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平成向風合戦しまなみ (愛媛県今治市→広島県尾道市)

好きなアイスはチョコミント、志水です。


チョコミントは歯磨き粉の味がするから嫌いという方がいますが、そんな美味い歯磨き粉があるなら紹介してほしいです。

 


四国最後の県である愛媛を出て、島伝いに広島県へ入りました。


愛媛では道沿いによくミカンが売っています、しかも安いです。

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常にカバンに入っていたような気がします、走って疲れて食べるミカンはビタミンと水分摂取も兼ねるので本当に美味いです。

 

もし道路沿いでヒゲ天パチャリを見つけましたら、カミソリスライダーでミカンを放りお恵みください。
私のグローブみたいな顔でキャッチしますので。

 

 

そんなこんなで松山市に。
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やはり田舎素晴らしい四国とあれど県庁所在地はやはり都会。

 

私はシティハンターではないので、早々に有名な"道後温泉"に移動しました。

 

 

道後温泉は中心部から本当に少し行ったところにある温泉街。

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そしてここの道後温泉本館は"千と千尋の神隠し"の湯屋のモデルとなった温泉ということで有名です。

確かに古く、長い歴史を感じる建物。
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こんな縁側で、でっけえ肉まん食ってるシーンがあった気もします。

 

ミドルネームが"okusaregami"の私も実際に入浴することに。

 

古いながらも清潔で、浴室はキレイだなあと入っていると、
身体から、川に捨てられたであろうゴミやヘドロ、そして自転車までもがゴロゴロ飛び出し、最終的にジジイみたいな顔になることができました。
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良きかなー。

 


そして40秒で支度をし、身体から出た自転車にまたがり、再度出発するのでした。

 

後ろから、「あれはただのお腐れ神じゃないよ、本当にちょっと臭い人だ」

 

と聞こえましたが、いつも何度でもを口ずさんで聞こえないふりをしたのは言うまでもありません。

 

 


ジブリのモデルとかになっているということで話題になる場所が多いみたいですが、それぐらいなのであれば、いっそジブリパークみたいなのをすごい規模で作ってほしいです。

 

それこそデッカくて不気味でロマンのある入浴施設をつくったり、ボロボロで迷路みたいな城を作っちゃったり、コケだらけの森とか、神木の間から滑り落ちる秘密の道とか、豚みたいな人とか、人みたいな豚とか、そして我々チャリダー王蟲として出演します。

 

なんて夢見る少女みたいなことを言ってしまう私をお許しください、シシ神様。

 

 


そんな話はどうでもよくて、


愛媛と広島をつなぐ道には、"しまなみ海道"という高速道路が走り、島々をつないでいます。

 

四国への出入り口はたくさんありますが、主に船や高速道路です。

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しかし、このしまなみ海道だけは自転車や徒歩でも行き来できてしまうのです。

 

海外からも多くの人が訪れる、チャリダーとサイクリングの聖地とも言われるこの海道は今旅のひとつのメインでもありました。

 


早速走ると、サイクリングロードを表すブルーのラインがお出迎え。
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自転車でも坂の勾配をゆるく登れるように専用の道まで整備されています。

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これで安心してキキを乗せたトンボも空を飛べそうですね。


島をつなぐ大きな橋の下もサイクリングロードになってたりします。
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こんな道最高に気持ちがいいはずなのですが、その日に限って爆裂向い風。

 

下り坂でも相当な力をかけなければいけなく、危うく闇の精霊を呼ぶところでした。

 


トータル70kmになるであろうサイクリングロードには、金曜日にもかかわらず、結構な数のツーリングの方がいました。
土日は人よりもチャリの方が多いかも知れません。

 


走ってみての正直な感想を述べると、向い風とはいえ、海の上を走るのはなまら気持ちが良かったです。

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しかし、四国本土や小豆島の田舎道をだらだら走っているほうが山々を見ながら走れるので好きですかね。

 

 


そうして広島側に渡ると、そこは尾道

 

尾道は古い町並みが残る坂と猫の町です。
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これまたジブリの香りです。

 

宿で一緒だったリュウセイ君とだらだら坂を登ります。

景色がいいです。
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それはこの体勢にもなります。
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商店街も良い意味で古臭く、懐かしい感じが。
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ポニョ、観光地化し過ぎていない町、好き。

 

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なんだか気を使わないでいい時間だった、あんがとう。

今度は北海道で生魚食わすから。

 


最後に、四国はそれぞれの県に個性があって本当にいいところでした、しかし、大切なものを盗まれてしまいした。

それは私の心です。臭

 

 

次回「飛べない天パはただのうねうね」

 


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チャリダーあるある

寒さに備え、着々とミートテックを着込んでいる志水です。

 

 

