雨の朝市をうろちょろしながら東南アジアで培った交渉能力を駆使して手に入れました。


ブリ切り身とブリかま、ハタハタ×3、そしてノドグロの開き。それにでっかいおにぎりをつけてなんと350円。バリ安です。


そして通り沿いの炭焼きエリアでそれらを焼けるのです。

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これは朝から贅沢です。


ノドグロは脂がのりホクホクで濃厚で本当に美味。しかし焼き魚概念を変えるような味ではなく、ランキングで言えばホッケとツボダイの間という感じでしょうか。


それよりもハタハタがものすごく美味かった。
なんだこれ!と言ってしまいました。

小さいからとなめていましたが、かぶりつくと淡白ながらも溢れる脂と旨み。
堂々のホッケと同率です。


それでもホッケが1位のあたりを察してください、北海道の居酒屋でホッケの開きを注文してみるとよくわかると思います。


道民のみなさん、普段の食卓の味は他県では特別であることをお知らせします。

 

 


そして味もそうですが、なにより買ったとこのおばあちゃんが焼き方まで教えてくれます、焼いてると、「どうじゃ焼けとうか?」と心配してくれたり、「うまいけ?」とニコニコ聞いてくれたり。


この感じが本当に好きです。売ってる方は安く売ったのに全く嫌味がない。
東南アジアもこれが好きで行っている部分も大きいです。

 

 


たくさん食べてひと段落したので雨の中出発。
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なぜ出発してしまったのでしょう。雨がひどすぎて携帯で確認してみると大雨警報機も出ていました。


ビッチャビチャになり水も滴る黒男になりながらも、しばらくこぎこぎしていると晴れ間が。
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アスファルトの乾いていく匂いはスッキリします。

 


スーパーでシュークリームが安く売ってたので買って食べると中身がスッカスカでした。こちらからは以上でーす。

 


次回「金沢 観光客vs肌黒男」

 


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ノト Not 能登 (富山県高岡市→石川県珠洲市)

最初はグー、ジャンケン志水です。

 


富山県を早々に後にして石川県に突入いたしまちた。
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そして能登半島をうろちょろしています。

能登半島とはこんな形のところです。

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バカリズムさんは持つならこうと言っていました。
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石川県に入る手前の富山県のキャンプ場は大変いいところでした。

 


海沿いで青々とした海が。
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夜に上を見上げると木々の間から星空が。
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そして耳をすませば聞こえるクラブミュージック

 

 

 

 


もう一度。

 

 

 


海沿いに吹く心地よい風

 

 


近くを通るレトロな電車

 

 


海の音をかき消すEDM

 

 


なんということでしょう。

 

 


富山の田舎の海沿いにある無料キャンプ場の入り口に今時の海の家があるではありませんか。
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イケてる男女がウーファー効かせてドンドコドンドコやっています。


「みんな今日は集まってくれてアリガトー!今日はDJなんとかが楽しませるんでヨロシクー!!」という挨拶が聞こえました。


僕も集まってきました、どういたしまして。


ジャスティンビーバーのテクノミックスを子守唄にしたのは初めてでしたが、案外よく眠れました。
Sorryと聞こえてきたので許した次第です。

 

 

 

 


そんなことよりもせっかく能登半島に来たのだからと知り合いを訪ねてみようと計画していました。


旭川の宿レトロハウスでヘルパーをしてくれていたサツキです。

 


シミズ「半島のどこにいるの?行くよ!輪島あたり?七尾かな?」


サツキ「先端です。」
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シミズ 「ははは、、、行くよ。。」

 

 


海沿いをシュルシュルとタイヤを進ませます。
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やはりここらの海は本当にキレイキレイです、心が洗われます。しかしそんなことより服を洗いたいです。

 


途中の見附島は、大型船が着船したような迫力があり、透き通る海と相まってつい開国したくなりました。
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そして半島の先へ。スーパーもコンビニもない中海と森の中をひたすら進んで行きます。
なかなか遠かったですがトゥーチャク。
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一年前旭川で会った時のサツキは脱力系でしたが、久しぶりに会った彼は旅館で正社員としてしっかりと働いており、顔つきも大人になってました。
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何もないけど不便がないと言っていたのが印象的でした。
歳は下だけどかっけえなあと。


働いてる人はかっけえです。


最先端の青の洞窟に行ったり、夜は肉を焼きに行ったり。こんな時ぐらいいい肉食ったっていいでしょう。肉自体久しぶりです。

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サツキあんがとう、今度は北海道か東京でだらだらしよう。

 

 


また、最先端に来るまでに雨予報の日があったので、今旅初めての民宿泊まりもしたところです。


千寿荘
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大浴場付きで洗濯もさせてくれて素泊まり2500円。一泊二食でも5000円と格安です。
さらにここの水は天然の炭酸水素水で浴槽もシュワシュワしています。
何日かぶりの風呂ということもありシュワシュワ溶けるように入ってしまいました。


そうすると女将のばあちゃんがガラガラッと男風呂に入ってきて、「言い忘れたけど脱水症状にならんようにここのコップ使って水飲むんだよ!でもゆっくりゆっくり入んな!」と言ってくれました。
サービスというより思いやりというようなやり取りが心地よいです。


部屋に戻ると布団がひいてありますしタオルも。

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リビングでばあちゃんと話を。
自転車旅のことやこの地域のこと、宿経営のことなどたくさん話せました。


その間にも風呂だけで利用する地元の人たちが途切れることなく来ており、風呂に入ってはばあちゃんと話したり寝たりして帰っていきます。人柄だなあと。

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食事は自炊が多く、麺が多くなると話していると、「ライス食わなきゃ力がでないぞ!ライスだライス!」
となんと朝食までサービスしてもらってしまいました。なぜご飯ではなくライスなのかはわかりませんが本当にありがたいです。
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しかもこんなに豪勢な朝ごはんを。

 


今旅ではゲストハウスばかりに意識がいっていましたが民宿は古き良きが詰まっていたり、宿の人との距離感が良かったりと今後も使っていこうと思いました。 

 


さて、明日からは輪島市を経由して北陸の都である金沢を目指します。


次回「輪島ヌリヌリ」

 

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