公務員やめてみました。

公務員退職→自転車日本縦断→ゲストハウス開業へ

公務員辞めてみました。

ゲストハウス開業にいたるまでのブログ
自転車日本縦断→宿開業へ

南はわっぜぇ (熊本県八代市→鹿児島県鹿児市)

パトラッシュ、僕もう志水です。

 


熊本を離れ、とうとう南端の鹿児島に入りました。

 

公園に泊まると、朝はゲートボールの音で目が覚めることが多いです。

f:id:kokorozashimizu:20161112055622j:image

おじちゃん「昨日はここに泊まったとよ?寒くなかったけ?ゆっくりしていけ、おれの公園じゃないけどなハハハ」すたすた

 

おばちゃん「ここに泊まったけ。寒くなかったけ? これからゲートボールだから少しうるさくなるけど気にしんとよハハハ」すたすた

 

おじちゃん「昨日寒くなかったけ?以下省略」すたすた

 

おばちゃん「以下同文」すたすた

 

なんだか南は人まで暖かいです。

 

 


南に行くにつれ、だんだんと景色が南国チックに。
f:id:kokorozashimizu:20161112055434j:image

 


鹿児島市内に入り、顔を上げると桜島が景色の中にドーンと据えていました。
f:id:kokorozashimizu:20161112055504j:image
カッコ良すぎます。

 


西郷ドーンも顔は大変デカかったですがカッコ良すぎます。
f:id:kokorozashimizu:20161112055526j:image

 

 


そして鹿児島の南の指宿(いぶすき)へ。

f:id:kokorozashimizu:20161112060705j:image

だんだんと景色が田舎になり、北海道と似ているところが多く、オオッと声をあげてしまいました。

北と南の果ては人や景色を含めて雰囲気が似ている気がします。

 

指宿は砂湯温泉が有名ですが、今回は露天風呂が評判のたまて箱温泉に。
f:id:kokorozashimizu:20161112060756j:image

これがもう最&高でした。

 

きらめく太陽と海、涼しい風、遠くには九州富士といわれる開聞岳、そして部分的に真っ黒になったスッポンポン。

f:id:kokorozashimizu:20161112060830j:image

f:id:kokorozashimizu:20161112060722j:image

これは今までの露天風呂人生でトップ100に入ります。

 

今度は開聞岳を登ってスッポンポンしてみたいです。

 

 

 

市内ではこれまた最&高のゲストハウスと居酒屋が。

 


イルカゲストハウス

f:id:kokorozashimizu:20161112061611j:image
キレイで安い。にも関わらず対応が神ってました。


チェックインするや否や、「自転車の人ね」と予約を覚えててくれたり、ベッドには既にシーツが敷いてあります。

 

「なんで安いのにこんなにキレイなんですか」と聞くと

 

「儲けはあまりないんです、そして私のできるおもてなしは掃除ぐらいだから」
とオーナーさん。

 

すごいです。
最近は宿経営がビジネスの流行りとなって来ていますが、そんな中で良いなと思ったところは値段以上のもてなしがあります。


いやー、それっぽいこと言えました。

 

 


値段のない居酒屋 とくちゃん
f:id:kokorozashimizu:20161112061635j:image
ゲストハウスで一緒の部屋だったツヨシさん、ショウヘイ君と近くにいい飲み屋があるからと行くとそこにはドラマの世界が。

 

都市部の中にある古く小さな飲み屋街にあり、入ると10席もないような店がほぼ満席。


今日女将さんが作ったものがどんどん出てくる。
里芋、湯豆腐、唐揚げ、おでん、にゅうめん、おにぎりなどなど。

家の味、どれも美味い。

いも焼酎もどんどん進みます。

f:id:kokorozashimizu:20161112061030j:image
常連さん達もすごいです、女将さんが1人でやってるのをわかってるから、店に電話がくると普通に出て対応する。


いい店だなあと。

 

そんな常連さん達が良い意味で絡んでくれて、ガハハと笑い声の絶えない本当にいい時間でした。

 

最後に値段を聞いて腰を抜かしました。
嘘でしょ?という価格。

 

こんな店があるってもはや地域の宝ではないかと思います。
ずっと残ってくれることを星に願った夜なのでした。

 


ももの毛がうずいていますので、明日からは鹿児島から船で屋久島に向かいます。

 

 

次回「お前にサンがああああああ」

 

 

下のバナーをクリックすると、私のブログランキングなるものが変動し、金曜ロードショージブリ月間が長引き、お待ちかねのホーホケキョとなりの山田くんが入るでしょう。よろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周(自転車)へ
にほんブログ村

