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再出発。 東京まとめ

ガンジーも家に帰ると手洗いうがいで細菌を殺していたのか気になっている志水です。

 


1カ月の東京滞在を終え、とうとう本日再出発いたしました。

 

と言っても2週間かけて長野県の北アルプス方面へ向かい、また山小屋で1カ月半滞在するのですが。

 

 

 

世界的観光都市であり、人が忙しく動き、希望や夢を持ってくる街、人間が死んでるようで生きている街、今昔が混じり合い、日本という国を凝縮したカオスで面白い東京について最後にまとめておきます。

 

始めに言っておきます、すっげえ長えです。画面スクロールで手が疲れそうな方は、ふとんに仰向けになり、携帯を顔に乗せ、鼻でスクロールしながらお楽しみください。

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地区ごとにダイジェストでまとめてみます。

 

 

 

上野

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公園、動物園、博物館で有名な上野。

私が働いていたゲストハウスもこの近くにあったため、よくこの辺には来ていました。公園は緑を求める人たちでにぎわっています。暑い日に昼間から公園で飲むビールは最高でしたね。

上野近く御徒町付近のガード下には安い飲み屋が並び、平日でも昼から飲んでいる人がたくさんいます。

また、アメ横もそのすぐそばにあり、商売人の威勢のいい声が響いています。ちなみに「明日閉店です!お世話になりました!!」という店が私がいる間はずっと閉店セールでした。 アメ横の地下街には日本とは思えないような市場が広がっています、アジアが好きな方はぜひ見てほしいです。

近くの"3331 Art Chiyoda"は廃校をリノベーションして芸術を中心としたショップやイベントスペース、アトリエやオフィスを入れたアートスペースです。廃校跡でこんなに盛り上がることができるとはゴイスです。校舎前のベンチでは疲れたサラリーマンがご飯を食べたりしています。

www.3331.jp

 

 

新宿

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言わずも知れた"夜の街"

人が堂々とエゴむき出しで歩いています。人の量も多いため必然的に欲望の数も膨大。しかし想像よりも恐い兄ちゃん達はいなかったように思いました。僕が思っただけなのでしょうか。新宿スワンの世界は見えないところにあったのかもしれません。

kokorozashimizu.hatenablog.jp

 

 

谷中

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小さな商店街を中心とした地区。猫のまちでもあります。

そして散歩が面白い地区です、歩くとポツポツと雰囲気のいいカフェやギャラリーが。個人的には銭湯を改装して作ったギャラリーがよかったですね。

www.scaithebathhouse.com

商店街ではコロッケが30円で売っていたり、超人気のかき氷屋さんなどもありますので、カロリー大好きなあなたにぴったりです。

 

 

浅草

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観光名所の"浅草寺"まで続く通りは圧巻。

いつも人でごった返しています。しかし、人がたくさんいるというのは悪い意味だけではなく、毎日縁日気分が味わえるためいいなあとも思いました。ずっしりとした芋ようかんが人気、さつまいも感の強い味、美味美味ですぞ。

浅草寺で手を合わせる前にみてほしいのが天井、あまり気にしていない人が多いですが、古日本を表す絵の規模と技術には見入ってしまうと思います。

また、近くには遊園地の"花やしき"がありますが、それよりも"まるごとにっぽん"なるビルが各地の美味しいもの、おもしろいものをキレイに売っていて、見ているだけで飯2杯いけそうでした。

 

 

原宿

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原宿と言えば、通り沿いに店がひしめき、変わったファッションに花が咲き、観光客はクレープでも食っとけというイメージがありましたがそれは原宿の竹下通りのことでした。

本当に面白いのはその奥の原宿通り界隈で、建物から面白いギャラリーや、おしゃれな飲食店が点在、そして通りまでかっけえです。そのまま歩き抜ければあっという間に表参道、高級用品店を前に腰が抜けてしまうでしょう。

ちなみにワタリウムという本屋と美術館が合わさった施設、そして下のURLのギャラリーが本当におすすめです。建物のつくりが面白い。

www.designfestagallery.com 

 

 

秋葉原

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エレクトリック×サブカル=爆発

オタクやマニアにはここはたまらないでしょう、コアな趣味でも専門店が必ずあることでしょう。秋葉原ヨドバシカメラなんかは店員さんもマニアなので、店のモノを勧めるというよりもこれはこうだからあっちのやつを買った方がいいすよ!なんて教えてくれます。地方の電気屋さんもこうであってほしい。

また、歩行者天国を歩いていると傘の店頭販売をやっていました、秋葉原で傘?と思い、近づいてみるとアニメの キャラクターのスカートの中に入った気になれるやつだそうで、傘を広げるとおパンツがお丸見えではありませんか。それに並ぶ人々。願望が爆発してます。これを考えた人は天才だなと、いえ、ただの変態だなと。

近くのガード下をオシャレな店舗群へリノベーションしたmAAch マーチ エキュートもショップ同士のつながり方が面白くオヌヌメです。

 

 

渋谷

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昔のギャルとハチ公の街。ギャルが消え、今はただのハチ公の街。

毎日交差点がスクランブルしており、携帯電話がどこかで鳴っています。その様子を向かいのビルの2階スタバより眺める観光客。ムスカ大佐、言ってしまいなさい。

渋谷周辺は買い物も飲食店もなんでもそろっている印象でした。そんな中で良かったのはヒカリエに入っているココ。

www.hikarie8.com

イベントが代わり替わりあるので飽きないでしょうし、展示もかっけえです。

 

 


