公務員やめてみました。

公務員退職→自転車日本縦断→ゲストハウス開業へ

公務員辞めてみました。

ゲストハウス開業にいたるまでのブログ
自転車日本縦断→宿開業へ

黄金の阿蘇コ。(大分県別府市→熊本県阿蘇市)

昔のシングルCDの下半分の網々はなんなのか未だに気になっている志水です。

 


大分から熊本へ行く際には
山小屋で一緒に働いたカズマくんとユウコさんのところに遊びに行きました。

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彼らは大分の山近くで自給自足の生活を目指しており、現在は電気も水道も通ってない古民家に住みながら改装中でした。
ランプで明かりを灯したり、水は沢まで汲みに行ったり、火鉢で暖をとったりと、山小屋より山小屋で腰を抜かしてしまいました。

 

図々しくもご飯をしこたまご馳走になった後は、来期使う畑と田んぼ、そして近くの小川を散歩。
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ゆったり生活、すごく羨ましかったです。

 

1番印象的だったのは「いずれは文明の届かないところで暮らしたい」と言っていたこと。もう笑うしかありませんでした。

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ご飯までありがとう!また遊びに行きます!北海道にも遊びに来て!

 

 

そんなこんなでまた坂を越えて熊本県へトツニュウ、阿蘇へ。
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"坂を越えて"と簡単に書いておりますが、
そこには結構な時間と私の臭い水酸化ナトリウムの結晶が詰まっているので、坂を越えての部分だけは、涙と共にぜひ音読でお楽しみください。

 


そんな阿蘇ですが、よく聞く地名にも関わらず、どんなところかは知りませんでした。

地形を見るとキレイなカルデラ地形で衝撃的。
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周りを同じ高さの山?が取り囲み、くぼ地に平野が広がっています。
そしてカルデラの中心には阿蘇山がドンと腰を据えているのです。


まるでゲームの世界にいるかのよう。
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地震の影響で通行止めになっている道路がまだまだたくさんあり、念願の登山はこの辺ではできませんでしたが、そんな中でも阿蘇を楽しみ倒しました。

 

 

草千里
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阿蘇山の中腹部噴に広がる平原。
先日の噴火により、この先の噴火口までは行けませんでしたが、十二分の景色てした。
阿蘇山で一番高い山である烏帽子岳から自分のところまでずーっと緑が続いています。
そこに馬牛が放牧されており、人間もそこをだらだらと歩くこともできます。
私も放牧されてみましたが草食系ではなかったので、空気食べ放題だけをして来た次第です。

 

横では中岳がモクモクしています。

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平原と山と人のサイズとで遠近感が狂います。
九州はまだまだ秋、さいくぉーでーすでした。

 


米塚
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草千里に行く途中にあるポコンという音が似合うような小高い山。
なんだか神々しいなあと思っていると、それもそのはず、なんでも神様が米を積み上げて山になり、頂上の欠けた部分は生きるのに困った人のために分けた部分なんだとか。
神様、私にも米をください、できれば無洗米で。

 


大観峰

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急坂を駆け上がった先のカルデラの縁にある展望台。
遠くから根子岳烏帽子岳を望むことができます、その山々の姿が大仏様が寝ているように見えるので"寝釈迦"と呼ばれているそうです。
お釈迦様は寝ていても神々しいですが、人間は寝ているとだらしないです。Please wake me upです。

 

1人で写真を撮っていると、よく「撮りましょうか?」と周りの方々に声をかけていただきます。
その時は別にどうでもよくても、ではお願いしますと言うようにし、できるだけおばさんっぽいポーズで撮るようにしています。
大観峰ではなかなかのおばさん具合ができたのでなんの特別かはわかりませんが特別に載せます。
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ミルクロード
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阿蘇の平野を囲んでいるカルデラの縁を道路が走っています。
"ラピュタの道"なる道路は地震により封鎖中でしたが、普通にチャリンコこいでいるだけで、行ってみたいと思いませんかフフフーンです。
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高原に牧場が広がり、ススキが黄金色に輝いて。
トイレに飾ってある風景カレンダーの10月の写真になりそうな景色が無数にありました。

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WindowsXPの初期壁紙"草原"もここで撮ったものらしいです(嘘)

 


グルメとしては、そんな阿蘇の高原で放牧されている赤牛をどんぶりでいただきました。
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ここの店はとても有名らしく、オープン前から大行列。
行列の意味がわかる味、高級なんだけど庶民的です。
肉を噛みしめる度にオレが肉だよーという味が広がり、歯が痛みます。虫歯でしょうか。

 

店の壁にはこんな文字が。
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そうですね、人と人はタイミングと縁でつながっていますし、人間ですから成功もあれば失敗もします。いつもおおらかにありたいものです。

 