ビートゥギャザー熊本 (熊本県阿蘇市→八代市)

はぐれる程の純情がほしい志水です。

 


毎日チャリンコこいでいるおかげなのか、いい程度に筋肉がついてきている上、身体も絞れてきており、毛並みも良くなってまいりました。

 

調子も上がってきたので、次の宝塚記念では大穴として出場したいと思います。
親戚にはサイレンススズカの血を引いている者もいると言われていますし。

 

得意の走法はもちろん「逃げ」


世間から逃げてあなたの1着目指します。

 

 

 

序盤から私は何を言っているのでしょうか。

 

 

阿蘇を出て、とうとう熊本市に。

f:id:kokorozashimizu:20161106230400j:image

くまモンさんは眉毛以外は全部◯で出来ているんですね。

熊は怖いので、市内では熊鈴を鳴らして歩きました。

 


住宅や通り沿いでは地震の影響で、ところどころの家屋が崩れていたり、通行止めの道が見られました。

やっぱり相当ひどかったんだなあと感じながらも、熊本城へ。


唖然としました。こんなにひどいとは。
f:id:kokorozashimizu:20161106225455j:image

f:id:kokorozashimizu:20161106225508j:image
何ヶ月単位で直せるレベルではない気がします。
何年、何十年単位かと。

 

ただ天守の外見だけは見ることができました。

f:id:kokorozashimizu:20161106225540j:image

いままで見た城のなかで最も渋いです。
藤田まことぐらい渋いです。

 

難攻不落の熊本城、天守内を見ることができる日を願って、城の麓でお金を使いました。お金を落とすことしかできないのが不甲斐ないです。

 

 

熊本市街は街はキレイに、若いチャンネー達もたくさんです。

f:id:kokorozashimizu:20161106225632j:image

 


ちょうど現代美術館で「ジブリの建築展」をやっていたので、ホウキまたがって行ってきました。
f:id:kokorozashimizu:20161106225657j:image
異世界だけど日常がある世界観、宮さんはやはり天才です。


千と千尋は小学生のころ兄に連れて言ってもらった思い出があります、田舎の映画館で立ち見。
他の映画を見に行った時は通路にダンボールを引いて見たり、こっそり連続2回見たりもしたなあと。
あの頃の映画館はキレイではないですが、薄暗くてわくわくが詰まっていたように思います。
これは1つの野望ですが、いつか規模の小さな映画館を作りたいです。

 

 

おもひでぽろぽろしたところで、熊本県グルメはとりあえずラーメンを。

f:id:kokorozashimizu:20161106230023j:image

ニンニクが効いたとんこつですが、思ったよりパンチはなく、美味いは美味いのですが、博多ラーメンの圧勝です。

 

 

そして何と言ってもやはり馬です。ヒヒーンです。

f:id:kokorozashimizu:20161106225753j:image

スーパーでも馬刺し用の肉とか売ってます。


もちろん高級品もあり、100g 2000円のものとかまであります。
お金を落とすとか言っときながらも私は安い100g 200円ほどのものを。

f:id:kokorozashimizu:20161106225815j:image

九州の甘めの醤油にニンニク溶かしたタレにつけて食べればなんということでしょう。

溶けるような食感ではないですが、噛み応えがあり、今馬を食っているという感じがします。


なんだか足が早くなった気がします。

いつだって足が速い男はヒーローですからね。


高校の体育祭の大一番リレーでコケて泣いた思い出が蘇り、馬が一瞬喉を通りませんでした。

 


そんなことはどうでもよくて、そもそもなぜ牛豚鶏は生食できないのに、馬は大丈夫かと言うと、他に比べて寄生虫や病原菌が付く確率が少ないんだそう。

 

じゃあ牛や鶏のタタキはなぜというところですが、病原菌は肉の表面に付くことが多く、それを炙って殺すことで香ばしい刺身として食べられるということなのです。

 

たまには勉強です。
これは食品衛生責任者講習会でならいました。

 

f:id:kokorozashimizu:20161106230305j:image

明日からは鹿児島に入ります、いも焼酎にさつま揚げ、生魚、胃の中を寄生虫まみれにするのが楽しみです。

 


次回「朝の目覚めはゲートボールに限る」

 


下のバナーをクリックすると、私のブログランキングなるものが変動し、きっとあなたの1500m走のタイムが伸びるでしょう。よろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周(自転車)へ
にほんブログ村