日本では自転車で旅をする人を"チャリダー"と呼びます。

バイクの旅人が"ライダー"なのでチャリンコはチャリダーというなんという安直かつチャーミングなネーミング。

ちなみに徒歩での旅人は"徒歩ダー"と言います。もはや何にも乗ってなくても旅人ならダーです。
韓国の旅人はカムサハムニダーでしょう。

 

 


さて、今回はその誇り高きチャリダー仲間への愛を込めてチャリダーあるある言いたいと思います。


これを見ていただいたチャリダーの方々、テントの中からコメントで追加あるあるお願いします。
コメントが0であるままの可能性が強いです、チャリダー友達が少ないことをお察しください。

 


それでは僭越ながら。
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目が野宿眼に

チャリダーはその日の宿を探すのに必死です。

ですので、景色を見ている途中で人通りの少ない整地された地面や、四阿があると「ん、ここ泊まれるぞ」という野宿眼を光らせてしまいます。
この特技は履歴書に書くと評価されるでしょうか。

 


道の駅はホテル
24時間トイレ完備、場所によっては室内の休憩時やWi-Fiまで。

営業終わりの軒下にテントをはればホラもうあなたの家の完成です。
ワンルーム、共同トイレ、道の駅まで徒歩0秒、敷金礼金なし。駆け出しのなんとかにはもってこいの物件です。

そして道の駅は全国に点在しているのでその日のゴール地点の設定にもってこいです。
旅のゴールは、人生のゴールは、さらには明日はどっちなのでしょう。
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ちなみに道の駅よりも高級なホテルは無料キャンプ場ですね。
平日は誰もいないことも多く、自然を独り占めできちゃいます。


田舎道は1人カラオケ
周りに何もない田舎道やトンネル内では鼻歌がデカくなっていき、とうとう熱唱してしまっています。
近くに農作業中の人がいるのにハッとし、急にハミングになることも少なくありません。
気付いたら同じサビがループしていることも少なくありません。
要するにボケーっと騒いでいるのです。現実の世界から遠のいている時間ですので、どうか引き戻さないでおくんなまし。

 


風に向かってブチ切れる
チャリダーにとって辛いのは坂、雨、そして風です。
坂や雨は目に見えますし、しょうがないと割り切ることができるのですが、風は見えない敵です。プレデターです。
平地でも坂道ぐらいのパワーがいるときがありますし、向かい風に緩やかな登り坂なんかが加わった時にはもう叫ぶしかないです。

そしてよくわかりませんがそのキレ方が尋常じゃありません。
「ふざけんな"!!ぶっとばすぞ!!」
自分がぶっとばされているにもかかわらず怒号を飛ばします。気が触れてしまっています。

よくわかりませんがcalm down calm downですね。
そして追い風の日は手のひらを返し、プレデターに感謝するのです。

 

 

登り坂途中のちょっとした下りへの真顔対応
まだ登り坂は続くはずなのに、なぜここに下り坂があるのか、下がった分また登らなければならないではないではならないですか。
下り坂はチャリダーの大好物ですがこれだけは悲しく見つめることもしばしば
です。
これは登山においても同様の現象が起こりますのであなたの身にも迫る問題です。
人生山あり谷ありですもんね。しかし神様、ぜひ山は少なめでお願いします。

 


坂の頂上から下る時のフォー
苦労の登り坂の後、頂上からの景色は最高ですし、そこから下る道は最高です。
森の中を下り、眼下に街や海が見えた時、それはそれは思わず声が出てしまいます!汗でビショビショの身体がスーッと乾いていきます。
そしてちょっと寒くなってこっそり一枚羽織ったりします。
辛い坂道があったり雨で嫌な走行があっても、これがあるからやめられないといった自転車ヘロインが下り坂には含まれています。下り過ぎには注意ですね、下り坂なしの生活には戻れなくなってしまいますよ。

 


排水溝の段差がなんだかストレス
自転車は歩道ではなく、歩道と車道の間のスペースを走ることが多いのですが、そこに排水溝が等間隔に存在していることが多々あります。

本当に少しの段差なのですが多量の荷物を載せ、高速で動く王蟲と化した我々にとってはその少しが弊害となり、ストレスとなり、コロ助なり。
ふらふら運転しているのは排水溝を避けているだけであり、ノリノリなわけではないことをこの場で報告いたします。
ちなみに白線上は摩擦が少なくスーッと進めるので大好物です。

 


チャリダー仲間を見つけると旧友との再会ぐらい盛り上がる
車中泊旅行者の方やライダーさんは全国にたくさんいるので、すれ違っても軽い挨拶程度にとどまることが多いですが、チャリダーという種族はこの世の絶滅危惧種であり、なかなか同種族の仲間に出会うことは少ないです。
ですので、でっかい荷物積んだ自転車を発見すると遠い親戚に会ったかのような感動があります。
しかしそこからはやはり人間ですので、気の合う合わないはそれぞれですね。