その隣にはこんな文字が。
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そ、そうですね、イケメンはUNIQLOでもしまむらでもかっこいいですから中身は見えづらいものです。
そしてコナン君的に言うと、これらを書いたのは女性であることがここで推測されます。

 

その隣の髪の毛のくだりで謎が解けてきます。
これを書いた女性はイケメンパーマの男性に何かされたのでしょう。
面白い顔の角刈りとの恋愛しかありませんね。

 

そもそも、髪を遊ばせているのではなく、遊んでしまっている人も遊び人なのでしょうか。
そう思われるのもなんだか悲しいので、帰ったら中村俊輔並みに縮毛矯正かけたいと思います。
髪の毛ピーン、背筋ピーン、メンタンピーン。
店も味も満貫でした。

 

 

阿蘇は景色も飯も素晴らしいところでした。

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平原の広がり具合は個人的に北海道に次ぐと思います。


しかし、やはり地震の跡が各所に残り、噴火の影響も出ているこの地域がこれから少しずつ自然と共存しながらより良くなっていけばと願うばかりです。
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それっぽいことを言ってしまい、なんだかすみません。

 

 

次回「くまのモンスター」

 

 

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大分湯けむり事件簿 (福岡県福岡市→大分県別府市)

美味しいパスタは家庭的ではないと思っている志水です。

 


福岡県を出て、大分県に入りました。


大分と言えば温泉でしょうと、湯布院温泉別府温泉を目指してキコキコと。

 

 

峠を登った先の湯布院温泉は人が押し寄せる温泉付きの観光地。
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地域一帯に小さくて豪華そうな温泉宿がポツポツ。

 

さすが、桃鉄で【日本旅館 1億 5%】なだけあります。

 

由布岳も一望できる良い場所で納得です。
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立派な温泉宿は、日帰り温泉も料金が高いことが多いので、私は近所の人が使う共同浴場(200円)に行くことに。

 

無人で良い雰囲気のところがあったので、入り口の箱にお金を入れてガラッと扉を開けると、
いきなり風呂場の構造で、おばあさんが身体を洗っていました。


「ス、スミマセンッ!」


即座に扉を閉め、
改めて男湯入り口を探しましたが、やはり入り口はここしかありません。

 


…そもそもあれはおばあちゃんだったのだろうか。

 

おばあさんみたいなおじいさん、おじいさんみたいなおばあさん、よくある話ではないか。

 

加藤あいかと思ったら阿藤快ぐらいよくある話だ。

 


再び意を決して入ると、やはりおばあさんで、

「入ればいいと。そこらで着替えて入るんよ」

と混浴の共同浴場の使い方を教えてくれました。

 

それからそのばあちゃんと、湯布院の街について聞いたり、チャリ旅行の話をしたり。

 

"混浴で鼻の下を伸ばしている輩を懲らしめる会を見守る会"の会員の私ですが、実は初めての混浴でした。


ドキドキするものかと思っていましたが、なんっとも思いませんでした。少し悲しいです。


湯は透明で熱め。
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昼からこの値段で温泉。
極楽です。とんぼです。

 

 

 

疲れを癒したので、その足で再び峠を超えて別府へ。


その道がまぁ気持ちいい。

由布岳に向かいながら高原に広がる緑。
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登り坂なのにテンション上がりっぱなしです、脳内リピート曲は"music for the people"でした。
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峠の頂上は由布岳の登山口。

 

登山良いなー登山良いなーとボヤボヤ思っていると、気がつくと途中まで登っており、深刻な山不足になっていたことを身体で実感しました。

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もう夕方だったので諦めましたが、禁断症状が出る前に九州のどこかで良い山あれば登ろうと思います。

 

 

そこからコクリコ坂を下った先には別府タウンが。
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温泉の湧出量は全世界2位、街のそこら中から湯気が出ています。

 

 

さすが桃鉄で【温泉 5億 5%】なだけあります。

 

買うなら湯布院より別府ですかね、お金があって最寄の駅カードをお持ちの方、オススメです。

 


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普通の道からもすごい勢いで噴出してます。

 

なんでも別府は温泉は10泉質あるうちの7泉質が湧いているのだとか。


そんなもはや捨てるほどある湯なので、温泉も100円とか無料のところがたくさんあります。

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無料だったら誰が管理しているんだろうと見てみると、"別府市温泉課"の表記が。

行政までも温泉シフトとはスペシャルでグレイトです。

 

温泉天国、チャリンコの程よい疲れもあってか全身湯に浸かっているだけでこんなにも幸せとは。

 

 

通り沿いには足湯はもちろん、足蒸湯なるものもありました。

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スネ毛がふわっと暖かくなり、幸福感が強くなった気がします。

 

 