黄金の阿蘇コ。(大分県別府市→熊本県阿蘇市)

昔のシングルCDの下半分の網々はなんなのか未だに気になっている志水です。

 


大分から熊本へ行く際には
山小屋で一緒に働いたカズマくんとユウコさんのところに遊びに行きました。

f:id:kokorozashimizu:20161106223758j:image

彼らは大分の山近くで自給自足の生活を目指しており、現在は電気も水道も通ってない古民家に住みながら改装中でした。
ランプで明かりを灯したり、水は沢まで汲みに行ったり、火鉢で暖をとったりと、山小屋より山小屋で腰を抜かしてしまいました。

 

図々しくもご飯をしこたまご馳走になった後は、来期使う畑と田んぼ、そして近くの小川を散歩。
f:id:kokorozashimizu:20161106223900j:image
ゆったり生活、すごく羨ましかったです。

 

1番印象的だったのは「いずれは文明の届かないところで暮らしたい」と言っていたこと。もう笑うしかありませんでした。

f:id:kokorozashimizu:20161106223917j:image

ご飯までありがとう!また遊びに行きます!北海道にも遊びに来て!

 

 

そんなこんなでまた坂を越えて熊本県へトツニュウ、阿蘇へ。
f:id:kokorozashimizu:20161106223959j:image

"坂を越えて"と簡単に書いておりますが、
そこには結構な時間と私の臭い水酸化ナトリウムの結晶が詰まっているので、坂を越えての部分だけは、涙と共にぜひ音読でお楽しみください。

 


そんな阿蘇ですが、よく聞く地名にも関わらず、どんなところかは知りませんでした。

地形を見るとキレイなカルデラ地形で衝撃的。
f:id:kokorozashimizu:20161106224026j:image
周りを同じ高さの山?が取り囲み、くぼ地に平野が広がっています。
そしてカルデラの中心には阿蘇山がドンと腰を据えているのです。


まるでゲームの世界にいるかのよう。
f:id:kokorozashimizu:20161106225111j:image

 


地震の影響で通行止めになっている道路がまだまだたくさんあり、念願の登山はこの辺ではできませんでしたが、そんな中でも阿蘇を楽しみ倒しました。

 

 

草千里
f:id:kokorozashimizu:20161106224208j:image
阿蘇山の中腹部噴に広がる平原。
先日の噴火により、この先の噴火口までは行けませんでしたが、十二分の景色てした。
阿蘇山で一番高い山である烏帽子岳から自分のところまでずーっと緑が続いています。
そこに馬牛が放牧されており、人間もそこをだらだらと歩くこともできます。
私も放牧されてみましたが草食系ではなかったので、空気食べ放題だけをして来た次第です。

 

横では中岳がモクモクしています。

f:id:kokorozashimizu:20161106224322j:image

 


f:id:kokorozashimizu:20161106224232j:image
平原と山と人のサイズとで遠近感が狂います。
九州はまだまだ秋、さいくぉーでーすでした。

 


米塚
f:id:kokorozashimizu:20161106224404j:image
草千里に行く途中にあるポコンという音が似合うような小高い山。
なんだか神々しいなあと思っていると、それもそのはず、なんでも神様が米を積み上げて山になり、頂上の欠けた部分は生きるのに困った人のために分けた部分なんだとか。
神様、私にも米をください、できれば無洗米で。

 


大観峰

f:id:kokorozashimizu:20161106224503j:image
急坂を駆け上がった先のカルデラの縁にある展望台。
遠くから根子岳烏帽子岳を望むことができます、その山々の姿が大仏様が寝ているように見えるので"寝釈迦"と呼ばれているそうです。
お釈迦様は寝ていても神々しいですが、人間は寝ているとだらしないです。Please wake me upです。

 

1人で写真を撮っていると、よく「撮りましょうか?」と周りの方々に声をかけていただきます。
その時は別にどうでもよくても、ではお願いしますと言うようにし、できるだけおばさんっぽいポーズで撮るようにしています。
大観峰ではなかなかのおばさん具合ができたのでなんの特別かはわかりませんが特別に載せます。
f:id:kokorozashimizu:20161106224527j:image

 


ミルクロード
f:id:kokorozashimizu:20161106224624j:image
阿蘇の平野を囲んでいるカルデラの縁を道路が走っています。
"ラピュタの道"なる道路は地震により封鎖中でしたが、普通にチャリンコこいでいるだけで、行ってみたいと思いませんかフフフーンです。
f:id:kokorozashimizu:20161106224655j:image
高原に牧場が広がり、ススキが黄金色に輝いて。
トイレに飾ってある風景カレンダーの10月の写真になりそうな景色が無数にありました。

f:id:kokorozashimizu:20161106224713j:image
WindowsXPの初期壁紙"草原"もここで撮ったものらしいです(嘘)

