銭湯入浴中に小学生に「こんちわす!!」とどこかのコーチと間違えられた志水です。
その後違う人と気付き、「知らない人にも挨拶できるおれってすごくね!?」みたいに友達と盛り上がってました。
そんなわいわいの横ですっかり置いてきぼりにされたおじさんはフルチンでそっと目を閉じた次第です。
さて、真面目な話はこのぐらいにしておいて。
年の瀬ですね。カマボコってあんなに高いんですね。
ということで、ネット注文おせちの如くしっちゃかめっちゃかだった2020年を徒然なるままに振り返ります。(書いてたらめっちゃ長くなってしまった...)
言わずもがなですが、2020年はコロナの年。宿泊業界にもコロナが直撃。
そして全国緊急事態宣言。事の重大さを改めて認識し、八方ふさがりじゃないか!と思いながらもやりがいを持ってオープンを決めた5月下旬。
それから色んな方の協力のおかげで7月1日に例年より2週間遅れでオープン。
10月中旬の営業終了までの間、
サニブラウン君も腰を抜かすほどの速さで毎日が過ぎていきました。
シーズン準備や片付けを含めたとしても6月から10月のたったの5ヵ月。
どう乗り越えるかという勝負の3年目シーズンは、正直かなり暇になるだろうなと思っていましたが、ふたを開けてみれば今までで一番やること満載の5ヵ月。
お客さんは少ないけど「どうなるかは別として、できることたくさんありそう!」とネガティブをぶっ飛ばしてわざと負荷をかけた5ヵ月。
頭フル回転で抜け毛が多くなった5ヵ月。遠心力のせいだと思いたい。
そんなあわや9秒台が出る勢いだった2020シーズン。
好きなこと、層雲峡での事業を脇目をふらずにやっていると、知らず知らずのうちに3つの分野の上を走っていることがわかりました。
『宿』 『山』 『まち』
どれも楽しく、底の見えないほど深い世界たち。
その道をずっと来たわけではない素人がどこまでできるのか、覚悟も決まっていないままに賽は投げられ、レースは始まっていました。
分野ごとにリアルに振り返ってみようと思います。
それぞれにドラマがあるので書ききれるか。。
今後自分がこれを見直して怠慢な心を奮起させるきっかけになることを期待して。ヨーイドン
【宿の世界】
ここ数年常に右肩上がりに伸びてきて、熱量やスピード感もあった業界。
インバウンドの盛り上がりとネットの普及もあり、【場所づくり・集客・サービス提供】が他の業界よりもドタバタと展開されて、民泊も含めて開業する宿が跡を絶たない流行りの業界。
明るいニュースの多さに僕もその世界に飛び込み、やっちゃえやっちゃえの勢いのまま進んできました。
ということで、こんなピンチを経験したことはありません。
「ピンチの時こそ理念に戻らなければ」と思いましたが、今まで目の前の営業のことばかり考えていて、方針や経営の幹についてはいままでなおざりに考えていたのです。ひぇ~
そんなこんなでようやく決めたコロナ禍の中での営業の決意は下①~④の4つでした。
ひとつずつ反省していこうと思います。
①変化と工夫をして100日間の営業(7月1日~10月8日)。来た人へも来れなかった人へも、宿から大雪山、層雲峡の情報を発信。
実際には102日間の営業でしたが、この期間設定は本当に好判断でした。
お客さんの入りはもちろん、多方に注意を張り巡らさせながら生活できるのも僕たちにとってはこの期間で限界だったように思います。
来季の営業期間はコロナがどうなっているかにもよりますが、6月中旬~10月中下旬としたいと思っています。(葉が出てから散るまで)
情報発信はHPと
SNSから。お知らせは
Facebook、日ごろの様子はinstaglamで。それらをHPに紐づけて。
インスタは毎日1投稿を目指していましたが、できなかった(さぼった)日もちらほらあって、ポジティブに言うともっとできるというという結果になりました。
フェイスブックも若い子たちの間では利用者が少なくなってきたとのことで、違う広報手段も検討していかなくてはいけないなと。おじさん
Twitterはじめようかな。ピューピー
②健康面では、ゲストと地区の方々、そして自分たちの精神的・身体的健康を第一に。
まずは当宿から
感染症を出すことなかったのが何よりよかったです。(誰が悪いということではないし、どこからコロナが出てもおかしくない状況とはいえ、社会からの評判やコロナに対する差別で崩れてしまうのが店舗をもつ仕事の難しいところ...)