一日中色んな温泉をまわっている中で砂湯もトライ。

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温泉の蒸気で温められた砂を全身にかけてくれます。

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湯けむり殺人がここであったのでしょうか。

砂の重みと暖かみで、温泉に抱かれているような感覚。
とにかくコナンの死人みたいな顔になってしまうほど気持ち良かったです。

 


有名な地獄巡りにも。

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地獄なのに受付の人たちはニコニコ。

一周回って怖いです。

 

地獄巡るだけで2000円。それはニコニコなはずです。

私からすれば入り口から銭地獄でした。

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そんな地獄で食う温泉卵は本当に普通のゆで卵の味ですが、温泉効果もあって板東英二地獄になることができました。

 

 

大分グルメと言えば"とり天"を。

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とり天丼800円

鶏肉天ぷらにしただけでしょ?と思っていましたが、これがびっくりするぐらい美味かったです。

サクサクの衣に跳ね返すような弾力のある肉。

しかし、これはたまたま入った店が良かったように思います。

どこにあるか聞きたい方はハトに手紙を持たせて直接私のところへ持って来てください。

 

 

 

 

湯布院と別府で何時間も温泉に浸けていたおかげか、肌はスベスベ、手足はふにゃふにゃに、顔はくしゃくしゃになることができました。


このugly faceで阿蘇を突破できるか不安で不安で今日もぐっすり眠れそうですが、疲れを取ったので、阿蘇牛目指して牛歩戦術していこうと思います。

 

 

次回「寒い」

 

 

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バリカタ博多 (福岡県北九州市→福岡市)

親友は乳酸菌の志水です。

 

 

私のウィークポイントはお顔とお腹。

 


お腹が弱すぎて、特に悪いもの食ってなくてもすぐピーピーヒョロヒョロです。

 

そんな基本前傾姿勢の私に、

乳酸菌さんだけは私を絶対裏切りません、必ず良い働きをしてくれます。

 


1度お会いしてお世話になっているお礼をしたいのですが、なかなかお目にかかれません。

なので失礼ですが錠剤越しにいつもお辞儀をしています。

 

 


そんなことはどうでもよくて、意外と大都市の北九州市を通り、

九州一番の都市である福岡市(博多)に来ました。

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博多といえば華丸大吉、豚骨ラーメン、ジャパネットはかたなどが有名です。

 


雨予報ということもあり、せっかくなので福岡には2日間滞在していました。
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久しぶりのどっぷり観光をしようと思ったのですが、

結論から言うと福岡は何にも見るものがなかったのです。

 


都市部ならではのなんでも入っている駅ビルや、オシャレなモールを汚い身体で見て回りました。

入ってる店や雰囲気など、日本の都市部は正直どこもそんなに変わらないです。

 


しかし、ショッピングモール大好き人間としてはキャナルシティ博多というモールは規模が大きい上、異国を思わせる雰囲気で、個人的にはレベルが高かったです。

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異国風モールランキングでいえば、
1位 横浜マリンウォーク
2位 川崎イタリア街
3位 キャナルシティ博多
...
5177位 ピエリ守山
となるでしょう。

 

 

見るところは少ないですが、食べるものはいっぱい。

 

博多ラーメン
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言わずも知れた豚骨ラーメンの聖地。
道を走ってるとあの豚骨のすげえ臭いがします。

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さすが博多、替え玉10円の店とかもあります。

この店の麺全部持ってこい!と男前に頼もうとしましたが、4玉で限界でした。
私もまだまだ大食いアマチュアです。


明太子

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タモリが博多の人は明太子なんて食わないよ。と言っていたのが印象的ですが、やはり名物は食べておこうと明太子食べ放題の店に。

そしたらもう美味いのなんの。他で食べるよりも美味い気がします。

 

 

そもそも名物とかご当地グルメとかはその場所で食べるから意味があると思っています。


その土地に行くまでの過程、そこの空気、店構え、そして味。
それらが合わさって美味しい記憶になるんだと思います。

 

地元で同じ明太子食っても、あらら?となるに違いありません。
あらら?とならないものは味が正真正銘美味いやつです。

 

そんなかっこつけはどうでもよくて、魚卵には一粒一粒に結構なプリン体が含まれているらしいです。
何年か前の健康診断で尿酸値が高かったので、それだけが心配です。
帰り道の風が少し痛かったのは気のせいだと思いたいです。

 


そして、上記2つを食い過ぎて博多といえばの"もつ鍋"を食えなかったのが後悔です。

これはまた今度、胃に胃を放り込みに来たいです。

 


あとは夜の屋台へ。

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道沿いに屋台が並んでいます。混んでるとこもスカスカのとこも。


あーこれかーと、蛾の如く光につられて中に入ってしまいました。
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早速1人で乾杯してると隣の人から
「どっから来たの」と声をかけてもらいました。

 

"おー屋台だ!これだこれだ!"