 


グルメとしては、そんな阿蘇の高原で放牧されている赤牛をどんぶりでいただきました。
f:id:kokorozashimizu:20161106224736j:image
ここの店はとても有名らしく、オープン前から大行列。
行列の意味がわかる味、高級なんだけど庶民的です。
肉を噛みしめる度にオレが肉だよーという味が広がり、歯が痛みます。虫歯でしょうか。

 

店の壁にはこんな文字が。
f:id:kokorozashimizu:20161106224834j:image
そうですね、人と人はタイミングと縁でつながっていますし、人間ですから成功もあれば失敗もします。いつもおおらかにありたいものです。

 

その隣にはこんな文字が。
f:id:kokorozashimizu:20161106224911j:image
そ、そうですね、イケメンはUNIQLOでもしまむらでもかっこいいですから中身は見えづらいものです。
そしてコナン君的に言うと、これらを書いたのは女性であることがここで推測されます。

 

その隣の髪の毛のくだりで謎が解けてきます。
これを書いた女性はイケメンパーマの男性に何かされたのでしょう。
面白い顔の角刈りとの恋愛しかありませんね。

 

そもそも、髪を遊ばせているのではなく、遊んでしまっている人も遊び人なのでしょうか。
そう思われるのもなんだか悲しいので、帰ったら中村俊輔並みに縮毛矯正かけたいと思います。
髪の毛ピーン、背筋ピーン、メンタンピーン。
店も味も満貫でした。

 

 

阿蘇は景色も飯も素晴らしいところでした。

f:id:kokorozashimizu:20161106225018j:image

f:id:kokorozashimizu:20161106225004j:image
平原の広がり具合は個人的に北海道に次ぐと思います。


しかし、やはり地震の跡が各所に残り、噴火の影響も出ているこの地域がこれから少しずつ自然と共存しながらより良くなっていけばと願うばかりです。
f:id:kokorozashimizu:20161106225032j:image
それっぽいことを言ってしまい、なんだかすみません。

 

 

次回「くまのモンスター」

 

 

下のバナーをクリックすると、私のブログランキングが変動し、鍋の季節殺しの白菜ひと玉400円がきっと少し優しく390円になるでしょう。よろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周(自転車)へ
にほんブログ村

大分湯けむり事件簿 (福岡県福岡市→大分県別府市)

美味しいパスタは家庭的ではないと思っている志水です。

 


福岡県を出て、大分県に入りました。


大分と言えば温泉でしょうと、湯布院温泉別府温泉を目指してキコキコと。

 

 

峠を登った先の湯布院温泉は人が押し寄せる温泉付きの観光地。
f:id:kokorozashimizu:20161101215629j:image
地域一帯に小さくて豪華そうな温泉宿がポツポツ。

 

さすが、桃鉄で【日本旅館 1億 5%】なだけあります。

 

由布岳も一望できる良い場所で納得です。
f:id:kokorozashimizu:20161101215710j:image

 


立派な温泉宿は、日帰り温泉も料金が高いことが多いので、私は近所の人が使う共同浴場(200円)に行くことに。

 

無人で良い雰囲気のところがあったので、入り口の箱にお金を入れてガラッと扉を開けると、
いきなり風呂場の構造で、おばあさんが身体を洗っていました。


「ス、スミマセンッ!」


即座に扉を閉め、
改めて男湯入り口を探しましたが、やはり入り口はここしかありません。

 


…そもそもあれはおばあちゃんだったのだろうか。

 

おばあさんみたいなおじいさん、おじいさんみたいなおばあさん、よくある話ではないか。

 

加藤あいかと思ったら阿藤快ぐらいよくある話だ。

 


再び意を決して入ると、やはりおばあさんで、

「入ればいいと。そこらで着替えて入るんよ」

と混浴の共同浴場の使い方を教えてくれました。

 

それからそのばあちゃんと、湯布院の街について聞いたり、チャリ旅行の話をしたり。

 

"混浴で鼻の下を伸ばしている輩を懲らしめる会を見守る会"の会員の私ですが、実は初めての混浴でした。


ドキドキするものかと思っていましたが、なんっとも思いませんでした。少し悲しいです。


湯は透明で熱め。
f:id:kokorozashimizu:20161101215954j:image
昼からこの値段で温泉。
極楽です。とんぼです。

 