皆同じ境遇なので、あそこが良くてあそこが辛かったなどを中心にバックグラウンドを話し、通常の人では理解不能なベクトルで盛り上がることが多いです。
同族の方々、天パヒゲ面チャリダーを見かけましたらお声をお掛け下さい。人見知りですが、頑張ってHey men!!と近づき、高い握手を交わしにいきます。真っ赤な嘘です。

 

 

たまの自動車は文明の利器
道が整備されているところは全て自転車で行くのが本物のチャリダーであるのでしょうが、チャリダーにもスタイルは様々で、ところどころ輪行する人もいれば観光地は電車やバスを使う人もいるのです。
私は観光地などではチャリを置き、たまに公共交通機関を使います。
その時に思うのが、電車・自動車ってすっげー!なのです。まぁ早い。

車作った人はすげえなあと思ってしまいます。それと同時になぜこの道にこんな苦労をかけていたんだと肩を丸めて車中を過ごしてしまうのです。
ジークフリートマルクス、あんた天才だよ。

 


基本的に2人前以上が1人前
各地に美味しいものがある・食べることが大きな楽しみ・しっかり食べないと走れない、などの理由から我々は毎日食べて食べて食べまくってます。

食べることが使命だと勘違いしています。
そんな生活を続けていると胃袋はとんでもないことになっています。
食パン一袋は朝から軽くたいらげますし、米は1食2合ぐらい食べます、飲食店の並盛りはもはや極小盛り。
それでも太らずむしろ痩せていきます。美味しいものでもボリュームがなければもはや美味しいものではありません。
車の後ろにパンでも引っ掛けて走ってみてください、ふと後ろを見るとチャリダー達が鬼の形相で群がってきていることでしょう。

 

 

スーパー行けば値引きパン惣菜コーナー直行
常に空腹であり、貧乏を楽しんでいるチャリダーにとって「パン」という食べ物は相当重要です。暑い中1.2日消費期限が過ぎても食べられる上、甘いもしょっぱいもあるので飽きが来ません、もう春夏冬です。(地元旭川の方々しかわからないでしょう)
そんなパンがスーパーではカゴに入り安売りしていることが多いのです。半額のものを見つけては興奮し、ありがたく貪ります。最高が10%引き程度のスーパーへはケチくさっ。といちゃもんをつけて安定の食パン買い、ハチミツを塗り、結局興奮し、貪ります。
ここら辺はあるあるではなく私の生態です。

そして節約した分、現地で美味いもんを貪り、興奮しています。

 

 

差し入れをいただいた時のありがたみ
時より心優しい方々が移動するポジティブ浮浪者である我々にお恵みを与えてくれることがあります。
飲み物から食べ物からありがたいお話まで。
自分が勝手にやっている旅を応援していただけるなんて感謝しかありませんし、本当に助かります。
私も旅が終わってもチャリダーを応援しようと思っています。皆さんももし自転車野郎を見つけた際には、差し入れあげるよ!とハードルを上げた後で2リットルのただの水を2.3本あげてみてください。とびっきりの苦笑いが返ってくるでしょう。

 

 

陰部のグランドキャニオンから漂う闇の香り
チャリダーは毎日風呂に入れるほど裕福ではありません、公園の水飲み場で顔や髪を洗うこともしばしばです。
そんな生活をしていると自分の臭さに気づかなくなってきます。しかし、テントでゆっくりしてる時などに「ん?なんだこの闇へと誘う香りは」と思う時があります。
原因はあのグランドキャニオンの奥に潜む魔物です。彼らは虎視眈々と勢力を拡大しています、大魔法ビオレで退治してしまいましょう。
そこのあなたも例外ではありません、人間は皆臭いのです。
臭さに寛容に。レッツクンクン。

 

 

足湯大好き
虫が光に寄っていってしまうかのように我々も足湯という文字を見つけるとハンドルをきって寄っていってしまいます。生物学的に言うと湯周性とでもいうのでしょうか。
足湯に入るだけでホントに疲れが取れますし、旅行者同士のコミュニケーションを取る場でもあり、なんといっても足の匂いを消せる大切なポイントでもあります。
我々が入った後は濁り湯になっているかもしれません。どうか寛容な対応よろしくお願いします。

 

 

日の出とともに目が覚める。
朝はテントに入る日差しで目が醒めます。

いま何時だろうかと時計を見るとだいたい6時前。

ゴソゴソとテントを片付けたりモリモリ朝ごはんを食べ、出発。
朝の自分の自転車をこぐ音しかしない森の中や、未だ起きていない街の中を走るのは快感です。早起きは三文のなんとやらです。あれです、お得ちゃんです。

 

 

たまに感じる「あれオレ何やってんだろう」
楽しく好きでやってるはずの旅なのですが、坂道を登っていたり平地をだらだら走っているとふと思うことが、「あれ、何やってんだ」という当たり前の感情です。
チャリダーには生理がくるのでしょうか。
しかししばらくするとそんなことも忘れて坂道と双絶なるバトルを繰り広げ、美味い飯を食って、楽しい1日だったなと、テントの中でおやすみするのです。
ただのハッピー野郎です。