 

と感激し、そっからはアウトドア談義に花が咲いて良い時間を過ごせました。

最後は酒代まで出してもらって…
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菅野さん大重さんありがとうございました、今度は北海道でキャンプしましょう。

若干観光地プライスですが、屋台は狭いのが人も近くて乙です。

 


そんな博多は札幌と雰囲気が似てる気がしました。

・立派な駅周り
・ススキノと中洲の歓楽街
・観光地だが突出した観光スポットなし
・近くに小樽や太宰府の人気スポット
・日ハムとホークスの盛り上がり方

北と南の拠点が同じ雰囲気ってのがなんだか面白いなあと。

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中洲事情に関しては外からだけでもわかったことがあります。

気になった方は私へダイレクトメッセージを手渡しで送ってください。

 

 

腹がいっぱいになったので、次の日は太宰府天満宮に。

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学問の神様である藤原さんの道真さんを祀ってあります。

もう、すごい人でした。みんな頭良くなりたいらしいです。

 

菅原さんもこんなに生徒からお願いされては手が回らないでしょう、受験シーズンはさぞ大変ですね。

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道真さんへハチマキと夜食をそっとお供えしてあげたいです。

 

もれなく私も誰かから"合格"と言われたいので、お参りしてきた次第です。

勉強のやり方忘れたとも言えない状況。
まずは学問のすすめから読みたいと思います。

 

天満宮でワイワイはしゃいでいた中国のおばさん達が私と同じ髪型で、日中友好もパーマからなのかなと感じた一日でした。

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そんなこんなで明日からは温泉県である大分に入る予定です。

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次回「別府温泉〜美肌は何処へ〜」

 


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定休日を求めて (山口県周南市→福岡県北九州市)

カワイイは作れるとは思わない志水です。

 

 

現在、山口県を出て、九州の福岡県に上陸いたしました。

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山口県では有名な錦帯橋に。
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木で作られたとは思えない完成度。

ここまでしっかりと残っており、使い続けられる。壊れそうで壊れない、強く強く作られています。

なんだか風情があるし迫力があります。

 

しかし橋を渡るには通行料が必要です。
【この橋渡るべからず】
に従って、端ではなく真ん中を堂々と歩こうかと思いましたが、もう良い歳なので屁理屈はやめた次第です。

 

 

その他にも山口県で見たいものとして山口情報芸術センターがありました。

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美術館と図書館、その他面白そうな企画展が全部合わさったような複合施設です。

ウッキウキして心躍らせて行ったものの、その日は定休日。

 

精神的ショックと同時に時間が余ってしまったのでその場で2時間ほど踊っていました。

 

 


気持ちを切り替えて、山口といえば、下関。

下関といえば開国、開国といえばペリー、ペリーといえば白人、白人と言えば白い、白いといえばフグということで、ここまで来たら豪勢に食ってやろうと計画を企てていました。

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有名な唐戸市場に行けば安く食べられると聞き、市場大好き人間の私はこれまた欽ちゃん走りで向かったわけですが、

 

ご察しの通り、市場が休み。

 


もう決めました。私も今日は定休日です。

 

すみません、毎日定休日でした。

 

 

しかし、別の店でしっかりふぐ刺し食えました。
淡白で歯ごたえあり、フグの皮が酒に合いそうです。
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個人的には刺身よりもフライの方が美味かったです。

次回は高ーい店入って、刺身をガバーっと取って、ちょっとずつ食べたいです。

 

 

そしてとうとう九州入り。


下関から九州の門司港までは海底トンネルを歩いて渡ることができます。自転車持ち込み20円。
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島津が怖く、なかなか上陸できませんでしたが、5分程で対岸に。

 


とうとう来たなーと言う感覚はなく、あっさり上陸してしまいましたが、
豚骨ラーメン、もつ鍋、唐揚げ、温泉、自然、たくさん楽しみがあります。


とりあえずは博多美人目指してえっこらえっこらペダル回そうと思います。

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次回「どこ行ってもあるのは緑とマックスバリュ

 


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タンヤオドライチ鯉一色 (広島県尾道市→山口県周南市)

ランドならばディズニーよりも健康、志水です。

 

 

現在、広島県をだらだら鱈鱈通過し、山口県に入りました。
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広島に入った途端、お好み焼きの匂いがどこかしらから香ってきます。

 

お好み焼き店がどこにいってもあります。

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香川で言うと、うどん屋ぐらいたくさんあります。
地元の人も行きつけの店があるとかないとか。

 

 

そうして私も近くのおっちゃんにオススメ店を紹介してもらって入店入店。

 

