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ホテルは四万十リバーサイド(愛媛県四国中央市→高知県四万十川町)

散切り頭を叩いてみれば、文明開化の志水です。

 


現在、香川県高知県愛媛県へとサクサク進んでいます。

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香川から高知までの四国の真ん中をぶった切る激坂をぴゃーぴゃー息を切らしながら登っていると、

 

 

【この先、高知県側へは行けません】の看板。

 

 

剛毛天パもへなへなとしおれました。

 

 

およそ1000000calもかけたであろうこの坂を引き返すのでしょうか。

 

 


流石の私も万が一があるかもしれないと、看板を掲げている会社に電話して確認しました。
一生のお願いをここで使うことを決意して。

 


会社「ちょっと今日は月曜でみんな休み取っててわかんないですー、ガチャ」

 

志水「う、うぬぬ…」

 

 

月曜から休んでんじゃねーよ!と思いましたが、私は年中休みなので何も言えませんでした。

 

 

私の天パが直毛になる前に、来た道を引き返すことを決意した途端、


「パシュン」


パンクです。

 

 

ヒゲっ面に蜂。

 

 

 

今日は何だか暑いです。
目から汗がぼたぼた落ちました。

 

 


いや、でもこれは"心を鍛えるいいチャンスではないのか"と気持ちを切り替えることに。

 

しかし案の定、再び登り坂になると、「あの会社事務所にいつか鼻くそなすりつけてやろう」と思っていました。


心を鍛えるのは難しいです。
私もお遍路しようかしら。

 

 

 

そんなこんなで汗腺全開で高知へ到着。

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平素よりお世話になっております、龍馬殿。

 

 


念願の"ひろめ市場"でカツオのたたきを。

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"ひろめ市場"とは、全国的に有名な酒飲みのためのフードコート。


朝から酒飲んでるおっちゃんがたくさんいます、地元勢半分、観光勢半分でごちゃ混ぜになって飲んでます。
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若い地元の兄ちゃん達が、薩摩長州や龍馬について、
あいつは裏切っただの、あの説は違うだの、土佐弁でベロベロになりながら討論してました。

 

もし私が幕府側の人間であったならば討たれていたことでしょう。不殺でよろしく御免です。

 

 

そんな雰囲気を楽しみながらラグジュアスにカツオのたたきを注文。
目の前で藁を大仁田厚の如くファイアーしてくれます。
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カツオの塩たたき丼 750円  feat.生中
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美味っ。
今まで食べてきたカツオのたたきは何だったのでしょうか。およそ2cmぐらいに切られているにもかかわらずほろりと噛み切れ、旨味がすごい。


そもそも藁で表面炙って塩振っただけでこんなになるものなのでしょうか。

 

これはサザエも波平も今後は安易に叱れないですね。

 


ひろめ市場にはその他にも、ウツボの天ぷらやら、鳥の唐揚げやら、餃子やら、珍味やら、カレーやら、うどんやらやら。

何食っても美味い。

 

朝からいるおっちゃんの気持ちがわかりました、全体的にもう少し安ければ最高。
今度は友達の維新志士を連れて来たいです。

 

 


チャリンコの道中ではよく、お遍路さんを見ました。
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四国全土にある88の寺を周りながら自問自答を繰り返して徳を積んでいくもの。

歩きが普通ですが、自転車やバイクに乗ってやっている人たちもいました。

お遍路さんのおかげか道幅も広く、道沿いに休憩所もお弁当屋さんも充実しており大変助かりました。

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そしてなにより四国三大河川がすごかった。


吉野川

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え?これ自然の川?と言ってしまいました。
きれいなメロンソーダが流れています。

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ここで川下りもできるみたいで、こんな透き通った川で遊べるなんて最高ではないですか。

 

 


四万十川

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かも有名な天下の四万十川、流域も広いことさながらどこもキレイ。

 

チャリを停めてすこし見ていると、川まである程度距離があるにも関わらず、たくさんの魚が気持ち良さそうに泳いでいるのが見えます。

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宿で会ったチャリダーの柴田くんは普通にウナギが足元を泳いでいて焦った程。

 

川辺の近くのお母さん市場的なところで買った"あゆ飯"もすこしクセのある川の味がまた美味い。
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仁淀川

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吉野川四万十川に比べると知名度が低いものの、地元の人に言わせるとこの川が1番キレイだそう。