無事シーズンを終えることができた時点で御の字ですし、それだけでやってよかったシーズンと言えます。正直すげえ大変だったけど、しっかり対策してよかった。。
そして中の運営として、スタッフ全員が営業期間中体調を崩すことがなかった。
これはそれぞれの体調管理がなっていたということであって、スタッフのみんなに感謝です。
そして次の項目でも書きますが、コロナ対策を神経質にしていく中でも色んなチャレンジをすることで、宿としての楽しいムードをつくることができました。
辛い中でも工夫しながら、家族のように宿で生活することが楽しすぎて精神的に疲れなかったのが最高でした。今年もいいチームだった...!
日ごろから無理をしないこと、みんなで食べるご飯の大切さにも気づきましたね。
そして、
層雲峡温泉としては、コロナ対策を統一した、「層雲峡スタイル」を6月に打ち出しました。
うちの宿でコロナが出たときに、足を引っ張るように温泉街全体が沈んでしまうのが怖すぎて、
観光協会に生意気ながらに「ある程度の温度感を地区で統一してほしい」と提案して、協会がそれを拾い上げてくれました。
宿屋としても、年齢的にも若い僕たちに発言権を持たせてくれて、本当に嬉しかった。
地区としての方針が決まれば、広報へ。プロモーションの得意な
絹張蝦夷丸にヘルプを出して、「ととのいました層雲峡」というキャッチが決定。
youtu.be
CMにもスタッフみんなで出演させていただいて、道内で大きく放送、近くの人からもCM出てたね!と声をかけていただけるほどでした。
ただ、歴史のある温泉街で物事を決めていくのはホントに大変だったし、地区の決裁がどのように行われているかも少しづつわかった。
難しいけど、その中であーでもないこーでもないと
ボトムアップで工夫していくのは本当に楽しかったなあ。(すげえ大変だったけどバリくん池田くん頑張ったよね!)
そこで学んだことは、今までの歴史もこれからのやり方も、両方大事だということ。(最新のやり方の方が良い!なんて言っていた自分が恥ずかしすぎる。。)
この一連の流れがきっかけで同地区にいながら今まで関わりの薄かった方たちと繋がれて、“あそこの宿にはこの人がいる”という安心感の中で宿を営業できるようになったのが何よりよかったです。
他の温泉街がどうかわからないですが、層雲峡は中の人たちがとても良い人!楽しい!
(役場、
観光協会、温泉事業組合、各施設のみなさん、その節は本当にありがとうございました)
③経済面では、赤字は免れられないかもしれないけど、1,2年後も立ってられるように傷は小さく。なおかつ宿泊だけじゃない小さいチャレンジを積み重ねてしっかり戦ってみる。
「今年はうん百万円の赤字覚悟だな...」と思っていた今シーズンでしたが、予想以上にゲストさんが来てくれたことや(それでも昨年対比では約70%減)、宿での色んなチャレンジが功を奏したこと、宿以外の部分でお仕事をいただけたこと、町をはじめ色んなところから
補助金をもらえたこともあり、なんとなんとなんと今シーズンはギリッギリの黒字着地でした。(皆さん本当にありがとうございます!)
これは今年の宿泊業としてはめっちゃすごいことなのではないかと思います。(いや、他の宿はなんだかんだもっと儲かってたりするのかな、わかんない)
補助金とかについては後に書くとして、お客さんが来ないのならば色々やってみよう!と挑戦しまくった年でした。
本気のラーメン屋さんイベント
料理、特に出汁取りと麵づくりが趣味の層雲峡ホステルの母、スタッフMai。その特技を生かしてチャレンジレストランをやってみようと企画した層雲峡ホステル本気のラーメン屋さん。
これが身内びいき無しで相当美味い!麺は粉から手打ち。スープには鶏ガラの他に丸鶏を使ったり、煮干しに
かつお節、鯖節、サンマ節、
利尻昆布。「昔からラーメン屋か!」とツッコんでしまうほど。
地元温泉街で働く方々に食べてほしい!宿を覗きに来てほしい!という思いでチラシをまいたところ、たくさんの人が!手抜きをしないマイと地元の方の美味しいの声、本当にうれしかったなあ。great job!
タイ料理弁当配達
タイ料理が得意なムードメーカーのスタッフYukie。こちらは町内の方々へ層雲峡ホステル特有の“海外の雰囲気”を届けたい!と企画。タイ料理って今までキットで
グリーンカレーを作るぐらいしか知らなかったので、
ナンプラーの種類から選んで作れるのはホントすごいなあと。
ふたを開ければ全ての日で50食近くの注文をいただきました!すげえ。
おつかい先で知り合った町外の方からもケータリングの注文が入るなど、人柄が功を奏してました!前日は遅くまで仕込み頑張ったね、コップンカー!
