とこなぁ〜つの (鹿児島県奄美大島→沖縄県那覇市)
アイハブアペン、アイハブアパーマ、志水です。
奄美も沖縄もそんな変わらんだろと思っていましたが、そこにあったのは別の国。
夕方に島に入ったのですが、11月中旬だというのに25℃。
近くのスーパーには沖縄そばの山。
野宿先の公園で夜中までバスケをする若者達、飛び交うコウモリ。
夜公園の隅で寝ているとテント近くのベンチに酔っ払ったゴリゴリの若者2人が座って野外二次会を始めました。
怖いなーとビクビク声を聞いていると、
よりゴツい方の好きな子が別の人と結婚したそうで、なかなかショックを受けており、
もう片方の並みにゴツい男は優しく慰めながら、音楽をかけました。
SPEED : WHITE LOVE
沖縄にも冬が来たみたいです。
とりあえずテントの近くで雪を降らせないでほしいです。
その後もSEAMOやら倉木麻衣といった懐メロとも言えない年代の歌が続き、私はこの島に着いてタイムスリップしたのではないかとワクワクさんでしたが、
起きるとYahooニュースではピコ太郎。
昔の人ばかり登場し、結局タイムスリップしたのかどうかあやふやです。
そんな沖縄ではやはり"美ら海水族館"に行っておこうと男1人で単独突破してきました。いつでも気持ちは香車です。
わあすごい。
わあー。
わあー。。。
なぜか1人だと早足になってしまうものです。
既知の事実ですが、テーマパークの類いは誰かとがベターですね。
さすが天下の美ら海だけあって水槽はバカでかくて迫力がありましたが、個人的には、無理とはわかっていても生きているウバザメかリュウグウノツカイが見たいです。
あとはこれまたベタに"首里城"に。
これまで色んな城を見てきましたが、首里城は特殊でした。
それもそのはずです、当時沖縄は日本国ではなく琉球王国として本当に別の国。
戦う拠点というよりは政治拠点という感じでしょうか。
赤いというだけで立派に見えるのはなぜなんでしょう。
私も赤くなりたいです。
沖縄は国際通りなど観光に特化した通りが有名ですが、それよりも一本ローカルな道に面白さが詰まっていると思います。
細い路地に広がる市場も日本っぽくないですし
こんなんもう東南アジアのそれです。
だらだら歩いているだけで面白いです。
泊まったゲストハウスだって、1泊800円とか1,200円とか。
ベッド数の半数の人はもう住んでました。中は生活があります。
あと沖縄飯はやはり他の県とは全く別物が多く、個人的には好きな味です。そもそも飯屋も多いです。
おそらくゴーヤとコンビーフと豆腐を卵と塩胡椒で炒めただけなのだろうけども、美味い。
現地のものだからなのかゴーヤが全然苦くないです。小さな沖縄そばと刺身付き定食で700円
タコライス
なんだか納得のいかなかったタコライスという料理。
美味いは美味いんですがこれじゃない感をずっと思っていました。
ここで謎が解けましたが、隣に付いていたタコス、これが最高に美味かった。
タコスありきのタコライス、正解は越後製菓でした。
サータアンダギー
市場や道の駅で必ず売ってます。60〜100円
揚げたては予想を超えるサクうまです。
昔ながらのドーナツのような優しい味。
揚げたてではないやつは優しい小麦粉の塊です。
他にもミミガーやらラフテーやらもずく天ぷらとか、オリオンビールが進むものばかり。
お陰様で内臓を壊し、胃腸炎になりました。2日間寝たきりでした。
ストレスなくても胃はやられるのだと勉強になりました。
本島は修学旅行生の聖地でしたが、もちろん海も綺麗でしたし、宿も飯屋は安いし、沈没するには最適な場所です。
ただやることがないです。
行くなら離島がいいのかも知れません。
名前はわかりませんが、かっこいい島があったので次回の楽しみにしているところです。
離島離島言っときながら本島でなんだか満足してしまったので、しばらく本島に沈没して長かったこのチャリンコ旅を締めたいと思います。
次回「ペン終わりのはじまりパイナップル」
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