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確かに透き通りすぎです。

足の色の違いはきっと気のせいです。

 

今回は行けませんでしたが、もっと上流に行くとこんな色が見えるそう。

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楽園ではないですか。

ここは次回車で来ます。どなたか一緒にドライバーズハイしませんか。

 

 


どの川もゆったりと流れており、道路も川と同じようにアップダウンを繰り返しています。

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川と一緒にゆったり下る坂は最高です。

四国の川、他県のものとは一味違いました。
夏に泳ぎに来たいです。泳げないですが。

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次回「やっとの思いで研究所から奪い返したアルミ缶の上にあるはずのミカンが何者かに奪われてみっかんない」

 


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UdoN wo Thuru Thuru (香川県高松市→愛媛県四国中央市)

たまにホルモンの香りがする志水です。

 

 

島々を満喫し、四国本島に上陸しました。

 


香川県高松からはもちろん、うどん三昧にしようと決めていました。

 

うどん県はその期待を裏切らず、あちこちにうどん屋さんが。

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本当にコンビニよりもたくさんあります。

 

シャリシャリこいでいると、こんな看板が続々出てきます。

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セルフ!と書いてあるものが多く、ガソリンスタンドのようです。


私もガソリンのごとく、少し腹が減れば店を見つけるたびにうどんを頼みハシゴ麺。

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"かけうどん"どこも200円ぐらい。


出汁や麺が店々で少しずつ違い、次のうどんが楽しみでペダルが進みます。

 

それにしても季節もありますが、四国は本当に走っていて気持ちがいいです。

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そしてまたうどん。Udon

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釜玉にちくわ天つけて300円。

天ぷらも安くて美味。

 


それにしてもちくわはなぜ天ぷらにすると威力が10倍増になるのでしょうか。

天ぷらにした途端キラキラと輝きを増します。

 

笛にしても輝きを放ちますね。

 

また、ちくわを覗くと未来が見えるらしいです。にゃーにゃーです。

 

 

 

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うどんは小中大のサイズがあるところが多く、私は典型的な日本人なのか、何にします?と聞かれたら慌てて中を頼んでしまいます。

 

松竹梅あれば竹、1〜5のアンケートがあれば2.3.4などを付けがちな典型的な日本人であることが悔しくてなりません。

 

ちなみに、中だとうどん1玉半あることが多く、ハシゴしていると腹がパツンパツン、以前も経験したラピュタの服破れ現象が起きそうになってしまいました。

中では胃液ぶっかけ特大となっています。

 

 

そんなことはどうでもよくて、今世紀最大の謎である、『"かけうどん"と"ぶっかけうどん"の違いは何なのか』についてうどんのメッカでじっくり観察していました。

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どの店もぶっかけの方が値段が高いです。

やはり出汁をかけるエネルギーに応じて高価になるのでしょうか。

 

しかし、店員さんを見ているとかけの場合もぶっかけの場合もかけるエネルギーは同じでした。

 

これは、ぼったくりではないでしょうか。
もっとエネルギーを高めて、庭のホースの口を塞ぐ勢いでかけてほしいものです。
店中に飛び散るぐらいであれば安心してぶっかけを頼むことができます。

 

 

 

 

すいません、もうやめます。

 

 


出汁の濃度の違いでした。

 

 

 

そんなこんなしていると、香川県をあっという間に過ぎていました。

流石うどん県、喉越しがいい。

 

 

 


高知に向かうため、四国の真ん中をぶった切って行こうと。


地図ではこのぐらいの距離だし、何たって四国だしチョロいでしょ、余裕余裕。


余裕、、
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よyyyyyuuutffhjjgfdrjksskm、、
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私はトンデモナイ道を選んでしまったのではないでしょうか。

久々の長い激坂。

 

身体中から私の出汁が出てきます。

これは"かけ"の類ではなく、新たなジャンル"したたり"です。

 

なめていました、ごめんなさい。
四国、ダイナマイトでした。

 

 

 

 


さて、ここで次回のサザエさんは、

 

「おーい磯野、野球しようぜ」


「おーい磯野、別々の高校行っても正々堂々勝負だぞ」


「おーい磯野、金が良いからと巨人に入ったお前をずっと許せなかったけど、おフネさんの治療のためだったとは… 自分が情けない。本当にすまない。謝りついでにお願いだ、正々堂々おれの球を受けてくれ。磯野、野球しようぜ」