移住記事寄稿
仕事をやめて北海道にポンっと身一つで来たスタッフAsamiには、自分の感覚をしっかり持っているということで移住体験の記事を書いてもらいました。とりあえずとてもいい文章だから読んでほしいです。
スタッフが町外から来て、宿に住み込み、短期間でも上川町に移住するというスタイルは、これからのまちづくりにおいて風通しの良い環境となる気がします。外から人が来ることが普通になるというか。
私はたまたま宿ですけど、住むって場所そのものよりも、その場所にどんな人がいるかをつなげてくれる場所(人)があることが大事な気がします。それっぽいこといいました。ドヤ
アクティビティインフォメーション
コロナ前の冬から地元
DMCと話していた、層雲峡でのアクティビティインフォメーション。あまり情報を持っていないインバウンドの方へ英語対応できるインフォメーションを設ける計画。
コロナで海外勢が来れない、むしろ日本人すら少ない。ならば、来年以降も使える地元情報をしっかり記事として残しておこう!と方向を少し変えながらインフォメーション運営を実施しました。
日本はもちろん、海外勢の中では初速の早い台湾をターゲットに。そしてここでは台湾人ヘルパーのKyonちゃんが大活躍。
これならば台湾にいながらも、日本って、北海道って、層雲峡っていいなあと思ってくれるはず!10人にでも読んでもらえればその人が友達と来て、その人の
SNSを見てその知り合いが来て。国境が開いてからの個人旅行は「私が行ってこうだったよ!」の投稿がカギを握ると思います。
その他にも
グラノーラミックスを作ってみたり、カレーをケータリングしたり、いろいろやりました。
そのおかげで
NHKデビューさせていただきました。テレビの影響力ってすごいですね。久しぶりの友達からも連絡がきました。
ネットワークビジネスの勧誘かと思いました。
(何日も取材してくれた寺崎さんありがとう!)
コロナ禍だからこそ、失敗も怖くない。ベネッセが腰抜かすほどのチャレンジたち、みんな本当に頑張りました!
全員が主役になる回があって。チームで働くって本当に楽しい。
1人じゃ絶対にこうはならなかったし、主体的に考えてくれたスタッフがいたからこそ。ありがとう!
④どうなるかわからない中に突っ込むということで、数年後も宿がどうあり続けられるのか考えてみる。
宿の在り方。答えがないことを深く考える。決断する。
その重要さと難しさを感じたシーズンでした。
旭川の小さな宿時代を含めると、宿泊業に就いて4年が過ぎ、今後の自分の目標なんてのも少し考えたりしました。
実は層雲峡ホステルは3年営業できたら良い方だなと思っていたけど、建物はまだもってくれそうだし、やっぱり楽しいし夏秋のみのスタイルが自分には合っている。今はできるところまで続けたいと思うし、むしろこれからだぜって感じです。できるかな。
ということで宿の設備も少しづつアップデートしました。
ゲストさんはここから古本として購入もできたりします。ここの本棚のセレクトめちゃくちゃ良い!と言われたりしたとかしないとか。
古道具を組み合わせてくれて、雰囲気とそれでいて使い勝手のよいもの。これから色んな人に使ってもらって秘伝のたれ並みに味が出てくれば良いなあ。
枻出版さんからは山用品を大量購入。山に行く方へレンタルしてます!
昨季スタッフだったKota Moriにはマップと大判の地図を書いてもらいました。
さらに誰にでもわかりやすくなりました。今年もありがとう!
来年も少しづつですけどアップデートしていこうと思っています。
事業主は既にもらってますよね。営業売り上げが昨期と比べ減少した法人には200万円、
個人事業主には100万円配布。
上記給付金をもらっていて、道が打ち出した新北海道スタイルに則って営業していたら、5万円もらえるというもの。
上川町で事業をやっている事業者に20万円、さらに宿泊業を営んでいる事業者には1室2万円の補助。
これは本当に助かりました。ありがたや。。
営業期間を短くできたのはこれが大きいですし、スタッフのみんなを雇用する覚悟が決まったのはこの
助成金があったから。お客さんがいないとき、宿を休業した期間もしっかり100%のお給料をあげることができました。それはそれは助かりました。
雇用に関する書類を揃えればもらえるので、未だ申請してない方はぜひ!