目の前で大胆かつ丁寧に、手早く仕上げられたお好み焼きはもはや芸術。

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生地、キャベツ、揚げ玉、焼きそば、卵。

食材を重ねて焼いただけなのに、なぜ美味い。


麺は焼きそばを使っているんだと思っていましたが、広島のものは別で茹でたものを鉄板でジューしてから重ねます。
パリッ、もちっ。それにかかる甘めのソース。
これはまた来ようと思う味です。750円

 

 

原爆ドームにも。

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今年はオバマさんが来ました。

何よりもやはり平和が一番だと思います。

 

そんな平和記念公園の片隅では野外将棋大会が行われていました。

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小さい平和、見いつけた。

 

 


そして、ベタベタに宮島にも行ってきました。
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ここも来るのは修学旅行以来でしたが、アラサーになってから来るとまた違うものです。


何が違うかと言うと、同じ匂いがするのか、シカが寄って来るのです。

そして動じなくなっています。

 

厳島神社では何度目かわからないですが、交通安全を祈ってみます。

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祈ると言えばですが、

日本の名所と呼ばれるところは寺や神社が多く、長期で周っている私は人よりも祈る機会が多いです。
手を合わせて、楽しく楽しく、交通安全交通安全、美人美人、お祈りシンドロームです。


宮島では広島産牡蠣を。
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確かに美味い、北海道厚岸産のやつに負けず劣らず。
観光地プライスではない店が1つ2つあるともっとありがたいのですが、ここまでの観光地だとしょうがないですね。

 

 

 

そして広島は県内どこにいても、広島カープセリーグ優勝を決めたとあって、どこもかしこもカープ騒ぎ。
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寝返っている店まであります。
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そして私が広島市に入った日は、ちょうど日本シリーズが広島の球場で行われる日でした。

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そこら中にカープのユニフォームを来た人がいます。

通りすがる人たち、飲食店、宿、どこに行ってもカープの話ばかりです。

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昔から思っていましたが、

ドラゴンズ→龍 かっこいい
ジャイアンツ→巨人 かっこいい
ベイスターズ→浜の星 かっこいい
スワローズ→燕 かっこいい
タイガース→虎 かっこいい
カープ→鯉 なぜ

という疑問です。


これを機に少し調べてみると、
原爆が落ち、終戦してから4年後に市民の希望の光として球団ができる。
そして原爆の投下にあった川は鯉の産地であり、焼け落ちた城は鯉城と呼ばれていたんだとか。
鯉は出世魚でもあるということから、カープという名前に。

 

背負うものは市民の希望、なんとかっこいいのでしょう。

 


そして広島だけがスポンサー会社に属さず、市民球団なのです。(株主はほぼマツダの重鎮らしいですが)


市民で盛り上げる、なんとかっこいいのでしょう。

 


私が知っているカープパワプロの中だけでありましたが、考えてみると、
広島市民球場がホームランが出やすいからと多用したり、
佐々岡が能力が高いからと多用したり、
ラロッカがセカンドなのにパワーAということで多用したりと意外にお世話になっていたことに気づきました。

 


なんだかカープが好きになって来ました。

 


今年で黒田も引退ですし、なんだか悲しいです。
その漢の引退の花道を飾るんだと今チームが団結しているんだとか。

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もう大好きです、カープ

 

 

 

 


最後に言いたいことは、
私は道産子、頑張れ日ハム。

 

 

次回「経済効果」

 

 

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平成向風合戦しまなみ (愛媛県今治市→広島県尾道市)

好きなアイスはチョコミント、志水です。


チョコミントは歯磨き粉の味がするから嫌いという方がいますが、そんな美味い歯磨き粉があるなら紹介してほしいです。

 


四国最後の県である愛媛を出て、島伝いに広島県へ入りました。


愛媛では道沿いによくミカンが売っています、しかも安いです。

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常にカバンに入っていたような気がします、走って疲れて食べるミカンはビタミンと水分摂取も兼ねるので本当に美味いです。

 

もし道路沿いでヒゲ天パチャリを見つけましたら、カミソリスライダーでミカンを放りお恵みください。
私のグローブみたいな顔でキャッチしますので。

 

 

そんなこんなで松山市に。
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やはり田舎素晴らしい四国とあれど県庁所在地はやはり都会。

 

私はシティハンターではないので、早々に有名な"道後温泉"に移動しました。

 

 

道後温泉は中心部から本当に少し行ったところにある温泉街。

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そしてここの道後温泉本館は"千と千尋の神隠し"の湯屋のモデルとなった温泉ということで有名です。

確かに古く、長い歴史を感じる建物。
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こんな縁側で、でっけえ肉まん食ってるシーンがあった気もします。

 

ミドルネームが"okusaregami"の私も実際に入浴することに。

 