の3本です。

 

 


すみません、突然調子に乗ってしまいました。

 

 

 

次回「カツオのたたき」

 


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瀬戸内ゲイ術祭 I'm not gay (岡山県岡山市→香川県高松市)

味ぽんの用途は餃子のみ、志水です。

 


岡山に戻り、チャリの無事に安堵し、相棒を抱きしめる間も無く旅を再開しました。

 

 

次の目的地はログポーズが刺す方に従えばアラバスタですが、

私は海賊王に興味がなく、そもそも山賊寄りですので、芸術で世界的に有名な"直島"に上陸することにしました。

 


島ではドリーとブロリーが待っているかと思いきや、今年は3年に1度の瀬戸内国際芸術祭の年。
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規模で言えば、長渕のライブぐらい盛り上がっています。


直島だけではなく、瀬戸内に浮かぶ島々がそれぞれアートの島となっています。
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島のあちこちで作品が展示され、屋外に展示されているものや、建物をリノベーションしたもの、映像作品、生活そのものが作品など、多種多様なものがありました。

 


今回私が行ったのは、直島の他に、豊島、犬島、小豆島、女木島、男木島です。


直島

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島々の中でも特段アートの島として有名なだけあり、人がすごい。

 

地中美術館は入館料が高くて作品数も少ないですが、圧巻。

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建築の威力を思い知らされました。
モネの絵の空間に誰もいない時間に入った時の衝撃たるや。

 

李禹煥美術館には素人の私にはツッコミ待ちの作品だらけでした。

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ベネッセハウスはおしゃれ、ここも建築がすごい。

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ここはバカ高ですが、この空間に泊まることができます。

宝くじがあたったらここでただの宅飲みをしたいです。


他にも面白い作品がたくさん。

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個人的には地中美術館のタレルの作品が好きです。
ぜひ見て欲しいです。えっ!ってなります。

 


豊島

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アートと食の島、レストランも力が入っています。

直島よりも自然と調和した作品の立地がとても良いです。豊島美術館なんて最高です。

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1つの作品しかない美術館ですが、コンクリートで出来た膜の中には風がより風らしく、水がより水らしくある姿を見ることができました。

 

他にも面白い作品がたくさん。

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個人的には海沿いにある"心臓音のアーカイブ"が好き。

 

 

犬島

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直島、豊島と比べると小さな島。

 

昔の精錬所跡地を美術館としています。
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これが美術館の敷地内です。

入ってすぐの作品には声が出てしまいました。考えた人なんまらすげえです。

 

他にも面白い作品がたくさん。

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犬島ではタイミング良く伊勢大神楽の人たちが獅子舞出張に来ていました。

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最後はみんな頭を噛んでもらってる中、島のおじいちゃんが、おれはいいよと遠慮していたところ、地元のおばちゃんたちが「いいから、良くなるから!」と押し当て、じいちゃん含めみんなで笑いながらの光景がありました。

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人口50人弱の島。あたたかい空気がそこにはありました。

 

 

 

小豆島

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他の島に比べると明らかに大きな島です。スーパーや居酒屋だってたくさんあります。

 

有名な"オリーブの夢"は立地も含めてカッコいいです。

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他にも面白い作品がたくさん。

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個人的には"目"という住宅を使った作品が面白かった。迷路のようにここに繋がってんのかと。

 

 

ある場所でたくさん果実がなっているのを見ていると、そこのおじちゃんが「冬柿だ、たくさんもいで食ってみい」とニコニコでくれました。

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おじちゃんありがとう。なんだかあったかい気持ちでその後も歩けました。

このやり取りだけで本当に良い日になります。

 

山がポコポコ突き出していて丘も海もキレイ。

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島の人の生活がちゃんとあり、人もまっすぐなこの島が1番好きだったかも知れません。

 


女木島

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桃太郎の鬼ヶ島のモデルとなったと言われている島。


島のいたるところに鬼を用いたアートがあります。

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他にも面白い作品がたくさん。

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個人的には"女木島名画座"がすごかった。あの空間を一からつくるとは、タイムスリップした気になります。