ハローワークの方が親身に申請の相談に乗ってくれたのが泣けるほどに嬉しかった。
コロナで売上が少ないことを見込み、今のうちに整えられるものは整えようと3月に申請しました。(今回も商工会さんにはたくさんやっていただいて、頭が上がりません)
補助金の用途が広いことから、今回は山岳用品を充実、来年以降のガイド事業にも使えそうです。
そしてなんと今回に関しては
補助金採択者にはコロナ対策に係るアルコールなど消毒に関するものが100%補助!これはすさまじい!安心していろいろ買えました。
国立公園に位置している団体が対象の
補助金で5月に申請。ビビッて申請金額を低く見積もったのが功を奏したのか、両事業とも採択されました。
これら事業は現在も続いているのでどんな結果になるかわかりませんが、資金がプラスになるというよりはこれも仕組みを整えるためのものといったところです。
層雲峡ホステルとしては、今年までちょろちょろやっていた山岳ガイドの仕事を本格的に始めるため、進行形でガイドのホームページや動画を作っています。(めちゃカッコ良くて自分大丈夫かよって感じ)
また、ワーケーション(働きながら休暇を楽しむやつ)の環境を整えたところ、
ウェブデザイナーの方やグーグルの社員の方までがワーケーションの場として使ってくれました。嬉し恥ずかし最高の記事を
中西拓郎兄貴ありがとうございます!
宿の世界。
冬の間は営業こそしていませんが、僕自身が宿泊業を営んでいることに変わりありません。
Gotoで予約が入ったと思えば報道ひとつで多数のキャンセルがでたり、お客様への説明も情報が錯綜するもんだから難しい。誰が悪いわけでもないというので
疲労だけがたまる。現在もドタバタが続く観光業に同業として本当に心が痛みます。
悲しいですが、この規模にまでなると、早く終われ、誰かなんとかしてくれ、手を合わせて祈るだけ。正直そんな感じです。
でも落ち込むのではなく、それまでにできることをやる。
楽しいことをする。
シンプルに自分とその周りの生活を豊かにすることから。
来年も頑張るぞー!
【山の世界】
大雪山に本格的に携わってきて、約7年。全然まだまだ知らないことはたくさんあるし、むしろ知らないことの方が多いです。
そんな中でも少しづつ歩荷(荷物を山の上に上げる仕事)とか、山のパ
トロールなどのお仕事をいただけるようになってきました。嬉しすぎます。
歩いても歩いてもまだまだだなあと思ってばかりですが、自分なりの登山の楽しみ方がわかってきました。
そんな山の世界にもコロナ。登山者が少なくなったり、登山会ができなくなったり、山小屋の営業形態が変わったり。
どこか疲れがたまる世の中で、僕のところにも「山歩きをはじめたい!」という声が。そこで、いままで踏ん切りがつかなかった山岳ガイドとしての仕事も始めました。
ガイドをやるには資格は必須ではないですが、今年頑張ったひとつとして、ガイド資格の中でも易しいとされる『北海道アウトドアガイド資格(夏山)』を取得しました。易しいと言えど最短取得で1年半かかりました。
(いやー筆記なり実技なり、勉強大変でした。オトナのテスト勉強って結構楽しかったです。なんたって全然覚えらんない。)
でも資格はあくまでスタート地点。覚悟を持って勉強し続けていきます。
今年ガイド研修をお受けしていただいたガイドの方々、ありがとうございました!また一緒に山に行きたいです!
近江美久ちゃん、色々一緒に登ってくれてありがとう!お互い頑張るぞ!
改めてですが、山歩きは楽しいです。景色はもちろん、山を登る人たちの人間模様がそこにあるのです。
誰かと歩くのはもちろん最高。いつもは話さないことをだらだら話したり、一緒の苦労があるから達成感もひとしお。
ひとりももちろん最高で、
RPGの世界にいるような、信じれるのは自分だけかとゾクッとするような。よくわかりませんが、登った分だけ人間的に強くなれる気がします。
それにしても、ガイドの世界にはすごい人がたくさんで、僕なんておこがましいと思ってしまいがちで、その世界に突っ込むのは正直怖いけど、誰と比べるわけでもなく好きを伸ばして、自分にしかできないガイドになります。
ガイドのホームページや動画もそろそろ出せるので、乞うご期待くださいませ!(誰が待ってるんだ)
【まちづくりの世界】
まちづくりの世界が一番難しいです。
なぜなら自分や周りの考えだけではなく、そこに住む知らない人を想像しながら、全員を巻き込んでいくので判断が慎重になります。
やりたいことはあるけど、他の人がどう思うかな。上の人がどう言うかな。全員の賛成が得られるかな。そんなことを考えて一歩踏み出せない
自治体はたくさんあると思います。
でも、上川町は役場の職員の方が自ら動いています。
コロナが一番つらかった春には、職員の方々が束になって町内飲食店で昼食を日替わりでテイクアウト。1回で30~50食も出たりします。事業ではないこのような動きには本当に感動しましたし、役場内がまとまるってすごいことなんです。(公務員ってチームワークのようで実際はバラバラ。隣の人が何やってるかわかんないような関係のところも少なくありません)
それに重なるように地域おこし協力隊のみんなが“カ
ミカワークイーツ”ということで家から出られない人へテイクアウト商品を配達。地域のためになることを楽しく。めちゃカッコ良かったし、ピンチの時に動いている彼らがうらやましかったです。
ポジションはどうあれ、そのまちで、自分たちにできることを。
もうあれです、なんかすごく楽しいです。
今年はまちのイベントに呼んでもらうこともありました。
Daisetsu Outdoor Day
キャンプ場での地元近辺の方をターゲットとしたゆったり楽しめるイベント。
役場の方や関係業者さんの努力でめちゃくちゃ良い雰囲気づくり。
地方のキャンプ場でもこれだけできる!そう感じた爽やかすぎる夏のイベントでした。
funq.jp
Kamikawa Online Festival
このイベントはドラマがありすぎて...!