古いながらも清潔で、浴室はキレイだなあと入っていると、
身体から、川に捨てられたであろうゴミやヘドロ、そして自転車までもがゴロゴロ飛び出し、最終的にジジイみたいな顔になることができました。
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良きかなー。

 


そして40秒で支度をし、身体から出た自転車にまたがり、再度出発するのでした。

 

後ろから、「あれはただのお腐れ神じゃないよ、本当にちょっと臭い人だ」

 

と聞こえましたが、いつも何度でもを口ずさんで聞こえないふりをしたのは言うまでもありません。

 

 


ジブリのモデルとかになっているということで話題になる場所が多いみたいですが、それぐらいなのであれば、いっそジブリパークみたいなのをすごい規模で作ってほしいです。

 

それこそデッカくて不気味でロマンのある入浴施設をつくったり、ボロボロで迷路みたいな城を作っちゃったり、コケだらけの森とか、神木の間から滑り落ちる秘密の道とか、豚みたいな人とか、人みたいな豚とか、そして我々チャリダー王蟲として出演します。

 

なんて夢見る少女みたいなことを言ってしまう私をお許しください、シシ神様。

 

 


そんな話はどうでもよくて、


愛媛と広島をつなぐ道には、"しまなみ海道"という高速道路が走り、島々をつないでいます。

 

四国への出入り口はたくさんありますが、主に船や高速道路です。

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しかし、このしまなみ海道だけは自転車や徒歩でも行き来できてしまうのです。

 

海外からも多くの人が訪れる、チャリダーとサイクリングの聖地とも言われるこの海道は今旅のひとつのメインでもありました。

 


早速走ると、サイクリングロードを表すブルーのラインがお出迎え。
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自転車でも坂の勾配をゆるく登れるように専用の道まで整備されています。

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これで安心してキキを乗せたトンボも空を飛べそうですね。


島をつなぐ大きな橋の下もサイクリングロードになってたりします。
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こんな道最高に気持ちがいいはずなのですが、その日に限って爆裂向い風。

 

下り坂でも相当な力をかけなければいけなく、危うく闇の精霊を呼ぶところでした。

 


トータル70kmになるであろうサイクリングロードには、金曜日にもかかわらず、結構な数のツーリングの方がいました。
土日は人よりもチャリの方が多いかも知れません。

 


走ってみての正直な感想を述べると、向い風とはいえ、海の上を走るのはなまら気持ちが良かったです。

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しかし、四国本土や小豆島の田舎道をだらだら走っているほうが山々を見ながら走れるので好きですかね。

 

 


そうして広島側に渡ると、そこは尾道

 

尾道は古い町並みが残る坂と猫の町です。
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これまたジブリの香りです。

 

宿で一緒だったリュウセイ君とだらだら坂を登ります。

景色がいいです。
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それはこの体勢にもなります。
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商店街も良い意味で古臭く、懐かしい感じが。
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ポニョ、観光地化し過ぎていない町、好き。

 

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なんだか気を使わないでいい時間だった、あんがとう。

今度は北海道で生魚食わすから。

 


最後に、四国はそれぞれの県に個性があって本当にいいところでした、しかし、大切なものを盗まれてしまいした。

それは私の心です。臭

 

 

次回「飛べない天パはただのうねうね」

 


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チャリダーあるある

寒さに備え、着々とミートテックを着込んでいる志水です。

 

 

日本では自転車で旅をする人を"チャリダー"と呼びます。

バイクの旅人が"ライダー"なのでチャリンコはチャリダーというなんという安直かつチャーミングなネーミング。

ちなみに徒歩での旅人は"徒歩ダー"と言います。もはや何にも乗ってなくても旅人ならダーです。
韓国の旅人はカムサハムニダーでしょう。

 

 


さて、今回はその誇り高きチャリダー仲間への愛を込めてチャリダーあるある言いたいと思います。


これを見ていただいたチャリダーの方々、テントの中からコメントで追加あるあるお願いします。
コメントが0であるままの可能性が強いです、チャリダー友達が少ないことをお察しください。

 


それでは僭越ながら。
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目が野宿眼に

チャリダーはその日の宿を探すのに必死です。

ですので、景色を見ている途中で人通りの少ない整地された地面や、四阿があると「ん、ここ泊まれるぞ」という野宿眼を光らせてしまいます。
この特技は履歴書に書くと評価されるでしょうか。

 


道の駅はホテル
24時間トイレ完備、場所によっては室内の休憩時やWi-Fiまで。

営業終わりの軒下にテントをはればホラもうあなたの家の完成です。
ワンルーム、共同トイレ、道の駅まで徒歩0秒、敷金礼金なし。駆け出しのなんとかにはもってこいの物件です。