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男木島

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女木島と対になっている島、ここは野良猫がうじゃうじゃいる猫島としてにゃーにゃーしています。
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"歩く方舟"は見たことある人もいるんではないでしょうか。デカイです。

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他にも面白い作品がたくさん。

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どの島でも地図を広げながら島の中を巡ります。
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趣のある小道がたくさんで迷ってしまいます、迷っている時間すら楽しいです。

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作品を見る合間に休む時間だって最高です。

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そして坂を登れば綺麗な海が見え、山側にはミカン畑とオリーブ畑。

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風がサラサラと抜けていきます。
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人もみんなあたたかくて。
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この島々自体がアートなのではないでしょうか。

 

 

 

 


ベタに臭いこと言ってしまったことを後悔しています。

 

 


天気がいいのも相まって本当に良い時間でした。

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また来たい。というより、また来ます。

別荘を建てるならここらの島にします。

 

 

島最高。

 


後ろ髪引かれながらも、明日からは四国本島をちょろちょろします。

 

 

次回「出汁」

 


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youtu.be

ヒッチハイクのススメ (関西国際空港→岡山県岡山市)

Perfumeかしゆか派、PUFFYはAmi派、志水です。

 

 

台湾より帰国いたしました。

 

チャリのある岡山も飛行機の飛んだ関西国際空港はなかなかの距離があります。

 


貧乏だし、普通に電車使うのも面白くないし、全てから自由になった今なので、せっかくだし
"ヒッチハイクで行けちゃうのか"
というチャレンジ企画をやってみました。

 


行きは、岡山に自転車を無造作に、クールに、そしてラグジュアスに放置し、
スマート且つキュートに道端で親指を立てました。
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そうすると開始3分もたたないうちに車が止まるではありませんか。

 


ナニコレ。簡単じゃん。

 

 

「お兄さん何やってんの、大阪行くならそっち逆方向だよ」

 

 

ナニコレ。難関じゃん。

 

 


そこからはしっかり地理を調べ、ヘラヘラしながらオーバーソウル、ビッグ親指で懇願していると、本当に親切な方々がいるもので順調に空港まで着きました。
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帰りも少し苦労したもののなんとか帰ってこれました。

 

 

チャリは足にきますが、ヒッチハイクはボードを掲げている腕が疲れます。

チャリとヒッチハイクの往復ビンタで旅をすれば、憧れのグーカンサキのような身体になれるでしょうか。

 

 

何はともあれ、見ず知らずのヒゲ天パを乗せていただき本当にありがとうございました。

 

ご飯までいただいてしまった方々もいます、めんぼくねえめんぼくねえです。
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涙の塩気が入ってしまったからでしょうか、いつも以上に美味かったです。

 

 

宇治野さん、中村さん、佐川さん、誌野さん、寺田さん、満さん、本当にありがとうございました。

 

 


現地の人たちと話せるし、その地域のことを聞いたり出来て面白い。
甘え型になってしまいますが、ヒッチハイクも旅のスタイルとして全然アリだなと。

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沖縄までチャリで行ったら帰りはヒッチハイクで帰ろうかと考え中です。

順調に沖縄まで行けたらの話ですが。

 

 


次回「再出発だけど速攻フェリー」

 


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你好!好吃!好玩!台湾!

サドルでお尻が4つに割れそうになったので、台湾まで休憩に行っていた志水です。


なぜチャリンコ旅行中に海外なんて行くのかと、よくわからないよと。

 


そのとおりです、ぶれっぶれのナックルボールです。
拳のような顔をしているだけあるんだと思います。

 

 

関空から台湾にトゥチャクし、空港から出るとむあっとした空気に包まれました。


沖縄と同緯度ぐらいということもあって、10月でも全然暑い。
そして湿度、あっという間に私の髪はテレビの裏のコードぐらい絡まっていました。

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台湾に来た目的はケツ休めの他に2つ

 


その1
世界をうろちょろしてる友達が台湾に来るということで会うため。

 

彼の名はKEN (日本人)
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彼の本名は親しい人でもわかってない人もいます。しかしそれで十分なだけのコミュ力。


KENとは地元旭川の宿レトロハウスで会った仲で、彼はヘルパーとして働き、私はヘルパーをヘルプする係として働いていました。

要は飯作り、通称通い妻です。

3,4ヶ月ぐらいの付き合いだったけど、チーム日本人っぽくない顔として仲良くなっていきました。

 