 

 

 

とりあえずこんなところです。
早く次のあるある言いたいので随時追加していこうと思います。

 

 

 


そして最後に。


自転車旅行者は自分で勝手に自由な旅をしているはずなのに「頑張って!」や「すごいね〜」と声をかけていただくことも多いです。

旅をしていて応援してくれるなんて他の旅行スタイルではないんじゃないでしょうか。

 

それとともにいつの間にか有頂天になってしまい、道路際の歩行者の皆様や、ドライバーの方々にご迷惑をおかけしてしまっていることもあると思います。

このタイミングでお詫びします。

 

謝っておいて申し訳ないですが、もう少しだけ変態チャリダー達の旅を暖かく見守っていただけるとありがたいです。

よろしくお願いします。

 

 

 


と誰かが言っていました。


敬具

 

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次回「しまなみ海道アゲポヨー」

 

 

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ホテルは四万十リバーサイド(愛媛県四国中央市→高知県四万十川町)

散切り頭を叩いてみれば、文明開化の志水です。

 


現在、香川県高知県愛媛県へとサクサク進んでいます。

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香川から高知までの四国の真ん中をぶった切る激坂をぴゃーぴゃー息を切らしながら登っていると、

 

 

【この先、高知県側へは行けません】の看板。

 

 

剛毛天パもへなへなとしおれました。

 

 

およそ1000000calもかけたであろうこの坂を引き返すのでしょうか。

 

 


流石の私も万が一があるかもしれないと、看板を掲げている会社に電話して確認しました。
一生のお願いをここで使うことを決意して。

 


会社「ちょっと今日は月曜でみんな休み取っててわかんないですー、ガチャ」

 

志水「う、うぬぬ…」

 

 

月曜から休んでんじゃねーよ!と思いましたが、私は年中休みなので何も言えませんでした。

 

 

私の天パが直毛になる前に、来た道を引き返すことを決意した途端、


「パシュン」


パンクです。

 

 

ヒゲっ面に蜂。

 

 

 

今日は何だか暑いです。
目から汗がぼたぼた落ちました。

 

 


いや、でもこれは"心を鍛えるいいチャンスではないのか"と気持ちを切り替えることに。

 

しかし案の定、再び登り坂になると、「あの会社事務所にいつか鼻くそなすりつけてやろう」と思っていました。


心を鍛えるのは難しいです。
私もお遍路しようかしら。

 

 

 

そんなこんなで汗腺全開で高知へ到着。

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平素よりお世話になっております、龍馬殿。

 

 


念願の"ひろめ市場"でカツオのたたきを。

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"ひろめ市場"とは、全国的に有名な酒飲みのためのフードコート。


朝から酒飲んでるおっちゃんがたくさんいます、地元勢半分、観光勢半分でごちゃ混ぜになって飲んでます。
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若い地元の兄ちゃん達が、薩摩長州や龍馬について、
あいつは裏切っただの、あの説は違うだの、土佐弁でベロベロになりながら討論してました。

 

もし私が幕府側の人間であったならば討たれていたことでしょう。不殺でよろしく御免です。

 

 

そんな雰囲気を楽しみながらラグジュアスにカツオのたたきを注文。
目の前で藁を大仁田厚の如くファイアーしてくれます。
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カツオの塩たたき丼 750円  feat.生中
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美味っ。
今まで食べてきたカツオのたたきは何だったのでしょうか。およそ2cmぐらいに切られているにもかかわらずほろりと噛み切れ、旨味がすごい。


そもそも藁で表面炙って塩振っただけでこんなになるものなのでしょうか。

 

これはサザエも波平も今後は安易に叱れないですね。

 


ひろめ市場にはその他にも、ウツボの天ぷらやら、鳥の唐揚げやら、餃子やら、珍味やら、カレーやら、うどんやらやら。

何食っても美味い。

 

朝からいるおっちゃんの気持ちがわかりました、全体的にもう少し安ければ最高。
今度は友達の維新志士を連れて来たいです。

 

 


チャリンコの道中ではよく、お遍路さんを見ました。
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四国全土にある88の寺を周りながら自問自答を繰り返して徳を積んでいくもの。

歩きが普通ですが、自転車やバイクに乗ってやっている人たちもいました。

お遍路さんのおかげか道幅も広く、道沿いに休憩所もお弁当屋さんも充実しており大変助かりました。

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そしてなにより四国三大河川がすごかった。


吉野川

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え?これ自然の川?と言ってしまいました。
きれいなメロンソーダが流れています。

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ここで川下りもできるみたいで、こんな透き通った川で遊べるなんて最高ではないですか。

 

 


四万十川

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かも有名な天下の四万十川、流域も広いことさながらどこもキレイ。

 

