身体にムチを。心に諏訪を。(山梨県 富士河口湖町→長野県 下諏訪町)
レシーブとトスしかできない志水です。
山梨県から長野県に入り、諏訪あたりをうろちょろしています。
諏訪までの宿は道の駅が多めです。
河川敷での朝は大変気持ちがいいです。
甲府方面へ向かう際、何度も振り返ってしまいました。
富士山のある風景というのは心が安らぎます。怪しかったですがやはり私も日本人の心があることがわかり安心しました。
甲府付近は道路沿いに桃やぶどうを主とした果樹園がたくさんです。
サスガ果物王国山梨。
ももももももう実りすぎです。
挙げ句の果てには直売所で桃の試食が丸ごと1個まで食べれます。
もう試食ではなくてただの食です。
甲府から長野に入ると山に囲まれ、景色がぐっと好きな景色になりました。
登り坂に対し、ぶつけようのない感情を罵声に変えながら登っていくと、おおっ!と声をあげてしまいました。
鋸岳をはじめとする高い山々がどっしり構えてました。
サスガ山岳王国長野。
写真は雲がかかっているのしかないのが残念でなりません。
諏訪は諏訪湖の周りを取り囲むように諏訪市、茅野市、下諏訪町、岡山市の町が発達しています。
宿が下諏訪町であったので、下諏訪の町をちょろちょろすると、観光とローカルが入り混じり、他の街にはない空気がありました。
落ち着きがあって、夕焼けの似合ういいところです。
諏訪は御柱祭という7年に一度、街全体で行っているお祭りが有名です。
選ばれた大木16本を切り出して、諏訪市、茅野市、下諏訪町の計4つの大社へ4本ずつ運び、境内の4カ所に垂直に立てるというもの。
長さ15m、直径1.5mと御柱があまりに巨大なため、引っ張るのには町内から男手が集まり、100人規模で行うんだとか。
引っ張ってる際、立てる際にも人が乗り、あまりの危険さに死人が出る年もあるんだとか。
この坂を引っ張ってくるのは凄まじい力がいるでしょう。
詳しくは下のリンクを読んでもらうとわかりやすいです。
http://www.onbashira.jp/about/onbashira/
リスクがあるから盛り上がる。何事もそうかも知れません。意味深長ですみません。
御柱祭の期間はどのお店も休みにしたり特別シフトを組んだりするそうです。
こーゆー街全体の一体感のある行事は良いよなあと思うのです。
なぜこんなに詳しいかと言うと、今日の宿である"マスヤゲストハウス"で矢野さんと再会し、ガイドしてもらったからです。
(矢野さんはノマドワーカーで、私が東京のtoco.でお手伝いをしているときに良くしてもらった方です)
矢野さんはマスヤゲストハウスの居心地の良さから、よく来ていて諏訪にも詳しいです。他にも詳しいと思うので、もういっそ色んなところでガイドお願いしようと思っています。
その日はいい酒も飲めました、今回もありがとうございます。
次の日は改めて諏訪大社の春宮と秋宮を散策してきました。
神社の雰囲気もすごいいいです。
立てた御柱
春宮は賽銭箱、秋宮は木彫りの欄間が個人的にはすごいと思います。
そして下諏訪は温泉天国です。
そこら中に浴場があって、なんとどこも200円ぐらい。
そこの女子の皆さん、我慢は辛いでしょうが、いつも食べているブラックサンダーをたった6個我慢すれば温泉が待っています。
最後に下諏訪で泊まった宿であるマスヤゲストハウスについて。
元旅館ということもあってか、造りが面白い。色んなところに階段があって部屋が各部屋に個性があるというかなんというか。
宿内の各所に遊び心が光ります。
そしてオーナーさんをはじめとするスタッフさん達の柔らかい空気感。
夜のバータイムに集まってくる近所の常連さん達。最近の現状を報告するように話しながら笑っている人たちを見て、ここはこのオーナーさんじゃないと成り立たないなあと思いました。
そんなオーナーに惹かれてやってくるような、そこが1つの名所となるようなゲストハウスは理想です。
キョンさんはじめスタッフの方々ありがとうございました。いい宿泊でした。
次回は汚いヒゲを剃り、いえ、毛という毛を剃って出直してきます。
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