 

 

疲れを癒したので、その足で再び峠を超えて別府へ。


その道がまぁ気持ちいい。

由布岳に向かいながら高原に広がる緑。
f:id:kokorozashimizu:20161101220037j:image

登り坂なのにテンション上がりっぱなしです、脳内リピート曲は"music for the people"でした。
f:id:kokorozashimizu:20161101222049j:image

 

峠の頂上は由布岳の登山口。

 

登山良いなー登山良いなーとボヤボヤ思っていると、気がつくと途中まで登っており、深刻な山不足になっていたことを身体で実感しました。

f:id:kokorozashimizu:20161101220319j:image

もう夕方だったので諦めましたが、禁断症状が出る前に九州のどこかで良い山あれば登ろうと思います。

 

 

そこからコクリコ坂を下った先には別府タウンが。
f:id:kokorozashimizu:20161101220451j:image

温泉の湧出量は全世界2位、街のそこら中から湯気が出ています。

 

 

さすが桃鉄で【温泉 5億 5%】なだけあります。

 

買うなら湯布院より別府ですかね、お金があって最寄の駅カードをお持ちの方、オススメです。

 


f:id:kokorozashimizu:20161101220510j:image

普通の道からもすごい勢いで噴出してます。

 

なんでも別府は温泉は10泉質あるうちの7泉質が湧いているのだとか。


そんなもはや捨てるほどある湯なので、温泉も100円とか無料のところがたくさんあります。

f:id:kokorozashimizu:20161101220610j:image

無料だったら誰が管理しているんだろうと見てみると、"別府市温泉課"の表記が。

行政までも温泉シフトとはスペシャルでグレイトです。

 

温泉天国、チャリンコの程よい疲れもあってか全身湯に浸かっているだけでこんなにも幸せとは。

 

 

通り沿いには足湯はもちろん、足蒸湯なるものもありました。

f:id:kokorozashimizu:20161101220726j:image

スネ毛がふわっと暖かくなり、幸福感が強くなった気がします。

 

 

一日中色んな温泉をまわっている中で砂湯もトライ。

f:id:kokorozashimizu:20161101220928j:image

温泉の蒸気で温められた砂を全身にかけてくれます。

f:id:kokorozashimizu:20161101220959j:image

湯けむり殺人がここであったのでしょうか。

砂の重みと暖かみで、温泉に抱かれているような感覚。
とにかくコナンの死人みたいな顔になってしまうほど気持ち良かったです。

 


有名な地獄巡りにも。

f:id:kokorozashimizu:20161101221316j:image
地獄なのに受付の人たちはニコニコ。

一周回って怖いです。

 

地獄巡るだけで2000円。それはニコニコなはずです。

私からすれば入り口から銭地獄でした。

f:id:kokorozashimizu:20161101221239j:image
そんな地獄で食う温泉卵は本当に普通のゆで卵の味ですが、温泉効果もあって板東英二地獄になることができました。

 

 

大分グルメと言えば"とり天"を。

f:id:kokorozashimizu:20161101221847j:image

とり天丼800円

鶏肉天ぷらにしただけでしょ?と思っていましたが、これがびっくりするぐらい美味かったです。

サクサクの衣に跳ね返すような弾力のある肉。

しかし、これはたまたま入った店が良かったように思います。

どこにあるか聞きたい方はハトに手紙を持たせて直接私のところへ持って来てください。

 

 

 

 

湯布院と別府で何時間も温泉に浸けていたおかげか、肌はスベスベ、手足はふにゃふにゃに、顔はくしゃくしゃになることができました。


このugly faceで阿蘇を突破できるか不安で不安で今日もぐっすり眠れそうですが、疲れを取ったので、阿蘇牛目指して牛歩戦術していこうと思います。

 

 

次回「寒い」

 

 

下のバナーをクリックすると、私のブログランキングなるものが変動し、あなたの肌のツヤがだんだんと親に近づいてくるでしょう。よろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周(自転車)へ
にほんブログ村

バリカタ博多 (福岡県北九州市→福岡市)

親友は乳酸菌の志水です。

 

 

私のウィークポイントはお顔とお腹。

 


お腹が弱すぎて、特に悪いもの食ってなくてもすぐピーピーヒョロヒョロです。

 

そんな基本前傾姿勢の私に、

乳酸菌さんだけは私を絶対裏切りません、必ず良い働きをしてくれます。

 