KENは英語ペラペラだけど勉強し始めたのはここ数年。日本語でも英語でも口数が多いのは変わらず。

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彼の海外への関わり方のおかげで、私も英語を勉強しようと強く思うようになりましたし、海外が近く感じるようになりました。

 

台湾でも友達を何人も紹介してくれましたし、その女子大生達の家にも泊まらせてもらってしまいました。
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こんなに世界中の人と近い仲になれる人はあまりいません。

彼についてはクレイジー話がありすぎて長くなってしまいますので、以下同文にて省略します。


まぁあんま褒めすぎるとよくないか。そうです、クソ野郎には変わりありません。
案内してくれてありがとう!楽しかったわ!NZ行っても雑草魂忘れないでくれ、東京オリンピックまでにはまた会おう。

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その2
高校の同級生達とベタベタの観光旅行をするため。

高校の時からだらっと仲のいいやつら。

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4年前にグアムに行った時以来、この計画を進めていました。(ちゃんと計画し始めたのは1ヶ月前)

 

男だらけですが、足つぼやったり、美味い飯食ったり、九份行ったりと、ベタベタな女子旅そのものでした。
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しかし女子旅との1番の相違点は全員楽しみにしていることがトランプだということ。
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他の人から見たら海外でトランプなんて謎すぎますが、結局は全員がだらだら話せれば、どこだって何してたっていいのです。
大富豪をしているだけで、腹抱えて笑えるのですから。

 

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海外でもう少し声を小さくと注意されたのは初めてです。集まれば高校生に戻ってしまう、本当に情けないです。

次回はもっと騒ぐ大人の旅をしよう。

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また4年後になるかはわからんけど、よろしく。

 

 

 


台湾は日本に近しい雰囲気でしたが、やはり少し違った風景は面白いものがたくさんありました。

 

台北の街並み

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北投の緑の中の温泉街

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淡水の夕焼け

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平渓線の線路沿い

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十份の滝

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台北MOCA

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土砂降りの九份

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街に無数にある市場と屋台

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そして何より飯が美味い
私も何ヶ国か行ったことがありますが、その中でも台湾の飯は美味く、何を食ってもハズレがないです。

 

小籠包

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これか!と声が出た。その辺の店で食べても美味しいのですが、レストランで食べると上品でとんでもなく美味い。可愛い女子でも30個は食えそう。 8〜10個入りで300〜800円

 

胡椒餅

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これが1番うまかったかも知れない。肉まんをカリッカリに焼いた感じの肉汁爆弾。よくこんなに肉入れれたなと思うぐらいボリューミー。180円

 

米入り手羽先

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身体に悪い色ですがカリッとモチっと。この悪魔色、なんだかストレス溜まってるときに食うともっと美味そうです。200円

 

臭豆腐

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名前の通り、臭い。台湾の街のどこを歩いていても、「ん、どこかにあいつがいるぞ」と気づくほどの臭いを放っています。しかし、揚げたり焼いたりしてそれぞれの味付けで食べると臭いはそこまで気にならず美味。

 

炒飯

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チャーハンはどこの国行ってもあるし、どこの国行っても絶対美味い。でも他国よりやはり美味い。100〜300円

 

肉入り麺

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あっさり出汁に羊の肉とパクチー入りでくせになります。そこの奥様、育ち盛りのお子さんの夜食にいかがでしょう。180円

 

牛炒め丼 副菜スープ付き

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安定に美味い。なんと飯に合う味付けなんだろうか、モテたい女子はこの味で意中の男性の3つの袋を掴むといいでしょう。500円

 

中華まん

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肉入りや、野菜春雨入り、チャーシュー入りなど色々。店もそこらへんにたくさんある。70〜120円

 

刀削麺

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大きめの生地の塊をそれ用の包丁で麺状に削ってお湯へチャポチャポ入れる。麺に歯応えがあるし、何より具沢山。270円

 

マンゴーと芋のソフトクリーム

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こんなにもりもりで70円。甘いもんだから暑いところじゃ光の速度で溶けていきます。

 

火鍋

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辛いのと白湯の薬膳スープ。肉魚野菜きのこ、色んな具材をブッ込んでみんなで囲む鍋は最高。1000円〜

 

 

 