チャリを停めてすこし見ていると、川まである程度距離があるにも関わらず、たくさんの魚が気持ち良さそうに泳いでいるのが見えます。

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宿で会ったチャリダーの柴田くんは普通にウナギが足元を泳いでいて焦った程。

 

川辺の近くのお母さん市場的なところで買った"あゆ飯"もすこしクセのある川の味がまた美味い。
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仁淀川

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吉野川四万十川に比べると知名度が低いものの、地元の人に言わせるとこの川が1番キレイだそう。

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確かに透き通りすぎです。

足の色の違いはきっと気のせいです。

 

今回は行けませんでしたが、もっと上流に行くとこんな色が見えるそう。

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楽園ではないですか。

ここは次回車で来ます。どなたか一緒にドライバーズハイしませんか。

 

 


どの川もゆったりと流れており、道路も川と同じようにアップダウンを繰り返しています。

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川と一緒にゆったり下る坂は最高です。

四国の川、他県のものとは一味違いました。
夏に泳ぎに来たいです。泳げないですが。

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次回「やっとの思いで研究所から奪い返したアルミ缶の上にあるはずのミカンが何者かに奪われてみっかんない」

 


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UdoN wo Thuru Thuru (香川県高松市→愛媛県四国中央市)

たまにホルモンの香りがする志水です。

 

 

島々を満喫し、四国本島に上陸しました。

 


香川県高松からはもちろん、うどん三昧にしようと決めていました。

 

うどん県はその期待を裏切らず、あちこちにうどん屋さんが。

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本当にコンビニよりもたくさんあります。

 

シャリシャリこいでいると、こんな看板が続々出てきます。

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セルフ!と書いてあるものが多く、ガソリンスタンドのようです。


私もガソリンのごとく、少し腹が減れば店を見つけるたびにうどんを頼みハシゴ麺。

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"かけうどん"どこも200円ぐらい。


出汁や麺が店々で少しずつ違い、次のうどんが楽しみでペダルが進みます。

 

それにしても季節もありますが、四国は本当に走っていて気持ちがいいです。

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そしてまたうどん。Udon

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釜玉にちくわ天つけて300円。

天ぷらも安くて美味。

 


それにしてもちくわはなぜ天ぷらにすると威力が10倍増になるのでしょうか。

天ぷらにした途端キラキラと輝きを増します。

 

笛にしても輝きを放ちますね。

 

また、ちくわを覗くと未来が見えるらしいです。にゃーにゃーです。

 

 

 

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うどんは小中大のサイズがあるところが多く、私は典型的な日本人なのか、何にします?と聞かれたら慌てて中を頼んでしまいます。

 

松竹梅あれば竹、1〜5のアンケートがあれば2.3.4などを付けがちな典型的な日本人であることが悔しくてなりません。

 

ちなみに、中だとうどん1玉半あることが多く、ハシゴしていると腹がパツンパツン、以前も経験したラピュタの服破れ現象が起きそうになってしまいました。

中では胃液ぶっかけ特大となっています。

 

 

そんなことはどうでもよくて、今世紀最大の謎である、『"かけうどん"と"ぶっかけうどん"の違いは何なのか』についてうどんのメッカでじっくり観察していました。

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どの店もぶっかけの方が値段が高いです。

やはり出汁をかけるエネルギーに応じて高価になるのでしょうか。

 

しかし、店員さんを見ているとかけの場合もぶっかけの場合もかけるエネルギーは同じでした。

 

これは、ぼったくりではないでしょうか。
もっとエネルギーを高めて、庭のホースの口を塞ぐ勢いでかけてほしいものです。
店中に飛び散るぐらいであれば安心してぶっかけを頼むことができます。

 

 

 

 

すいません、もうやめます。

 

 


出汁の濃度の違いでした。

 

 

 

そんなこんなしていると、香川県をあっという間に過ぎていました。

流石うどん県、喉越しがいい。

 

 

 


高知に向かうため、四国の真ん中をぶった切って行こうと。


地図ではこのぐらいの距離だし、何たって四国だしチョロいでしょ、余裕余裕。


余裕、、
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よyyyyyuuutffhjjgfdrjksskm、、
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私はトンデモナイ道を選んでしまったのではないでしょうか。

久々の長い激坂。

 

身体中から私の出汁が出てきます。

これは"かけ"の類ではなく、新たなジャンル"したたり"です。

 

なめていました、ごめんなさい。
四国、ダイナマイトでした。

 

 

 

 


さて、ここで次回のサザエさんは、

 

「おーい磯野、野球しようぜ」


「おーい磯野、別々の高校行っても正々堂々勝負だぞ」


「おーい磯野、金が良いからと巨人に入ったお前をずっと許せなかったけど、おフネさんの治療のためだったとは… 自分が情けない。本当にすまない。謝りついでにお願いだ、正々堂々おれの球を受けてくれ。磯野、野球しようぜ」


の3本です。

 

 