1度お会いしてお世話になっているお礼をしたいのですが、なかなかお目にかかれません。

なので失礼ですが錠剤越しにいつもお辞儀をしています。

 

 


そんなことはどうでもよくて、意外と大都市の北九州市を通り、

九州一番の都市である福岡市(博多)に来ました。

f:id:kokorozashimizu:20161101212254j:image

f:id:kokorozashimizu:20161101212416j:image 


博多といえば華丸大吉、豚骨ラーメン、ジャパネットはかたなどが有名です。

 


雨予報ということもあり、せっかくなので福岡には2日間滞在していました。
f:id:kokorozashimizu:20161101212231j:image


久しぶりのどっぷり観光をしようと思ったのですが、

結論から言うと福岡は何にも見るものがなかったのです。

 


都市部ならではのなんでも入っている駅ビルや、オシャレなモールを汚い身体で見て回りました。

入ってる店や雰囲気など、日本の都市部は正直どこもそんなに変わらないです。

 


しかし、ショッピングモール大好き人間としてはキャナルシティ博多というモールは規模が大きい上、異国を思わせる雰囲気で、個人的にはレベルが高かったです。

f:id:kokorozashimizu:20161101212520j:image

 


異国風モールランキングでいえば、
1位 横浜マリンウォーク
2位 川崎イタリア街
3位 キャナルシティ博多
...
5177位 ピエリ守山
となるでしょう。

 

 

見るところは少ないですが、食べるものはいっぱい。

 

博多ラーメン
f:id:kokorozashimizu:20161101212614j:image
言わずも知れた豚骨ラーメンの聖地。
道を走ってるとあの豚骨のすげえ臭いがします。

f:id:kokorozashimizu:20161101212631j:image
さすが博多、替え玉10円の店とかもあります。

この店の麺全部持ってこい!と男前に頼もうとしましたが、4玉で限界でした。
私もまだまだ大食いアマチュアです。


明太子

f:id:kokorozashimizu:20161101212740j:image
タモリが博多の人は明太子なんて食わないよ。と言っていたのが印象的ですが、やはり名物は食べておこうと明太子食べ放題の店に。

そしたらもう美味いのなんの。他で食べるよりも美味い気がします。

 

 

そもそも名物とかご当地グルメとかはその場所で食べるから意味があると思っています。


その土地に行くまでの過程、そこの空気、店構え、そして味。
それらが合わさって美味しい記憶になるんだと思います。

 

地元で同じ明太子食っても、あらら?となるに違いありません。
あらら?とならないものは味が正真正銘美味いやつです。

 

そんなかっこつけはどうでもよくて、魚卵には一粒一粒に結構なプリン体が含まれているらしいです。
何年か前の健康診断で尿酸値が高かったので、それだけが心配です。
帰り道の風が少し痛かったのは気のせいだと思いたいです。

 


そして、上記2つを食い過ぎて博多といえばの"もつ鍋"を食えなかったのが後悔です。

これはまた今度、胃に胃を放り込みに来たいです。

 


あとは夜の屋台へ。

f:id:kokorozashimizu:20161101212945j:image
道沿いに屋台が並んでいます。混んでるとこもスカスカのとこも。


あーこれかーと、蛾の如く光につられて中に入ってしまいました。
f:id:kokorozashimizu:20161101213000j:image

早速1人で乾杯してると隣の人から
「どっから来たの」と声をかけてもらいました。

 

"おー屋台だ!これだこれだ!"

 

と感激し、そっからはアウトドア談義に花が咲いて良い時間を過ごせました。

最後は酒代まで出してもらって…
f:id:kokorozashimizu:20161101213115j:image
菅野さん大重さんありがとうございました、今度は北海道でキャンプしましょう。

若干観光地プライスですが、屋台は狭いのが人も近くて乙です。

 


そんな博多は札幌と雰囲気が似てる気がしました。

・立派な駅周り
・ススキノと中洲の歓楽街
・観光地だが突出した観光スポットなし
・近くに小樽や太宰府の人気スポット
・日ハムとホークスの盛り上がり方

北と南の拠点が同じ雰囲気ってのがなんだか面白いなあと。

f:id:kokorozashimizu:20161101213149j:image

中洲事情に関しては外からだけでもわかったことがあります。

気になった方は私へダイレクトメッセージを手渡しで送ってください。

 

 

腹がいっぱいになったので、次の日は太宰府天満宮に。

f:id:kokorozashimizu:20161101213345j:image
学問の神様である藤原さんの道真さんを祀ってあります。

もう、すごい人でした。みんな頭良くなりたいらしいです。

 