そして道の駅は全国に点在しているのでその日のゴール地点の設定にもってこいです。
旅のゴールは、人生のゴールは、さらには明日はどっちなのでしょう。
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ちなみに道の駅よりも高級なホテルは無料キャンプ場ですね。
平日は誰もいないことも多く、自然を独り占めできちゃいます。


田舎道は1人カラオケ
周りに何もない田舎道やトンネル内では鼻歌がデカくなっていき、とうとう熱唱してしまっています。
近くに農作業中の人がいるのにハッとし、急にハミングになることも少なくありません。
気付いたら同じサビがループしていることも少なくありません。
要するにボケーっと騒いでいるのです。現実の世界から遠のいている時間ですので、どうか引き戻さないでおくんなまし。

 


風に向かってブチ切れる
チャリダーにとって辛いのは坂、雨、そして風です。
坂や雨は目に見えますし、しょうがないと割り切ることができるのですが、風は見えない敵です。プレデターです。
平地でも坂道ぐらいのパワーがいるときがありますし、向かい風に緩やかな登り坂なんかが加わった時にはもう叫ぶしかないです。

そしてよくわかりませんがそのキレ方が尋常じゃありません。
「ふざけんな"!!ぶっとばすぞ!!」
自分がぶっとばされているにもかかわらず怒号を飛ばします。気が触れてしまっています。

よくわかりませんがcalm down calm downですね。
そして追い風の日は手のひらを返し、プレデターに感謝するのです。

 

 

登り坂途中のちょっとした下りへの真顔対応
まだ登り坂は続くはずなのに、なぜここに下り坂があるのか、下がった分また登らなければならないではないではならないですか。
下り坂はチャリダーの大好物ですがこれだけは悲しく見つめることもしばしば
です。
これは登山においても同様の現象が起こりますのであなたの身にも迫る問題です。
人生山あり谷ありですもんね。しかし神様、ぜひ山は少なめでお願いします。

 


坂の頂上から下る時のフォー
苦労の登り坂の後、頂上からの景色は最高ですし、そこから下る道は最高です。
森の中を下り、眼下に街や海が見えた時、それはそれは思わず声が出てしまいます!汗でビショビショの身体がスーッと乾いていきます。
そしてちょっと寒くなってこっそり一枚羽織ったりします。
辛い坂道があったり雨で嫌な走行があっても、これがあるからやめられないといった自転車ヘロインが下り坂には含まれています。下り過ぎには注意ですね、下り坂なしの生活には戻れなくなってしまいますよ。

 


排水溝の段差がなんだかストレス
自転車は歩道ではなく、歩道と車道の間のスペースを走ることが多いのですが、そこに排水溝が等間隔に存在していることが多々あります。

本当に少しの段差なのですが多量の荷物を載せ、高速で動く王蟲と化した我々にとってはその少しが弊害となり、ストレスとなり、コロ助なり。
ふらふら運転しているのは排水溝を避けているだけであり、ノリノリなわけではないことをこの場で報告いたします。
ちなみに白線上は摩擦が少なくスーッと進めるので大好物です。

 


チャリダー仲間を見つけると旧友との再会ぐらい盛り上がる
車中泊旅行者の方やライダーさんは全国にたくさんいるので、すれ違っても軽い挨拶程度にとどまることが多いですが、チャリダーという種族はこの世の絶滅危惧種であり、なかなか同種族の仲間に出会うことは少ないです。
ですので、でっかい荷物積んだ自転車を発見すると遠い親戚に会ったかのような感動があります。
しかしそこからはやはり人間ですので、気の合う合わないはそれぞれですね。

皆同じ境遇なので、あそこが良くてあそこが辛かったなどを中心にバックグラウンドを話し、通常の人では理解不能なベクトルで盛り上がることが多いです。
同族の方々、天パヒゲ面チャリダーを見かけましたらお声をお掛け下さい。人見知りですが、頑張ってHey men!!と近づき、高い握手を交わしにいきます。真っ赤な嘘です。

 

 

たまの自動車は文明の利器
道が整備されているところは全て自転車で行くのが本物のチャリダーであるのでしょうが、チャリダーにもスタイルは様々で、ところどころ輪行する人もいれば観光地は電車やバスを使う人もいるのです。
私は観光地などではチャリを置き、たまに公共交通機関を使います。
その時に思うのが、電車・自動車ってすっげー!なのです。まぁ早い。

車作った人はすげえなあと思ってしまいます。それと同時になぜこの道にこんな苦労をかけていたんだと肩を丸めて車中を過ごしてしまうのです。
ジークフリートマルクス、あんた天才だよ。

 


基本的に2人前以上が1人前
各地に美味しいものがある・食べることが大きな楽しみ・しっかり食べないと走れない、などの理由から我々は毎日食べて食べて食べまくってます。