すみません、突然調子に乗ってしまいました。

 

 

 

次回「カツオのたたき」

 


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瀬戸内ゲイ術祭 I'm not gay (岡山県岡山市→香川県高松市)

味ぽんの用途は餃子のみ、志水です。

 


岡山に戻り、チャリの無事に安堵し、相棒を抱きしめる間も無く旅を再開しました。

 

 

次の目的地はログポーズが刺す方に従えばアラバスタですが、

私は海賊王に興味がなく、そもそも山賊寄りですので、芸術で世界的に有名な"直島"に上陸することにしました。

 


島ではドリーとブロリーが待っているかと思いきや、今年は3年に1度の瀬戸内国際芸術祭の年。
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規模で言えば、長渕のライブぐらい盛り上がっています。


直島だけではなく、瀬戸内に浮かぶ島々がそれぞれアートの島となっています。
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島のあちこちで作品が展示され、屋外に展示されているものや、建物をリノベーションしたもの、映像作品、生活そのものが作品など、多種多様なものがありました。

 


今回私が行ったのは、直島の他に、豊島、犬島、小豆島、女木島、男木島です。


直島

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島々の中でも特段アートの島として有名なだけあり、人がすごい。

 

地中美術館は入館料が高くて作品数も少ないですが、圧巻。

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建築の威力を思い知らされました。
モネの絵の空間に誰もいない時間に入った時の衝撃たるや。

 

李禹煥美術館には素人の私にはツッコミ待ちの作品だらけでした。

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ベネッセハウスはおしゃれ、ここも建築がすごい。

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ここはバカ高ですが、この空間に泊まることができます。

宝くじがあたったらここでただの宅飲みをしたいです。


他にも面白い作品がたくさん。

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個人的には地中美術館のタレルの作品が好きです。
ぜひ見て欲しいです。えっ!ってなります。

 


豊島

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アートと食の島、レストランも力が入っています。

直島よりも自然と調和した作品の立地がとても良いです。豊島美術館なんて最高です。

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1つの作品しかない美術館ですが、コンクリートで出来た膜の中には風がより風らしく、水がより水らしくある姿を見ることができました。

 

他にも面白い作品がたくさん。

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個人的には海沿いにある"心臓音のアーカイブ"が好き。

 

 

犬島

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直島、豊島と比べると小さな島。

 

昔の精錬所跡地を美術館としています。
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これが美術館の敷地内です。

入ってすぐの作品には声が出てしまいました。考えた人なんまらすげえです。

 

他にも面白い作品がたくさん。

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犬島ではタイミング良く伊勢大神楽の人たちが獅子舞出張に来ていました。

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最後はみんな頭を噛んでもらってる中、島のおじいちゃんが、おれはいいよと遠慮していたところ、地元のおばちゃんたちが「いいから、良くなるから!」と押し当て、じいちゃん含めみんなで笑いながらの光景がありました。

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人口50人弱の島。あたたかい空気がそこにはありました。

 

 

 

小豆島

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他の島に比べると明らかに大きな島です。スーパーや居酒屋だってたくさんあります。

 

有名な"オリーブの夢"は立地も含めてカッコいいです。

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他にも面白い作品がたくさん。

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個人的には"目"という住宅を使った作品が面白かった。迷路のようにここに繋がってんのかと。

 

 

ある場所でたくさん果実がなっているのを見ていると、そこのおじちゃんが「冬柿だ、たくさんもいで食ってみい」とニコニコでくれました。

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おじちゃんありがとう。なんだかあったかい気持ちでその後も歩けました。

このやり取りだけで本当に良い日になります。

 

山がポコポコ突き出していて丘も海もキレイ。

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島の人の生活がちゃんとあり、人もまっすぐなこの島が1番好きだったかも知れません。

 


女木島

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桃太郎の鬼ヶ島のモデルとなったと言われている島。


島のいたるところに鬼を用いたアートがあります。

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他にも面白い作品がたくさん。

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個人的には"女木島名画座"がすごかった。あの空間を一からつくるとは、タイムスリップした気になります。

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男木島

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女木島と対になっている島、ここは野良猫がうじゃうじゃいる猫島としてにゃーにゃーしています。
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"歩く方舟"は見たことある人もいるんではないでしょうか。デカイです。

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他にも面白い作品がたくさん。

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どの島でも地図を広げながら島の中を巡ります。
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趣のある小道がたくさんで迷ってしまいます、迷っている時間すら楽しいです。

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作品を見る合間に休む時間だって最高です。

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そして坂を登れば綺麗な海が見え、山側にはミカン畑とオリーブ畑。

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風がサラサラと抜けていきます。
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人もみんなあたたかくて。
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この島々自体がアートなのではないでしょうか。

 

 

 

 


ベタに臭いこと言ってしまったことを後悔しています。

 

 


天気がいいのも相まって本当に良い時間でした。

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また来たい。というより、また来ます。

別荘を建てるならここらの島にします。

 