下北沢

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最先端オシャレな人、学校帰りの高校生達、通り沿いでコーヒーを飲む人、シーシャを吸う人、それぞれが好きな時間を過ごしていました。
古着屋のお香の匂い、カフェからのオリーブオイルを熱した匂い、西日と共に焼き鳥の匂い、通りを進むと変わっていきます。
人々の笑い声と近所のおじちゃん達のたわいもない会話、どこからか聞こえてくるBGM。下北沢は面白かったです。

 

 

丸の内

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東京駅前のビル群が並んだ地区。

大手銀行や超有名企業のオフィスがあり、街も品のいいビジネスマンでひしめきます。飲食店やブランド店も高級で洒落たものが多く、その街を仕事帰りの若手サラリーマンとOLが手をつないで歩いていたりします。それを見て見ないふりをする私。地獄絵図です。デートをするとしたらこのあたりの散歩なんてかっこいいですね。するとしたら。

 

 

いま挙げた地区の他にも、 

新橋のサラリーマンの渦に飲み込まれたことや、吉祥寺のホッピー通りで方向感覚を奪われたこと、品川駅の空港のような旅前を味わえる感じ、スカイツリーソラマチのそうでもない感、高田馬場の学生天国、神田のアウトドアショップ天国、鶯谷のホテル街と静かで落ち着く感覚。

 

尻たがりなものでいろいろ行きました。

でも全然見きれてないです。おそらく長く住んでも見きれないでしょう。どんどん変化しますし。きりがないので尻を出して逃げることにしました。

 

 

 

東京では飯もたくさん美味いものを食べました。

 

新宿 思い出横丁「モツ串の煮込み」

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でっかい銅鍋で何時間も煮込まれたようなモツ、ビールに合わないわけがありません。高架下というロケーションも〇、働いていないのに働いた後な感じがしました。おーこわ。300円ぐらい

 

 

吉祥寺 piwang「チキンのカレーとカジキのカレーのハーヘンハー」

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地元の友人から勧められたカレー、きっちりとした盛り付けとは裏腹にスパイスが混じった複雑で深い味わい。ただのカレーも飽きたなあという方はぜひ。なまら美味い。1000円

 

下北沢 カフェ(店名忘れた)「カフェラテ」

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街の雰囲気や気温もあったのでしょうが、外でちょろっと休憩、特に変わった味はしないがGood。そして200円。

 

築地 山長「玉子焼」

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築地は玉子焼き屋さんがたくさん、どの店も食べ歩き用に1切れ100円前後で売っている。焼き立てでこれがまあ美味い。出汁が効いてるけど卵がしっかり甘い。こんなのがお弁当に入ってたら午後の仕事も頑張れそうですね。プロポーズの言葉は『僕に毎日玉子焼きとヤキモチを焼いてください』でキマリ。

 

 

青山 俺のフレンチ「フォアグラとトリュフのリゾット」

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一度は食べてみたいとなけなしの金をはたいて食べました。フォアグラのコク、トリュフは匂いではなく香りという表現がふさわしい。これはうまい。
ワインがマッチ、1人の私は店にミスマッチ。ワインとお通しチーズがついて2000円。

 

東京 つじ半「ぜいたく丼」

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北海道に住んでる私が美味しいと思うのですから間違いないでしょう。まず食べ方が普通の海鮮丼ではありません。まず先出のお刺身をつまみ、そこで様々な海鮮が混じったぜいたく丼登場。食べ終わると再度ごはんをついでくれ、濃厚な魚介出汁をかけてくれます。そこに先出の残しておいた刺身をのせます。味は言わなくてもいいでしょう。食はアミューズメント。そしてこれが1000円以内で食べれるというから驚き。

 

その他にもいろいろ。毎日原いっぱいでした。

 

 

 

 


面白い場所、美味いものがたくさん。移動も簡単。
都会アレルギーをたまに発症し、お金はなくなりますが何日あっても見きれないほど楽しいです。

東京で消費するサイクルに乗っかってしまったらキリがなく、抜けられそうにありません。そして田舎では面白いものがないと感じてしまうのも無理はないと思います。

それほど誘惑が多いです。

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最後にお世話になった『東京ゲストハウスtoco.』の皆さんへ。

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私はヘルパーというポジションでたった1カ月の間お手伝いさせていただきました。
宿からすると本当に多くのヘルパーやスタッフのうちの1人にしかならないと思いますが、私からすると忘れられぬ経験となりました。

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ゲストハウスをやりたいと言っているにも関わらず、掃除がめんどくさいと思う日がありましたし、共同生活でゲストが目まぐるしく変わる毎日に疲れる時がある人間であることを知りました。

ゲストハウスで働いている方々はすごいなあと思います。敬意を表してここに賞します。以下同文。


しかし、たわいもない挨拶や、ただいまおかえりという声でのコミュニケーションで仲良くなれるし、そしてなによりチェックアウトの時のゲストみんなの顔を見るとやっぱりいいよなあと思いました。

 

本当に良い人たちばかりだったなあと思うのです。ごく一部ですが勝手に挙げさせてもらいます。

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そして毎日「toco.飯」すげえ美味かったです。これからヘルパー希望の方、飯はすごいです。

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おかげで馬体重プラス5kg出発することができます。

 

自分はtoco.のようなしっかりした組織は作れる気はしないですが、違うスタイルとして、現在あるゲストハウスに魅了されたゲストハウス第2世代として周りと高め合っていい宿作ります。

 

 

最後のお見送りまであざます。

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さて、明日からだらだら行きますか。

 

 

 


次回「1192作ろう鎌倉爆発」

 

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