菅原さんもこんなに生徒からお願いされては手が回らないでしょう、受験シーズンはさぞ大変ですね。

f:id:kokorozashimizu:20161101213412j:image
道真さんへハチマキと夜食をそっとお供えしてあげたいです。

 

もれなく私も誰かから"合格"と言われたいので、お参りしてきた次第です。

勉強のやり方忘れたとも言えない状況。
まずは学問のすすめから読みたいと思います。

 

天満宮でワイワイはしゃいでいた中国のおばさん達が私と同じ髪型で、日中友好もパーマからなのかなと感じた一日でした。

f:id:kokorozashimizu:20161101213624j:image

 


そんなこんなで明日からは温泉県である大分に入る予定です。

f:id:kokorozashimizu:20161101213704j:image

 

 

次回「別府温泉〜美肌は何処へ〜」

 


下のバナーをクリックすると、私のブログランキングなるものが変動し、あなたの内臓もプリプリの食感になっていくでしょう。よろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周(自転車)へ
にほんブログ村

定休日を求めて (山口県周南市→福岡県北九州市)

カワイイは作れるとは思わない志水です。

 

 

現在、山口県を出て、九州の福岡県に上陸いたしました。

f:id:kokorozashimizu:20161026230343j:image

 


山口県では有名な錦帯橋に。
f:id:kokorozashimizu:20161026230208j:image
木で作られたとは思えない完成度。

ここまでしっかりと残っており、使い続けられる。壊れそうで壊れない、強く強く作られています。

なんだか風情があるし迫力があります。

 

しかし橋を渡るには通行料が必要です。
【この橋渡るべからず】
に従って、端ではなく真ん中を堂々と歩こうかと思いましたが、もう良い歳なので屁理屈はやめた次第です。

 

 

その他にも山口県で見たいものとして山口情報芸術センターがありました。

f:id:kokorozashimizu:20161026230332j:image

美術館と図書館、その他面白そうな企画展が全部合わさったような複合施設です。

ウッキウキして心躍らせて行ったものの、その日は定休日。

 

精神的ショックと同時に時間が余ってしまったのでその場で2時間ほど踊っていました。

 

 


気持ちを切り替えて、山口といえば、下関。

下関といえば開国、開国といえばペリー、ペリーといえば白人、白人と言えば白い、白いといえばフグということで、ここまで来たら豪勢に食ってやろうと計画を企てていました。

f:id:kokorozashimizu:20161026230533j:image
有名な唐戸市場に行けば安く食べられると聞き、市場大好き人間の私はこれまた欽ちゃん走りで向かったわけですが、

 

ご察しの通り、市場が休み。

 


もう決めました。私も今日は定休日です。

 

すみません、毎日定休日でした。

 

 

しかし、別の店でしっかりふぐ刺し食えました。
淡白で歯ごたえあり、フグの皮が酒に合いそうです。
f:id:kokorozashimizu:20161026230603j:image
個人的には刺身よりもフライの方が美味かったです。

次回は高ーい店入って、刺身をガバーっと取って、ちょっとずつ食べたいです。

 

 

そしてとうとう九州入り。


下関から九州の門司港までは海底トンネルを歩いて渡ることができます。自転車持ち込み20円。
f:id:kokorozashimizu:20161026230729j:image

f:id:kokorozashimizu:20161026230741j:image

島津が怖く、なかなか上陸できませんでしたが、5分程で対岸に。

 


とうとう来たなーと言う感覚はなく、あっさり上陸してしまいましたが、
豚骨ラーメン、もつ鍋、唐揚げ、温泉、自然、たくさん楽しみがあります。


とりあえずは博多美人目指してえっこらえっこらペダル回そうと思います。

f:id:kokorozashimizu:20161026230815j:image

 


次回「どこ行ってもあるのは緑とマックスバリュ

 


下のバナーをクリックすると、私のブログランキングが変動し、あなたの近隣の豚骨ラーメン屋の前の臭みが少し収まるでしょう。よろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周(自転車)へ
にほんブログ村

タンヤオドライチ鯉一色 (広島県尾道市→山口県周南市)

ランドならばディズニーよりも健康、志水です。

 

 

現在、広島県をだらだら鱈鱈通過し、山口県に入りました。
f:id:kokorozashimizu:20161026222649j:image

 


広島に入った途端、お好み焼きの匂いがどこかしらから香ってきます。

 

お好み焼き店がどこにいってもあります。

f:id:kokorozashimizu:20161026225341j:image

香川で言うと、うどん屋ぐらいたくさんあります。
地元の人も行きつけの店があるとかないとか。

 