 

島最高。

 


後ろ髪引かれながらも、明日からは四国本島をちょろちょろします。

 

 

次回「出汁」

 


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ヒッチハイクのススメ (関西国際空港→岡山県岡山市)

Perfumeかしゆか派、PUFFYはAmi派、志水です。

 

 

台湾より帰国いたしました。

 

チャリのある岡山も飛行機の飛んだ関西国際空港はなかなかの距離があります。

 


貧乏だし、普通に電車使うのも面白くないし、全てから自由になった今なので、せっかくだし
"ヒッチハイクで行けちゃうのか"
というチャレンジ企画をやってみました。

 


行きは、岡山に自転車を無造作に、クールに、そしてラグジュアスに放置し、
スマート且つキュートに道端で親指を立てました。
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そうすると開始3分もたたないうちに車が止まるではありませんか。

 


ナニコレ。簡単じゃん。

 

 

「お兄さん何やってんの、大阪行くならそっち逆方向だよ」

 

 

ナニコレ。難関じゃん。

 

 


そこからはしっかり地理を調べ、ヘラヘラしながらオーバーソウル、ビッグ親指で懇願していると、本当に親切な方々がいるもので順調に空港まで着きました。
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帰りも少し苦労したもののなんとか帰ってこれました。

 

 

チャリは足にきますが、ヒッチハイクはボードを掲げている腕が疲れます。

チャリとヒッチハイクの往復ビンタで旅をすれば、憧れのグーカンサキのような身体になれるでしょうか。

 

 

何はともあれ、見ず知らずのヒゲ天パを乗せていただき本当にありがとうございました。

 

ご飯までいただいてしまった方々もいます、めんぼくねえめんぼくねえです。
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涙の塩気が入ってしまったからでしょうか、いつも以上に美味かったです。

 

 

宇治野さん、中村さん、佐川さん、誌野さん、寺田さん、満さん、本当にありがとうございました。

 

 


現地の人たちと話せるし、その地域のことを聞いたり出来て面白い。
甘え型になってしまいますが、ヒッチハイクも旅のスタイルとして全然アリだなと。

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沖縄までチャリで行ったら帰りはヒッチハイクで帰ろうかと考え中です。

順調に沖縄まで行けたらの話ですが。

 

 


次回「再出発だけど速攻フェリー」

 


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你好!好吃!好玩!台湾!

サドルでお尻が4つに割れそうになったので、台湾まで休憩に行っていた志水です。


なぜチャリンコ旅行中に海外なんて行くのかと、よくわからないよと。

 


そのとおりです、ぶれっぶれのナックルボールです。
拳のような顔をしているだけあるんだと思います。

 

 

関空から台湾にトゥチャクし、空港から出るとむあっとした空気に包まれました。


沖縄と同緯度ぐらいということもあって、10月でも全然暑い。
そして湿度、あっという間に私の髪はテレビの裏のコードぐらい絡まっていました。

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台湾に来た目的はケツ休めの他に2つ

 


その1
世界をうろちょろしてる友達が台湾に来るということで会うため。

 

彼の名はKEN (日本人)
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彼の本名は親しい人でもわかってない人もいます。しかしそれで十分なだけのコミュ力。


KENとは地元旭川の宿レトロハウスで会った仲で、彼はヘルパーとして働き、私はヘルパーをヘルプする係として働いていました。

要は飯作り、通称通い妻です。

3,4ヶ月ぐらいの付き合いだったけど、チーム日本人っぽくない顔として仲良くなっていきました。

 


KENは英語ペラペラだけど勉強し始めたのはここ数年。日本語でも英語でも口数が多いのは変わらず。

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彼の海外への関わり方のおかげで、私も英語を勉強しようと強く思うようになりましたし、海外が近く感じるようになりました。

 

台湾でも友達を何人も紹介してくれましたし、その女子大生達の家にも泊まらせてもらってしまいました。
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こんなに世界中の人と近い仲になれる人はあまりいません。

彼についてはクレイジー話がありすぎて長くなってしまいますので、以下同文にて省略します。


まぁあんま褒めすぎるとよくないか。そうです、クソ野郎には変わりありません。
案内してくれてありがとう!楽しかったわ!NZ行っても雑草魂忘れないでくれ、東京オリンピックまでにはまた会おう。

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その2
高校の同級生達とベタベタの観光旅行をするため。

高校の時からだらっと仲のいいやつら。

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4年前にグアムに行った時以来、この計画を進めていました。(ちゃんと計画し始めたのは1ヶ月前)

 

男だらけですが、足つぼやったり、美味い飯食ったり、九份行ったりと、ベタベタな女子旅そのものでした。
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しかし女子旅との1番の相違点は全員楽しみにしていることがトランプだということ。
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他の人から見たら海外でトランプなんて謎すぎますが、結局は全員がだらだら話せれば、どこだって何してたっていいのです。
大富豪をしているだけで、腹抱えて笑えるのですから。