食べることが使命だと勘違いしています。
そんな生活を続けていると胃袋はとんでもないことになっています。
食パン一袋は朝から軽くたいらげますし、米は1食2合ぐらい食べます、飲食店の並盛りはもはや極小盛り。
それでも太らずむしろ痩せていきます。美味しいものでもボリュームがなければもはや美味しいものではありません。
車の後ろにパンでも引っ掛けて走ってみてください、ふと後ろを見るとチャリダー達が鬼の形相で群がってきていることでしょう。

 

 

スーパー行けば値引きパン惣菜コーナー直行
常に空腹であり、貧乏を楽しんでいるチャリダーにとって「パン」という食べ物は相当重要です。暑い中1.2日消費期限が過ぎても食べられる上、甘いもしょっぱいもあるので飽きが来ません、もう春夏冬です。(地元旭川の方々しかわからないでしょう)
そんなパンがスーパーではカゴに入り安売りしていることが多いのです。半額のものを見つけては興奮し、ありがたく貪ります。最高が10%引き程度のスーパーへはケチくさっ。といちゃもんをつけて安定の食パン買い、ハチミツを塗り、結局興奮し、貪ります。
ここら辺はあるあるではなく私の生態です。

そして節約した分、現地で美味いもんを貪り、興奮しています。

 

 

差し入れをいただいた時のありがたみ
時より心優しい方々が移動するポジティブ浮浪者である我々にお恵みを与えてくれることがあります。
飲み物から食べ物からありがたいお話まで。
自分が勝手にやっている旅を応援していただけるなんて感謝しかありませんし、本当に助かります。
私も旅が終わってもチャリダーを応援しようと思っています。皆さんももし自転車野郎を見つけた際には、差し入れあげるよ!とハードルを上げた後で2リットルのただの水を2.3本あげてみてください。とびっきりの苦笑いが返ってくるでしょう。

 

 

陰部のグランドキャニオンから漂う闇の香り
チャリダーは毎日風呂に入れるほど裕福ではありません、公園の水飲み場で顔や髪を洗うこともしばしばです。
そんな生活をしていると自分の臭さに気づかなくなってきます。しかし、テントでゆっくりしてる時などに「ん?なんだこの闇へと誘う香りは」と思う時があります。
原因はあのグランドキャニオンの奥に潜む魔物です。彼らは虎視眈々と勢力を拡大しています、大魔法ビオレで退治してしまいましょう。
そこのあなたも例外ではありません、人間は皆臭いのです。
臭さに寛容に。レッツクンクン。

 

 

足湯大好き
虫が光に寄っていってしまうかのように我々も足湯という文字を見つけるとハンドルをきって寄っていってしまいます。生物学的に言うと湯周性とでもいうのでしょうか。
足湯に入るだけでホントに疲れが取れますし、旅行者同士のコミュニケーションを取る場でもあり、なんといっても足の匂いを消せる大切なポイントでもあります。
我々が入った後は濁り湯になっているかもしれません。どうか寛容な対応よろしくお願いします。

 

 

日の出とともに目が覚める。
朝はテントに入る日差しで目が醒めます。

いま何時だろうかと時計を見るとだいたい6時前。

ゴソゴソとテントを片付けたりモリモリ朝ごはんを食べ、出発。
朝の自分の自転車をこぐ音しかしない森の中や、未だ起きていない街の中を走るのは快感です。早起きは三文のなんとやらです。あれです、お得ちゃんです。

 

 

たまに感じる「あれオレ何やってんだろう」
楽しく好きでやってるはずの旅なのですが、坂道を登っていたり平地をだらだら走っているとふと思うことが、「あれ、何やってんだ」という当たり前の感情です。
チャリダーには生理がくるのでしょうか。
しかししばらくするとそんなことも忘れて坂道と双絶なるバトルを繰り広げ、美味い飯を食って、楽しい1日だったなと、テントの中でおやすみするのです。
ただのハッピー野郎です。

 

 

 

とりあえずこんなところです。
早く次のあるある言いたいので随時追加していこうと思います。

 

 

 


そして最後に。


自転車旅行者は自分で勝手に自由な旅をしているはずなのに「頑張って!」や「すごいね〜」と声をかけていただくことも多いです。

旅をしていて応援してくれるなんて他の旅行スタイルではないんじゃないでしょうか。

 

それとともにいつの間にか有頂天になってしまい、道路際の歩行者の皆様や、ドライバーの方々にご迷惑をおかけしてしまっていることもあると思います。

このタイミングでお詫びします。

 

謝っておいて申し訳ないですが、もう少しだけ変態チャリダー達の旅を暖かく見守っていただけるとありがたいです。

よろしくお願いします。

 

 

 


と誰かが言っていました。


敬具

 

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次回「しまなみ海道アゲポヨー」

 

 

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