 

そうして私も近くのおっちゃんにオススメ店を紹介してもらって入店入店。

 

目の前で大胆かつ丁寧に、手早く仕上げられたお好み焼きはもはや芸術。

f:id:kokorozashimizu:20161026222744j:image
生地、キャベツ、揚げ玉、焼きそば、卵。

食材を重ねて焼いただけなのに、なぜ美味い。


麺は焼きそばを使っているんだと思っていましたが、広島のものは別で茹でたものを鉄板でジューしてから重ねます。
パリッ、もちっ。それにかかる甘めのソース。
これはまた来ようと思う味です。750円

 

 

原爆ドームにも。

f:id:kokorozashimizu:20161026225419j:image

今年はオバマさんが来ました。

何よりもやはり平和が一番だと思います。

 

そんな平和記念公園の片隅では野外将棋大会が行われていました。

f:id:kokorozashimizu:20161026225601j:image

小さい平和、見いつけた。

 

 


そして、ベタベタに宮島にも行ってきました。
f:id:kokorozashimizu:20161026223005j:image
ここも来るのは修学旅行以来でしたが、アラサーになってから来るとまた違うものです。


何が違うかと言うと、同じ匂いがするのか、シカが寄って来るのです。

そして動じなくなっています。

 

厳島神社では何度目かわからないですが、交通安全を祈ってみます。

f:id:kokorozashimizu:20161026223046j:image

祈ると言えばですが、

日本の名所と呼ばれるところは寺や神社が多く、長期で周っている私は人よりも祈る機会が多いです。
手を合わせて、楽しく楽しく、交通安全交通安全、美人美人、お祈りシンドロームです。


宮島では広島産牡蠣を。
f:id:kokorozashimizu:20161026223214j:image
確かに美味い、北海道厚岸産のやつに負けず劣らず。
観光地プライスではない店が1つ2つあるともっとありがたいのですが、ここまでの観光地だとしょうがないですね。

 

 

 

そして広島は県内どこにいても、広島カープセリーグ優勝を決めたとあって、どこもかしこもカープ騒ぎ。
f:id:kokorozashimizu:20161026223313j:image

f:id:kokorozashimizu:20161026225047j:image


寝返っている店まであります。
f:id:kokorozashimizu:20161026224940j:image

f:id:kokorozashimizu:20161026224954j:image


そして私が広島市に入った日は、ちょうど日本シリーズが広島の球場で行われる日でした。

f:id:kokorozashimizu:20161026225008j:image

そこら中にカープのユニフォームを来た人がいます。

通りすがる人たち、飲食店、宿、どこに行ってもカープの話ばかりです。

f:id:kokorozashimizu:20161026224902j:image

 


昔から思っていましたが、

ドラゴンズ→龍 かっこいい
ジャイアンツ→巨人 かっこいい
ベイスターズ→浜の星 かっこいい
スワローズ→燕 かっこいい
タイガース→虎 かっこいい
カープ→鯉 なぜ

という疑問です。


これを機に少し調べてみると、
原爆が落ち、終戦してから4年後に市民の希望の光として球団ができる。
そして原爆の投下にあった川は鯉の産地であり、焼け落ちた城は鯉城と呼ばれていたんだとか。
鯉は出世魚でもあるということから、カープという名前に。

 

背負うものは市民の希望、なんとかっこいいのでしょう。

 


そして広島だけがスポンサー会社に属さず、市民球団なのです。(株主はほぼマツダの重鎮らしいですが)


市民で盛り上げる、なんとかっこいいのでしょう。

 


私が知っているカープパワプロの中だけでありましたが、考えてみると、
広島市民球場がホームランが出やすいからと多用したり、
佐々岡が能力が高いからと多用したり、
ラロッカがセカンドなのにパワーAということで多用したりと意外にお世話になっていたことに気づきました。

 


なんだかカープが好きになって来ました。

 


今年で黒田も引退ですし、なんだか悲しいです。
その漢の引退の花道を飾るんだと今チームが団結しているんだとか。

f:id:kokorozashimizu:20161026225322j:image


もう大好きです、カープ

 

 

 

 


最後に言いたいことは、
私は道産子、頑張れ日ハム。

 

 

次回「経済効果」

 

 

下のバナーをクリックすると、私のブログランキングなるものが変動し、パワプロでピンチになると小さくなる江頭のミートが、更に更に小さくなるでしょう。よろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周(自転車)へ
にほんブログ村