 

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海外でもう少し声を小さくと注意されたのは初めてです。集まれば高校生に戻ってしまう、本当に情けないです。

次回はもっと騒ぐ大人の旅をしよう。

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また4年後になるかはわからんけど、よろしく。

 

 

 


台湾は日本に近しい雰囲気でしたが、やはり少し違った風景は面白いものがたくさんありました。

 

台北の街並み

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北投の緑の中の温泉街

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淡水の夕焼け

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平渓線の線路沿い

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十份の滝

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台北MOCA

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土砂降りの九份

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街に無数にある市場と屋台

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そして何より飯が美味い
私も何ヶ国か行ったことがありますが、その中でも台湾の飯は美味く、何を食ってもハズレがないです。

 

小籠包

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これか!と声が出た。その辺の店で食べても美味しいのですが、レストランで食べると上品でとんでもなく美味い。可愛い女子でも30個は食えそう。 8〜10個入りで300〜800円

 

胡椒餅

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これが1番うまかったかも知れない。肉まんをカリッカリに焼いた感じの肉汁爆弾。よくこんなに肉入れれたなと思うぐらいボリューミー。180円

 

米入り手羽先

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身体に悪い色ですがカリッとモチっと。この悪魔色、なんだかストレス溜まってるときに食うともっと美味そうです。200円

 

臭豆腐

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名前の通り、臭い。台湾の街のどこを歩いていても、「ん、どこかにあいつがいるぞ」と気づくほどの臭いを放っています。しかし、揚げたり焼いたりしてそれぞれの味付けで食べると臭いはそこまで気にならず美味。

 

炒飯

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チャーハンはどこの国行ってもあるし、どこの国行っても絶対美味い。でも他国よりやはり美味い。100〜300円

 

肉入り麺

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あっさり出汁に羊の肉とパクチー入りでくせになります。そこの奥様、育ち盛りのお子さんの夜食にいかがでしょう。180円

 

牛炒め丼 副菜スープ付き

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安定に美味い。なんと飯に合う味付けなんだろうか、モテたい女子はこの味で意中の男性の3つの袋を掴むといいでしょう。500円

 

中華まん

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肉入りや、野菜春雨入り、チャーシュー入りなど色々。店もそこらへんにたくさんある。70〜120円

 

刀削麺

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大きめの生地の塊をそれ用の包丁で麺状に削ってお湯へチャポチャポ入れる。麺に歯応えがあるし、何より具沢山。270円

 

マンゴーと芋のソフトクリーム

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こんなにもりもりで70円。甘いもんだから暑いところじゃ光の速度で溶けていきます。

 

火鍋

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辛いのと白湯の薬膳スープ。肉魚野菜きのこ、色んな具材をブッ込んでみんなで囲む鍋は最高。1000円〜

 

 

 

見ての通り、オイリーなものが多く、ビールが進み進み、毎日飲んでしまいました。


しかし、翌朝に肉と酒のミルフィーユと化した内臓からは大変な香りが放たれます。

 

目には目を、匂いには匂いを。
そんな胃には紹興酒臭豆腐を入れると良いでしょう。

 

そして口呼吸をすればあら不思議、どんな混雑した道でもモーゼのようにあなたから群衆が離れていき、快適な旅行となるに違いありません。

 

影でお腐れ神と呼ばれるかもしれませんが、気にしないことです。
あなたはお腐れ神ではなく、ニギハヤミ・コハクヌシなはずです。

 

 

 


そして、台湾は噂通り親日家の人が多く、本当に親切にしてくれました。


言葉が伝わらなく手こずっていると、近くの人が「どうしたの?」と通訳をしてくれたり、

雨で雨宿りしていると近くの屋台のおばちゃんが「持ってきな!」と傘をくれたり、

通りすがりの人が「良い思いをしてほしい」とタピオカジュースを奢ってくれたり。
その他にもたくさん。

 

親切に日本語表記もしてくれてます。

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飯と人が良いところにはまた行きたくなります。

1週間は少し長かったけど楽しみ倒しました。

 

 

日本を旅するのもとても楽しいですが、言葉も文化も違う何も勝手がわからないところに行って、わからないなりにだんだんと自分が順応して行く感じがとても好きです。

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やっぱりいくつになっても、色んなところに行って、色んなもの食って、色んな人と話したいです。

 


そして非日常だったはずのチャリンコ旅が日常になってしまっていた今、
改めて海外の非日常を味わえたことで、
また新鮮な気持ちでペダルをこぐことができると思います。

 


現に今はチャリに乗ってだら〜っと、ふら〜っと、ぼりぼり〜っと鼻ほじりたい気持ちでいっぱいいっぱいです。

 


岡山からは、とうとうダイナマイト四国に突入します。

 

 

 

 

次回「ごめんやっぱチャリ辛い」

 


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