見ての通り、オイリーなものが多く、ビールが進み進み、毎日飲んでしまいました。


しかし、翌朝に肉と酒のミルフィーユと化した内臓からは大変な香りが放たれます。

 

目には目を、匂いには匂いを。
そんな胃には紹興酒臭豆腐を入れると良いでしょう。

 

そして口呼吸をすればあら不思議、どんな混雑した道でもモーゼのようにあなたから群衆が離れていき、快適な旅行となるに違いありません。

 

影でお腐れ神と呼ばれるかもしれませんが、気にしないことです。
あなたはお腐れ神ではなく、ニギハヤミ・コハクヌシなはずです。

 

 

 


そして、台湾は噂通り親日家の人が多く、本当に親切にしてくれました。


言葉が伝わらなく手こずっていると、近くの人が「どうしたの?」と通訳をしてくれたり、

雨で雨宿りしていると近くの屋台のおばちゃんが「持ってきな!」と傘をくれたり、

通りすがりの人が「良い思いをしてほしい」とタピオカジュースを奢ってくれたり。
その他にもたくさん。

 

親切に日本語表記もしてくれてます。

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飯と人が良いところにはまた行きたくなります。

1週間は少し長かったけど楽しみ倒しました。

 

 

日本を旅するのもとても楽しいですが、言葉も文化も違う何も勝手がわからないところに行って、わからないなりにだんだんと自分が順応して行く感じがとても好きです。

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やっぱりいくつになっても、色んなところに行って、色んなもの食って、色んな人と話したいです。

 


そして非日常だったはずのチャリンコ旅が日常になってしまっていた今、
改めて海外の非日常を味わえたことで、
また新鮮な気持ちでペダルをこぐことができると思います。

 


現に今はチャリに乗ってだら〜っと、ふら〜っと、ぼりぼり〜っと鼻ほじりたい気持ちでいっぱいいっぱいです。

 


岡山からは、とうとうダイナマイト四国に突入します。

 

 

 

 

次回「ごめんやっぱチャリ辛い」

 


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きびだんごは腰につけるものなのか (大阪府→岡山県岡山市)

得意技はシャンプーの詰め替え、志水です。

 


大阪で都会を満喫した後、神戸、姫路を通って岡山県に突入しました。

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大阪を出た日、いままでじっとり雨が続いていましたが、久しぶりな青空。

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しっかしなまら暑い。
本州のこの逃げ場のない暑さはどうしたらいいのでしょうか、井上康生に大外刈りでふっ飛ばしてもらいたいです。

 


そして神戸へ。大阪から20キロぐらいです。
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街並みはやはり名の通りオッシャレです。

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シクラメンの香りがしました。

 


神戸では山小屋で一緒に働いた米ちゃんが働いているのでアポなしで突撃してみると、なんと奇跡的に会えました。
米ちゃんはショップで働きながら鍼灸の学校に通っており、マッサージが極ウマです。

 


北海道を出て早5ヶ月。
体の7割が水分、それ以外の4割が乳酸になってしまった私を見かねて、なんとタイ式マッサージをしてくれると!


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こんな神戸の都会の真ん中の都市公園で。乳酸が取れていくのが手に取れないけど取るようにわかりました。


施術後の私は水分7割、残りは余白ということになり、身体が浮くように軽く。

これは高い金払ってやるやつです。


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こんなに人の良い人はなかなかいないです、米ちゃん本当にありがとう!

冬の北海道で待ってるべさ。スノーシューするべ。

 

 


亀の甲羅を外した悟空とクソソン状態の私はあっという間に姫路へ到着。

 


途中の明石大橋も迫力ありでした。

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この前でブリッジするのを忘れたのが唯一の後悔です。

 


姫路ではもろちん城へ。

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姫路が私の祖先がいたこともあり、なんというか落ち着くんですよね。(うそ)


ただ、城は今まで見た中では1番デカくてカッコいい。中の作りも外堀もなんとカッコいいのでしょう。

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ただ先祖がこの近くにいたことは本当であり、この城へ出入りしていたのかなあ、はたまた私と変わらず道草ばかり食っていたのかなあと江戸へ思いを馳せながら城城しました。
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先祖も後者に違いはありませんが、桜の時期にまた来たいと思える城でした。

 

 

 

 

そこから、えっこらえっこらこいで岡山県へ。

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さすが瀬戸内海、水面を見ると「え、でかっ」という魚がゴロゴロいます。

