パトラッシュ、僕もう志水です。
熊本を離れ、とうとう南端の鹿児島に入りました。
公園に泊まると、朝はゲートボールの音で目が覚めることが多いです。
おじちゃん「昨日はここに泊まったとよ?寒くなかったけ?ゆっくりしていけ、おれの公園じゃないけどなハハハ」すたすた
おばちゃん「ここに泊まったけ。寒くなかったけ? これからゲートボールだから少しうるさくなるけど気にしんとよハハハ」すたすた
おじちゃん「昨日寒くなかったけ?以下省略」すたすた
おばちゃん「以下同文」すたすた
なんだか南は人まで暖かいです。
南に行くにつれ、だんだんと景色が南国チックに。
鹿児島市内に入り、顔を上げると桜島が景色の中にドーンと据えていました。
カッコ良すぎます。
西郷ドーンも顔は大変デカかったですがカッコ良すぎます。
そして鹿児島の南の指宿(いぶすき)へ。
だんだんと景色が田舎になり、北海道と似ているところが多く、オオッと声をあげてしまいました。
北と南の果ては人や景色を含めて雰囲気が似ている気がします。
指宿は砂湯温泉が有名ですが、今回は露天風呂が評判のたまて箱温泉に。
これがもう最&高でした。
きらめく太陽と海、涼しい風、遠くには九州富士といわれる開聞岳、そして部分的に真っ黒になったスッポンポン。
これは今までの露天風呂人生でトップ100に入ります。
今度は開聞岳を登ってスッポンポンしてみたいです。
市内ではこれまた最&高のゲストハウスと居酒屋が。
イルカゲストハウス
キレイで安い。にも関わらず対応が神ってました。
チェックインするや否や、「自転車の人ね」と予約を覚えててくれたり、ベッドには既にシーツが敷いてあります。
「なんで安いのにこんなにキレイなんですか」と聞くと
「儲けはあまりないんです、そして私のできるおもてなしは掃除ぐらいだから」
とオーナーさん。
すごいです。
最近は宿経営がビジネスの流行りとなって来ていますが、そんな中で良いなと思ったところは値段以上のもてなしがあります。
いやー、それっぽいこと言えました。
値段のない居酒屋 とくちゃん
ゲストハウスで一緒の部屋だったツヨシさん、ショウヘイ君と近くにいい飲み屋があるからと行くとそこにはドラマの世界が。
都市部の中にある古く小さな飲み屋街にあり、入ると10席もないような店がほぼ満席。
今日女将さんが作ったものがどんどん出てくる。
里芋、湯豆腐、唐揚げ、おでん、にゅうめん、おにぎりなどなど。
家の味、どれも美味い。
いも焼酎もどんどん進みます。
常連さん達もすごいです、女将さんが1人でやってるのをわかってるから、店に電話がくると普通に出て対応する。
いい店だなあと。
そんな常連さん達が良い意味で絡んでくれて、ガハハと笑い声の絶えない本当にいい時間でした。
最後に値段を聞いて腰を抜かしました。
嘘でしょ?という価格。
こんな店があるってもはや地域の宝ではないかと思います。
ずっと残ってくれることを星に願った夜なのでした。
ももの毛がうずいていますので、明日からは鹿児島から船で屋久島に向かいます。
次回「お前にサンがああああああ」
下のバナーをクリックすると、私のブログランキングなるものが変動し、金曜ロードショーのジブリ月間が長引き、お待ちかねのホーホケキョとなりの山田くんが入るでしょう。よろしくお願いします。