まずは下の映像を見てほしいです。
コロナでどうなるんだ...というときに「上川でフェスやるから!」と絹張。このご時世に何言ってんだと思ったけど、それはコロナだからできるオンラインフェス。ローカルのローカルによるローカルのためのフェス。これがあったから夏が締めくくれたなあ。
そして冬も配慮しながらのイベントを!Snow Forest CAMP
これはお知らせ!
年が明けた2021年1月16,17日、層雲峡オートキャンプ場ではじめての冬キャンプイベントやります!
詳しくはホームページを!
層雲峡ホステルとして宿の事業を続けてきて、そこで色々な企画を打ってきて、年度の反省と共に、小さな事業者として感じた点を役場さんへ毎年まちづくりとして提案させていただいていました。
生意気かもしれないけど、声をあげる。だからこのようなイベントに呼んでもらえるようになったのかもしれません。これからも続けていこう。
何が正解かは闇の中のまちづくり。
でも自分たちが楽しめるように、ざっくりと未来のためなんて言い訳しないで自分たちのために。
そうやっていったらそれにつられるように2次的にまちが少しずつ動いていくはず。はず。
こんなこと言ったら怒られるかもしれませんが、中規模都市で生まれ育った私は都会に疲れたとか田舎に住みたいと特別思ってはいませんでした。
でも今は分野は別々でも一緒に頑張っている人達を知って、やればやるほど良いも悪いも言われたりもするようになったけど、もっとここで頑張りたいと思うようになりました。
3つの世界。
正直どれもどこまで戦えるかわかりません。
まだまだ確固たるなんとかは生まれておらず、一喜一憂しながら日々を過ごすことになるでしょうが、誰かにやらされて休日を待つ生活を送るよりも私にとっては1億倍楽しいです。
たまに「どこに向かっているの?」とか聞かれますが、今が楽しいということが一番。強いて言うならその先も利益を生みながら楽しいことをやる続けられることです。
まだまだできることもやりたいこともたくさん。いつかやりたいはやらない言い訳、自戒も含めて。
でも、歳取ったな、、と感じた1年でもありました。
身体から疲れが取れなかったり、同時多発していることに対して頭ん中を整理できなくなってきたし、人の名前がぱっと出てこないし、一番はご飯をたくさん食べられなくなってきました。こないだは丸亀製麵で野菜
かき揚げを食べきれなく、ショックのあまり膝から崩れ落ちてそのまま寝ました。いらっしゃいませ。
最後にコロナ自体に対して。
もうどこで感染者が出ても、むしろ自分が感染してもおかしくない世界。その中で営業している店舗、利用している人、家にいる人、それぞれの選択が尊重されなきゃいけない時期です。
自粛するべき、外に出るべき、○○に住んでる人は来ないで、○○だから大丈夫。これらは人に押し付けるものではなく、自分で判断するもの。
そして、全員の判断を尊重する。色々な声に対して賛成も反対もするべきではないと思っています。当たり前か。
ということで、とりあえず年内は、またみんなでぎゅうぎゅうでスポーツを応援したり、大人数で乾杯できる日を楽しみにしながら、ビールとおつまみ、コーヒーと甘いものの往復ビンタで年を締めようと思います。
甘いもので思い出しましたが、こないだ
カヌレという小物みたいな食べ物を初めて食べました。なにからできているかわからないですが、とてもうまいのでオススメです。
さて、色々あった2020年もあと2日。
紅白の
天童よしみさんの曲目「あんたの花道 ~腹筋太鼓乱れ打ちSP~」が気になっているのは僕だけじゃないはず。
それでは、来年もお手柔らかにお願いします。