釣竿持ってれば釣りまくって、たぬきち商店へ売っていた次第です。

 

 


そして岡山市へ。まず、意外と大都会。神戸姫路よりも?ですかね。
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ハードルが低かったとはいえ、岡山市がこんなにも街だとは思っていませんでした。

桃太郎もシティボーイだったのでしょうか。鬼ヶ島には田舎体験に行ったのでしょうか。

 


そんなことはどうでもよくて、途中でチャリの点検をしてもらおうと近くにあった"コロリス自転車"に。
チェーン交換をした後に、頑張ってとエナジーゼリーをしこたまもらってしまいました。
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これじゃチェーン交換代チャラぐらいじゃないかと。本当にありがとうございます。

 


そして近くにかの有名な"倉敷"があるので少し覗きに。

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さすが美観地区。わーお。


観光客はやはり多いですが店々に個性があって。


きびだんごもオシャレーに並んでおります、もっちもちで美味しい。
こんなんお腰につけてたらキジではなくハトが寄ってたかってきてしまいます。

 

 


倉敷は江戸時代の趣と、昭和のレトロと、最近のモダンがごちゃまぜなところがすごく面白いです。
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古い商店街の端でおじいちゃんが焼いてるこの今川焼き?まんじゅう?がサクサクもっちりあんこずっしり。
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これを焼いて何年になるんだろうか。

 

 


今年から始めましたとか言わないでね。

 

 


京都も良いですが、この倉敷や三重の関宿といった古さも大変良いです。

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岡山では泊まりたかった宿『とりいくぐる』へ。

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元々鳥居の張り付いた物件を見つけて一目惚れ、そこからリノベーション。


中はオシャレでキレイキレイ。


ドミトリーも三階まであるという面白さ。そしてみんな優しい。


風とも言えないゆるい空気がリビングをとろとろと抜けていく感じがすごくいいです。

スタッフの方々、ありがとうございました。
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そして最後になってしまいましたが今日の"なんだそれ"のコーナー。
明日からは岡山に自転車を置き、ヒッチハイクで空港まで行けるのかという企画と共に、1週間ほど台湾まで遊びに行ってこようと思います。


なんだそれ。

 

 

 


次回「小の籠の包」

 


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khaos大阪 (京都府京都市→大阪府大阪市)

どこまでが燃えるゴミかわからない志水です。

 


京都を離れ、奈良を通り、大阪で少し滞在していました。

 


まず、こんなにも県庁所在地同士が近いとは思っていなかったです。
和歌山も神戸もすごく近いです。電車で30分ぐらい。思春期の女子の如く連なっています。

 


奈良ではやはりここだろうと『東大寺』に。

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人間のサイズと比較すれば瞭然ですが、京都の寺達と比べて桁違いにデカい。

 


そして中に入るとご存知の大仏君が。
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こんな顔で寝る人いますよね。あれは大仏をリスペクトしての顔だったのだとようやくわかりました。


あとは、寺内の柱の穴をくぐるとご利益があるらしいです。
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この最古アトラクション「Goriyaku Parade」は30分待ちの行列でした。(本当)
ご利益がほしい方は速やかに厳かに祈りを済ませ、ファストパスを取って行くのがベターでしょう。

 


そんな東大寺がある奈良公園付近はご存知の通り、シカさんがたくさんいます。

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しかもこれは全て野生のシカさんです。

 

 


役所の庭草を普通に食べてます。


人に寄ってきます。


信号待ってます。

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野生という表現を通り越して、町に住んでいます。


興味本位でシカせんべいを買った人は百発百中で襲われます。

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なぜか写り込んだ人まで焦っています。

 


それよりもやはりシカを見ると、前職でやっていたエゾシカ対策業務を思い出してしまいます。


こんな近くにいるんだったらナイフでひと刺し、美味しい肉が取れそうだなと。
ここで宣伝になりますが、状態の良いシカの肉は本気で美味いです、ぜひ北海道のディープなところで。

 


京都ほど混んでいなく、ゆったりしながらも堂々としている奈良には、1300年前の風が吹いていました。(その日は無風)

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そして、ペダルを回してとうとう大阪へ。
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東京のような大都会なんだから色々面白いものがあるんだろうなーと楽しみにココロオドらせていました。
そして関西圏に住む友人達に見どころを聞いてみると、皆口を揃えて見るものは"ない"ということでした。

 


Yes Noで答えさせる質問ではなかったのにひどいです。

 

 


しかし、本当にあまりコレといったところがなく。

 

 

グリコも思ったよりも衝撃はなく。
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通天閣も思ったほど賑わってないなと。

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大阪は名所というよりは凄まじい数ある商店街を覗くのが面白いです。

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面白い店がたくさん。

 

爆発的に安く、不健康そうな惣菜がたくさんで見た目はパチンコ屋な"スーパー玉出"には結構お世話になりました。

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なんの天ぷらなのかフライなのかわからないものの詰め合わせた"あげもの"なる商品が100円とかで売ってました。

1円セールも随時開催。

 


あとは、私の泊まった宿があるあたりがデンジャラスで、ホンジャマカし、アンタッチャブルなところでした。


新世界。新今宮。西成地区。


聞いたこともある人がいるのではないでしょうか。


日本で1番宿が安い場所。

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一泊1000円とかで泊まれます。

 

 

 

そして日本で1番治安が悪い場所。
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道端で寝る人たち。
道端で飲み会をやる人たち。
道端で将棋を打つ人たち。
道端で急に笑い始める人たち。
道端でアンジェリカする人たち。

 


足を引きづるように何かから逃げる若者を見たときは流石に焦りました。

 

通りで色んなカオスを見ましたが、写真に収める勇気はなかったです。

 


そんなこの地区では立ち飲みのホルモンが「安い!美味い!口くっさ!」で有名です。

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キレイとは言えない路地でディープな人たちと肩を並べて酒を飲む。

 

北海道からと話しているとなんと隣のおっちゃんが奢ってくれました。あー人情の町に来たなあと。おおきにです。
ホルモン、レバー、アブラ、それぞれ70円と爆安。

 


近年はだいぶキレイになったらしいですが、すこし下水の臭いがしたり、何が起こるかわからなかったり、そして危険と隣り合わせであったりと個人的には面白いところでした。
カシスオレンジが好きな女の人にはオススメできません。

 


もろちん、お好み焼きも食べました。
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彼らと。
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リサコは大学ん時からの仲で、宿でも一緒にイベントとか色々やりました。
行こうと思ったら躊躇せずに行っちゃうドラマの主人公みたいな女。
ツバサは旭川の宿にゲストで来て、それ以降仲良く、そしてリサコの彼氏に。優しいですが熱があります、そして彼のパーマは人工です。


気になる粉もんの味は美味美味。
しかしこれも家でみんなで作るお好み焼きの方が美味いですかね。

ずっしりしてて腹いっぱいになる安いやつ。


いい飯だった、ありがとう!とりあえず、北海道で一発ぶちかまそう。

 

 

 


太陽の塔にも。

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思ったよりバカでかいです。なんだか本当にパワーをもらえそうです。


5秒立ち止まって気を感じていると、ストレッチパワーが足にたまっていました。


万博公園内も家族連れの幸せな空気感が良しでした。

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それとともに、都会っ子はこんなところまで来なきゃキャッチボールやバドミントンできないんだなと悲しくなりました。
家の前でやれた環境に感謝です。

ちなみに私の家はコンビニよりスキー場が近いすんばらしい場所でした。外食といってロッジに行ったのは今では衝撃的です。

 

 


そして海遊館にも。
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1人で水族館とか地獄だろ。。


とお思いの方、ざまあみろです。

 


今回は京都のゲストハウスで仲良くなったチェコ人のアナが大阪に来るとのことで一緒に行ってきたのです。

 


待ち合わせなんかしちゃったりして、昨日何食べたなんて聞いちゃったりして。

1人で勝手にデート気分で盛り上がってしまいました。


それにしても楽しい。
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あー楽しい。

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ぴゃー楽しい!!
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水族館は誰かと一緒をオススメします。

 


ありがとう、また冬の北海道で。

本当に夢のような時間でした。

 

 

 


まとめると、大阪は飯が充実した関西の拠点というところでしょうか。

 


そして女子には海遊館USJを。
男子には西成方面と飛田新地をオススメします。

 


今後は神戸、姫路を通り、桃鉄きびだんご100%の岡山県に突入します。


次回「夢醒める。いいからチャリをこげ」

 


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